恐怖指数「VIX指数」投資で暴落をチャンスに。下落相場を利用した取引戦略(VIX指数の特徴・チャートの読み方)
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市場参加者の感情を反映することで知られる「VIX指数」

株式相場が急落した際、一気に吹き上がる指数ですが、投資家ならこのVIX指数の急騰を利用して投資をしたい方も多いでしょう。

そんな方のために、VIX指数の基本的な解説から、相場急変時(暴落時)にVIX指数を用いて行う投資手法を私の実績を含めて紹介します。VIX指数は値動きの特報を理解することで、タイミング投資がしやすい投資手法です。是非、投資法をマスターしましょう。

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VIX指数とは:特徴

VIX指数(ビックスしすう)とは、CBOE(シカゴ・オプション取引所)が米国株式のだ表的な株式指数「S&P500指数」を対象としたオプションのボラティリティ(予想変動率)をもとに算出している指数で、別名「恐怖指数」と呼ばれます。

「恐怖指数」と呼ばれる所以は、VIX指数は米国株式指数S&P500が暴落すると、一気に跳ね上がるからです。S&P500は米国の大企業500の株価を指数化したもので、日経平均株価のようなものです。

S&P500が暴落が急激なほど、VIX指数は一気に高くなり、投資家の不安を表します。一方、相場の不安が沈静化してくると、S&P500の上昇よりも早く、VIX指数は低下し、投資家の間に安心感が出てきたことを示しますを表します。

VIX指数は別名「恐怖指数」
VIX指数は別名「恐怖指数」
株価が下がると急騰する

VIX指数は株価と反対の動きをする(株価下落でVIXは上昇)

VIX指数は、値動きの目安として、相場平常時は、VIX指数は10~20以下で推移しますが、暴落相場では30~40に一気に上昇する特徴があります。また、暴落の嵐が去ると、20以下の水準で、あまり大きな値幅なくウロウロと推移します。

以下は、VIX指数と日経平均を並べた日足チャートです。
※今回は、皆さんになじみの深い日経平均とVIX指数の値動きを比較しますが、米国S&P500が暴落する場面では同様に日経平均も下落しているとお考え下さい。

VIX指数
VIX指数:日足チャート

日経平均
日経指数:日足チャート

上記、VIX指数と日経平均のチャートを見比べるとわかりますが、VIX指数が上がれば株価は下落するという逆相関の関係にありますね。また、株価が下落すると、VIX指数が一気に上昇する特徴があることがよくわかりますね。

上記チャートにおいては、
2018年12月下旬に日経平均が19000円まで下落した際に、VIX指数が36までに、
2019年5月のGW後に株価が下落を始めた際に約1000円下落した際に、VIX指数が23まで
吹き上がっています。

Chamiの一言
後程詳しく解説しますが、私Chamiは、VIX指数がピークアウトし下落してくるタイミングを狙った売買を、クリック証券の【CFD】を用いて行っています。

【重要】VIX指数の値動きの特徴:VIX指数が跳ね上がる期間は短い

さて、VIX指数の特徴的な値動きをチャートで確認したところで、もう少し、VIX指数の値動きの特徴を深く理解していきましょう。

「恐怖指数」という名前を聞くと、「恐怖が続いている下落相場期間中、VIX指数はずっと高水準を維持する」ように思いますよね。しかし、実際の値動きはそうではありません。株価が急落し、VIX指数が吹き上がった後、株価がもとに戻らなくとも(上昇せずとも)、VIX指数は下落します。

つまり、株価指数とVIX指数は反比例の値動きをするわけではありません。VIXは暴落時の暴落不安が最高点に達したときにピーク値を示しますが、それが終ると株価が戻らずとも急速に下落をはじめ、再び、平穏な20以下に値を戻していくのです。

VIX指数長期チャート(月足)でVIX指数の値動き確認

VIX指数長期チャート
VIX指数長期チャート(月足チャート):TradingViewチャート

上記は、1994年以降のVIX指数月足長期チャートです。このチャートを見ると、VIX指数=$16が相場安定期と相場不安定期を分ける重要価格となっていると思われます。

VIX指数:過去の高値

市場が不安定になりVIX指数が高くなったイベントは何で、いくつまで上がったか見て行きましょう。
VIX指数の最高値は2018年10年24日:世界金融危機の時で89.532番目の高値が今年2020年3月18日:コロナショックでつけた85.46になります。

日付VIX指数値イベント
1997/10/2848.64アジア通貨危機
1998/10/849.53ロシアデフォルト
2001/9/2149.35911同時多発テロ
2002/7/2448.46エンロン不正会計事件
2002/8/545.21ワールドコム破綻
2008/9/1842.16リーマン・ブラザーズ破綻
2008/10/24 89.53 世界金融危機
2010/5/2148.2PIIGS国債懸念
2011/9/947.56米国債格下げ
2011/10/446.88ギリシャ国債デフォルト危機
2015/8/24 53.29中国経済失速懸念
2018/2/650.3アメリカ長期金利上昇
2020/3/12 69.26コロナショック

バフェット指数でみる「コロナショック」

ちなみに割高割安を測る指標で超有名なNYダウの「バフェット指数」(株式市場の時価総額÷その国のGDP×100)は今回のコロナショックでは100手前の103.4で反発しています。一方、2008年のリーマンショック時はバフェット指数は51.37まで下がりました。

2020年4月上旬時点では、NYダウは大きく反発していますが、本当にこのショックがこれで終わりなのか、注視する必要があります。

オプション取引のボラティリティ

先に、VIX指数は、米国のS&P500指数を対象としたオプションのボラティリティをもとに作成される指数と説明しました。

オプションとは、金融商品のデリバティブの一種で、
①あらかじめ決めた「満期日」(限月)までに、
②あらかじめ決めた「価格」(権利行使価格)で、
③買ったり、売ったりする「権利」
のことです。

権利を買う場合は、「コール・オプション」、権利を売る場合は「プット・オプション」といいます。

株価が上昇すると予測される場合は「コール・オプション」の買いが増え、下落すると予想される場合は「プット・オプション」の売りが増加します。

VIX指数は、このオプション取引のボラティリティ(変動の大きさ)をもとに算出されます。つまり、ボラティリティが低下してしまうと、VIX指数は下がってしまからです。

VIX指数は暴落のヘッジに使えるか?

上述したVIXチャートを見る通り、VIX指数は一気に暴騰し、値動きの激しい指数です。そのため、VIX指数の上昇をとらえるのは非常に難しいのが現状です。

相場の変動を常に監視できる方なら、急騰を狙えますが、日ごろからあまりトレードに時間を掛けていない方がVIX指数の上昇に乗り売買するのは難しいでしょう。

VIX指数は一気に跳ね上がるので、投資タイミングを逃しやすい
VIX指数は一気に跳ね上がるので、投資タイミングを逃しやすい

VIX指数の急騰からの下落に乗る短期売買戦略

それでは、値動きの激しいVIX指数を用いた投資戦略はないのでしょうか?

株価の急落タイミングを察知し仕掛けることは難しいですが、株価が大暴落すればニュースになるためその事実は把握できますよね。故、暴落が底をつけて反発したところで、VIX指数を売るのであれば、仕掛けやすい。そこで株価が底打ちして投資家の恐怖が少し和らいだタイミングで、恐怖指数が下落するのを狙ってVIX指数を売り仕掛けします

さて、ここで、VIX指数の売りに用いるのが、GMOクリック証券の【CFD】口座で、銘柄名「米国VI」を売買します。

GMOクリック証券CFDの「米国VI」を売買する理由
①なぜ、CFD会社の中でGMOクリック証券のCFDがおすすめなのか、
①他にもVIX指数関連の銘柄が存在するのに、なぜ「米国VI」がおすすめなのか
の解説は以下にまとめているので参考にしてください。

【VIX売り売買事例①】2019年4月~5月の株価急落時

値動きとVIXの仕掛け方

下のチャートは、2019年4月GMOクリック証券【CFD】のVIX指数と米ダウのチャートです。

米ダウCFDが一端の底をつけたのを確認し、VIX指数を売っています。うまく高値をとらえられれば、VIX指数の動きは速いので、一気に利益を得ることができます。

CFD:VIX指数チャート

CFD:日経平均指数チャート

取引履歴(結果)

下図は、上記売買における成績です。ピンク枠の部分がVIX(米国VI)を利益確定(買戻し)したトレードになります。

思惑通りに相場が動いたとき

VIX指数(米国VI)は値動きが激しいので、1本1本のポジションは小ロットで売り建てます。その後、思惑通りにさらにVIX指数が下落すると確信が持てたら売りポジションを追加して、利益増大を狙います。

思惑が外れて、VIX指数がさらに上昇したとき

万一、1本目の売りポジションを建てた後に、思惑に反してVIX指数が上昇してしまった場合も、「ナンピン」で買い上がります。

基本的に取引においてはナンピンはよろしくないとされていますが、私は以下のルールは守ることを前提にナンピンをしています。
・口座が破綻しない小ロット取引
・VIX指数が十分高い水準にある(少なくとも20以上)

なお、以下は5月14日~5月17日(4日間)の取引データですが、64,492円の利益確定になっています。

VIX買戻し

【VIX売り売買事例②】2019年8月上旬の株価急落時

値動きとVIXの仕掛け方

以下は、米ダウとVIX指数(米国VI)の値動きです。米ダウとVIX指数は見事なまでに反比例の動きをしています。

取引履歴(結果)

私は、もともと売り建てていた、米ダウがを25031で底をつけ、VIXもピークアウトしたのを確認したうえで、VIX指数(米国VI)が「20」以上で売りポジションを作りました。
思惑が当たり、その日のうちに米国VIポジションは下落したので、当日中に利益確定しました。

上記以外にも8月8日に以下の通り、利益確定しています(早く離隔しすぎましたが…)
下記だけで、利益確定額は55,458円となっています。
クリック証券CFD VIX指数売り 成績

クリック証券CFD「米国VI」をもっとよく理解する

米国VIの利益の計算方法

それえは、クリック証券CFDで米国VIを売買する場合の利益計算方法を確認してみましょう。

米国VIの場合、取引単位は10倍です。よって、利益は以下の計算式で求められます。

米国VIの利益計算

利益(円)=(建値-約定値)×枚数×取引単位10倍×ドル円レート

上記約定結果を例に計算すると、Chamiの裁定取引の1枚当たりの取引枚数=10枚、建値20.77、約定価格19.61、ドル円レート106.086なら、
利益(円)=($20.77-$19.61)×10枚×10倍=$116=$116×円レート106.086=12,306円
となります。

米国VIの必要証拠金

米国VIは、クリック証券では、「バラエティCFD」というカテゴリーに分類され、レバレッジは5倍です。必要証拠金は、取引金額の20%に相当する日本円が必要となります。

仮に米国VIの価格が$20.0、ドル円レート106.086なら、
$20×106.086×10倍×20%=4243円となります。

なお、この証拠金はいちいち計算しなくとも、売買前の画面に表示があるので、それを見れば大丈夫です。

CFD 米国VIの売買画面
クリック証券CFD トレード画面

米国VIの調整価格額とは

CFDによる売買は、株式投資の売買とあまり違いがないことがご理解いただけたと思いますが、上記 国VIの取引画面に「価格調整額」という耳慣れない言葉の記載がありますね。GMOクリック証券で米国VI(VIX投資)を取引すると、毎月1回「価格調整額」が発生します。

クリック証券ホームページ「価格調整額」に説明がありますが、正直理解しにくいです。

価格調整額とは、先物を乗り換える際に生じるコスト(ロールオーバーコスト)のことです。

先物トレードをしない人には馴染みがない考え方ですが、「先物取引」とは、期日●年●月●日価格▲円で取引するという契約です。よって、契約期日がくるとトレードができなくなります。そのため、よい将来の契約期日の先物に乗り換える必要が出てくるわけです。

まとめ:「ロールオーバー」とは

  • 限月(先の期日)のものにポジションの乗り換えることを「ロールオーバー」という
  • ロールオーバーは毎月1回発生する
  • その時かかるロールオーバーコストをGMOクリック証券CFDでは「調整価格額」とよび、毎月1回発生する

前節の図では、2019年8月14日に、「売り」の場合、1単位(10枚)当たり1691円がもらえ、「買い」の場合、1単位(10枚)当たり1691円支払いの必要が発生しています。

なお、金額は以下の式で計算できます。
計算:(期先-期近)×10枚×コンバージョンレート
   =($15.57-$14.01)×10枚×108.42=1691円

最後に

クリック証券CFDのVIX指数「米国VI」を用いたトレードについて、概要がご理解いただけたでしょうか。

【CFD】を利用すれば、取引にレバレッジ掛けられるので、取引に自信がある!ここが勝負!と思った時、少ない資金でも大きな取引ができるので、一気に利益を得ることができます。
但し、VIX指数は非常に値動きが荒いので、ポジションを持ったら必ずロスカットを設定しましょう。これは厳守してください。

CFD口座は非常に使える口座なので、いつでも売買できるように準備をしてくと、ここぞというチャンスで大きく掛けて、大きなリターンを得ることができるのでオススメです。
私はいつも、スマホでトレードしていますが、GMOクリック証券【CFD】ならスマホアプリもシンプルでトレードしやすいです。

CFD口座&VIXについてはさらに理解を深めうるには、以下のリンク集を参考に!

投資で成功する極意!

リンクが未整備な部分は、今後、取り揃えていきます♪

実践トレーディングの心得
自分のトレードスタイルを決める
相場をリードしている銘柄を探す
エッジ(優位性、勝てる確率)を意識する
為替が動く時間帯を狙う
資金配分とポジション管理
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チャンスの時はポジションを増やして売買
期間を変えてチャートを見る
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この記事を書いた人

chami(チャミ)

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好奇心旺盛に楽しく生きるをモットーとする、弱小個人投資家。
身銭を切って、株/FX/CFD/仮想通貨など取引。以下の2点を投資の基本方針に、税・節約なども意識し、賢く資産を増やす方法を探求中。

・税制優遇制度はしっかり利用し投資
・市場を問わず、底値買いして一定期間保有

趣味は、海外旅行読書ジムサウナ
ライフ:気軽なバツイチ、おひとりさま女

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