恐怖指数「VIX指数」を用いたChamiの売買戦略
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市場参加者の感情を反映することで知られる「VIX指数」

株式相場が急落した際、一気に吹き上がる指数ですが、投資家ならこのVIX指数の急騰を利用して儲ける売買を行いたい。

Chami(@poststand)がVIX指数を用いて行う売買手法を実際の売買成績と共に紹介します。



VIX指数とは:特徴

VIX指数(ビックスしすう)とは、米国のS&P500指数を対象としたオプションのボラティリティ(予想変動率)をもとに作成される指数です。

これでは意味がよくわかりませんが、簡単に言えば、指数が高いほどボラティリティが高まり、投資家の不安を抱いてており、数値が低い時は市場に対し安心感を抱いている状態を表します。

平時は、VIX指数は10~20以下で推移していますが、暴落時には30~40に一気に吹き上がります。

VIX指数は一気に吹き上がり、一気に下落する

以下は、VIX指数の日足チャートです。
VIXチャートの状況から、一気に値が吹き上がる特性があることがよくわかりますね。

直近では、2018年12月下旬に日経平均が19000円まで下落した際に、VIX指数が36までに、
2019年5月のGW後に株価が下落を始めた際に約1000円下落した際に、VIX指数が23まで
吹き上がっています。

VIX指数
VIX指数:日足チャート

日経平均
日経指数:日足チャート

上記、VIX指数と日経平均のチャートを見比べるとわかりますが、VIX指数が上がれば株価は下落するという逆相関の関係にあります。

私Chamiは、VIX指数がピークアウトし下落してくるタイミングを狙った売買を、クリック証券の【CFD】を用いて行っています。

そこで、以下では、このクリック証券CFDのVIX指数=「米国VI」をベースに話を進めてきます。

恐怖指数の注意点:恐怖が続こうがすぐに下落する

さて、VIX指数の値動きをチャートで確認したところで、もう少し、恐怖指数について深く理解しましょう

「恐怖指数」という名前だけだと、「恐怖が続いている下落相場ならずっと値を維持する」ように感じてしまいますよね。しかし、実際の値動きはそうではありません。暴落時に値が吹き上がっても、下落ペースが落ちてくる、或いは下がったまま株価が停滞している場合は、VIX指数は下落します。

オプション取引のボラティリティ

先に、VIX指数は、米国のS&P500指数を対象としたオプションのボラティリティをもとに作成される指数と説明しました。

オプションとは、金融商品のデリバティブの一種で、
①あらかじめ決めた「満期日」(限月)までに、
②あらかじめ決めた「価格」(権利行使価格)で、
③買ったり、売ったりする「権利」
のことです。

権利を買う場合は、「コール・オプション」、権利を売る場合は「プット・オプション」といいます。

株価が上昇すると予測される場合は「コール・オプション」の買いが増え、下落すると予想される場合は「プット・オプション」の売りが増加します。

VIX指数は、このオプション取引のボラティリティ(変動の大きさ)をもとに算出されます。つまり、ボラティリティが低下してしまうと、VIX指数は下がってしまからです。

VIX指数は暴落のヘッジに使えるか?

上述したVIXチャートを見る通り、VIX指数は一気に暴騰し、値動きの激しい指数です。そのため、VIX指数の上昇をとらえるのは非常に難しいのが現状です。

相場の変動を常に監視できる方なら、急騰を狙うこともできるかもしれませんが、日ごろからあまりトレードに時間を掛けていない方がVIX指数で売買するのは非常に難しいでしょう。

VIX指数を用いた短期売買戦略

それでは、値動きの激しいVIX指数を用いた投資戦略はないのでしょうか?

株価の急落タイミングを察知し仕掛けることは難しいですが、株価が大暴落すればニュースになるためその事実は把握できますよね。故、暴落が底をつけて反発したところで、VIX指数を売るのであれば、仕掛けやすい。そこで株価が底打ちして投資家の恐怖が少し和らいだタイミングで、恐怖指数が下落するのを狙ってCFDでVIX指数「米国VI」を売り仕掛けします

VIX売り例①:2019年4月~5月の株価急落時

値動きとVIXの仕掛け方

下のチャートは、2019年4月GMOクリック証券【CFD】のVIX指数と米ダウのチャートです。

米ダウCFDが一端の底をつけたのを確認し、VIX指数を売っています。うまく高値をとらえられれば、VIX指数の動きは速いので、一気に利益を得ることができます。

CFD:VIX指数チャート

CFD:日経平均指数チャート

取引履歴(結果)

下図は、上記売買における成績です。ピンク枠の部分がVIX(米国VI)を利益確定(買戻し)したトレードになります。

思惑通りに相場が動いたとき

VIX指数(米国VI)は値動きが激しいので、1本1本のポジションは小ロットで売り建てます。その後、思惑通りにさらにVIX指数が下落すると確信が持てたら売りポジションを追加して、利益増大を狙います。

思惑が外れて、VIX指数がさらに上昇したとき

万一、1本目の売りポジションを建てた後に、思惑に反してVIX指数が上昇してしまった場合も、「ナンピン」で買い上がります。

基本的に取引においてはナンピンはよろしくないとされていますが、私は以下のルールは守ることを前提にナンピンをしています。
・口座が破綻しない小ロット取引
・VIX指数が十分高い水準にある(少なくとも20以上)

なお、以下は5月14日~5月17日(4日間)の取引データですが、64,492円の利益確定になっています。

VIX買戻し

VIX売り例②:2019年8月上旬の株価急落時

値動きとVIXの仕掛け方

以下は、米ダウとVIX指数(米国VI)の値動きです。米ダウとVIX指数は見事なまでに反比例の動きをしています。

取引履歴(結果)

私は、もともと売り建てていた、米ダウがを25031で底をつけ、VIXもピークアウトしたのを確認したうえで、VIX指数(米国VI)が「20」以上で売りポジションを作りました。
思惑が当たり、その日のうちに米国VIポジションは下落したので、当日中に利益確定しました。

上記以外にも8月8日に以下の通り、利益確定しています(早く離隔しすぎましたが…)
下記だけで、利益確定額は55,458円となっています。
クリック証券CFD VIX指数売り 成績

クリック証券CFD「米国VI」を知る

米国VIの利益の計算方法

それえは、クリック証券CFDで米国VIを売買する場合の利益計算方法を確認してみましょう。

米国VIの場合、取引単位は10倍です。よって、利益は以下の計算式で求められます。

米国VIの利益計算

利益(円)=(建値-約定値)×枚数×取引単位10倍×ドル円レート

上記約定結果を例に計算すると、Chamiの裁定取引の1枚当たりの取引枚数=10枚、建値20.77、約定価格19.61、ドル円レート106.086なら、
利益(円)=($20.77-$19.61)×10枚×10倍=$116=$116×円レート106.086=12,306円
となります。

米国VIの必要証拠金

米国VIは、クリック証券では、「バラエティCFD」というカテゴリーに分類され、レバレッジは5倍です。必要証拠金は、取引金額の20%に相当する日本円が必要となります。

仮に米国VIの価格が$20.0、ドル円レート106.086なら、
$20×106.086×10倍×20%=4243円となります。

なお、この証拠金はいちいち計算しなくとも、売買前の画面に表示があるので、それを見れば大丈夫です。

CFD 米国VIの売買画面
クリック証券CFD トレード画面

米国VIの調整価格額とは

CFDによる売買は、株式投資の売買とあまり違いがないことがご理解いただけたと思いますが、上記 国VIの取引画面に「価格調整額」という耳慣れない言葉の記載がありますね。GMOクリック証券で米国VI(VIX投資)を取引すると、毎月1回「価格調整額」が発生します。

クリック証券ホームページ「価格調整額」に説明がありますが、正直理解しにくいです。

価格調整額とは、先物を乗り換える際に生じるコスト(ロールオーバーコスト)のことです。

先物トレードをしない人には馴染みがない考え方ですが、「先物取引」とは、期日●年●月●日価格▲円で取引するという契約です。よって、契約期日がくるとトレードができなくなります。そのため、よい将来の契約期日の先物に乗り換える必要が出てくるわけです。

まとめ:「ロールオーバー」とは

  • 限月(先の期日)のものにポジションの乗り換えることを「ロールオーバー」という
  • ロールオーバーは毎月1回発生する
  • その時かかるロールオーバーコストをGMOクリック証券CFDでは「調整価格額」とよび、毎月1回発生する

前節の図では、2019年8月14日に、「売り」の場合、1単位(10枚)当たり1691円がもらえ、「買い」の場合、1単位(10枚)当たり1691円支払いの必要が発生しています。

なお、金額は以下の式で計算できます。
計算:(期先-期近)×10枚×コンバージョンレート
   =($15.57-$14.01)×10枚×108.42=1691円

最後に

クリック証券CFDのVIX指数「米国VI」を用いたトレードについて、概要がご理解いただけたでしょうか。

【CFD】を利用すれば、取引にレバレッジ掛けられるので、取引に自信がある!ここが勝負!と思った時、少ない資金でも大きな取引ができるので、一気に利益を得ることができます。
但し、VIX指数は非常に値動きが荒いので、ポジションを持ったら必ずロスカットを設定しましょう。これは厳守してください。

CFD口座は非常に使える口座なので、いつでも売買できるように準備をしてくと、ここぞというチャンスで大きく掛けて、大きなリターンを得ることができるのでオススメです。
私はいつも、スマホでトレードしていますが、GMOクリック証券【CFD】ならスマホアプリもシンプルでトレードしやすいです。

CFD口座については以下の記事を参考にしてください。

投資で成功する極意!

リンクが未整備な部分は、今後、取り揃えていきます♪

実践トレーディングの心得
自分のトレードスタイルを決める
相場をリードしている銘柄を探す
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為替が動く時間帯を狙う
資金配分とポジション管理
売りこそ大きく儲けやすい
チャンスの時はポジションを増やして売買
期間を変えてチャートを見る
アノマリー・相場サイクルに注意する

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