【スパンモデルとは】株式・FXのトレンド判断ができる一目均衡表の簡易版。使い方・設定法・利用可能なFX会社を解説

一目均衡表は投資判断に役立つインジケーターと聞いても、線が複雑でどう使ったらいいのかわからない、とお思いの方は多いのはず。私も今でこそ、投資判断に一目均衡表を使っていますが、最初は難しくて見方がわかりませんでした。

そんな時に出会ったのが、一目均衡表をベースにもっとカンタンに投資判断ができるスパンモデル

とても分かりやすい稼げるインジケーターなので、是非、多くの人に使ってほしい。

本記事では、スパンモデルの基本から、使い方、スパンモデルが使えるFX口座まで、一から解説します!

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12月11日 01:59まで

スパンモデルとは

スパンモデルは、マーフィーこと、柾木利彦(まさき としひこ)さんが考案した「売買のタイミング」が簡単に判断できるインジケーターです。このインジケータをチャートに表示することにより、「現在の相場は買い優勢か、売り優勢か」「どのタイミングで売買をしたらいいか」が簡単に見極めることができます。

下のチャートは、スパンモデルをチャート上に表示したものです。スパンモデルは、「紫の線」「青い線」「赤い線」の3本の線からなります。次の節では、これらの線が何なのか、そして、一目均衡表との違い何なのかを見ていきましょう。

スパンモデルと一目均衡表の違い

一目均衡表とは

一目均衡表って、非常にたくさんの線が一度に表示されて複雑ですよね。
具体的には、「基準線」「転換線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」の5本の線で構成され、どちらも「先行スパン1」「先行スパン2」に囲まれた「雲」というゾーンを持つのが特徴です。中でも、投資判断に重要なのが「遅行線」と「雲」です。

ではなぜ、一目均衡表が多くの人に支持されているのか?「遅行線」と「雲」が大事なのか?

ポイント遅行線や雲と値動きとの位置関係で未来の値動きを予測することができるからです。

一目均衡表の説明は複雑なので、ひとまず、上記これだけ覚えておいてください。

スパンモデルは一目均衡表の簡易版

一方、スパンモデルは、形は一目均衡表とそっくりで、「紫の線」「青い線」「赤い線」の3本、および、赤と青の線からできる「雲」からなります。これは、一目均衡表の遅行線(遅行スパン)と雲の上限・下限(先行スパン1,2)に相当します。

スパンモデルと一目均衡表との違いは、一目均衡表では雲が未来にできるのに対し、スパンモデルではリアルタイムに描画されます。簡単に言えば、一目均衡表の雲を26足分先に平行移動して表示しているのです。

ポイントこの方法により、トレンドの形成をいち早く知ることができます。

スパンモデルの使い方:「売り/買いエントリー」の見極め方

それでは、スパンモデルの使い方として、具体的な投資判断の仕方を見てきましょう。

スパンモデルはトレンド系インジケーターで、基本的に「トレンドフォロー戦略」で使用します。

つまり、

雲の色がなら、買い(ロング)、
雲の色がなら、売り(ショート)、の戦略でポジションを持ちます。

そして、この「買いエントリー」「売りエントリー」のシグナルタイミングを以下のように判断します。

青い線赤い線の上になったら「買いエントリー」
青い線赤い線の下になったら「売りエントリー」

ただ、これだけです。判断が非常にシンプルですね。

投資判断に最も大事な「遅行スパン」

さらに角度を高めるために使われるのが紫色の線「遅行スパン」です。この線は、マーフィー氏が最も大事な役割を果たすと述べ、以下のように定義しています。

ポイント遅行スパン、「相場の予測ができる」唯一の存在。

遅行スパンを使うと、「相場がこれから上がっていくのか、下がっていくのかが、見えてくるようになる」になり、プロトレーダーが躊躇するような場面でも、平気でエントリーしていけるようになっていけます。

「遅行スパン」の正体
さて、それほど重要な遅行スパンの正体ですが、実は単純です。

遅行スパンとは、
ローソク足の終値を線でつなぎ、それをローソク足26本分後ろに移動させただけの線です。

それだけの線にも関わらず、この線とローソク足との位置関係を見るだけで今の相場の基調を把握できます。

具体的には、以下のように投資判断に活かします。

遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足を上回って推移していれば、買い優勢
遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足を下回って推移していれば、売り優勢
遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足と重なっており絡んでいれば、持合い

スパンモデルをチャートで確認して、理解を深めよう

それでは、実際のチャート上で、スパンモデルを確認してみましょう。
このような指標判断は、実チャートで実践してみるに限ります。時々刻々と変わるチャート上で確認すれば、早期にその指標の特性が理解できます。

以下は、DMM証券のプレミアチャートで表示したスパンモデルです。チャート上にチャートの読み方のポイントを図解しました。

スパンモデルで投資判断方法を学ぶ~DMM証券プレミアチャート

ポイント日足線と「雲」と「遅行線」の位置関係を把握することが大事です。
・日足線が雲の上と下のどちらに位置するか?
・雲のねじれは?
・遅行線と日足線の位置関係は?
上記を意識すれば、簡単に投資判断できます!

スーパーボリンジャーとスパンモデルが使える国内FX業者

スーパーボリンジャーとスパンモデルは多くの国内FX会社に採用されています。
以下の会社なら、簡単にチャート表示が可能です。
詳しく学ぶ前に、まず使ってみたいというかたは、以下の会社に口座を持つとよいです。

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スパンモデルについてより深く学べる情報源

マーフィー氏の本

まずは本から学びたい方向けの本です。

マーフィー氏のダウンロード教材

シンプルを極めた「8つの条件に従ったトレード手法」がWeb動画で学べるダウンロード教材。

随分昔になりますが、私も動画教材で学びました。本のチャートで学ぶより動画で学ぶ方が格段に理解が進みました。投資系の教材は10万円以上するものも多い中、価格もかなり安価です。

美味しいエントリーのチャンスが近づくと、すぐなるをメール総hうしてくれる『スパンモデルシグナル配信』もあります。

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▼参考:一目均衡表初心者にオススメ
スパンモデル
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▼その他、売買テクニック
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