高価な生命保険・医療保険は不要。保険見直しで苦しい家計改善。山崎元さん/堀江貴文さんの保険の見直し方も紹介
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マイホームに続き、家計の2番目に大きな支出と言われる生命保険・医療保険

もし、あなたが、毎月、いくら保険料を払っているか把握していないとすれば、生命保険・医療保険の補償内容も十分理解できておらず、万一の時に本当に家族を守る保険とはなっていないのではないでしょうか?

不安だから・・・と、月の保険料合計額も把握せぬまま、複数の生命保険・医療保険の保険料を払い続けているなら、見直しが必要。世帯状況によっては、「保険に入らない」「保険料解約」という選択もあるはずです。私も過去に、某生保にカモられ保険契約をした過去があります…

では、どのように保険を見直したらいいのか?簡単・シンプルな保険の見直し方を紹介します。

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家計の年間保険料平均額は38.2万円、世帯年収の7%以上

「生活保険文化センター」が調査した「平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」(平成30年12月発行)」によると、以下のような結果が出ています。

生命保険・医療保険の加入状況

項目平成27年平成30年
生命保険の世帯加入率89.2%88.7%
加入件数3.8%3.9%
普通死亡保険金額2,423万円2,255万円
うち、世帯主の死亡保障1,406万円1,509万円
うち、世帯主の疾病入院給付金日額9.9万円9.6万円
年間払込保険料平均額38.5万円38.2万円
世帯収入に占める割合7.4%-%

生命保険の世帯加入率、保険料額は、年々減少傾向にありますが、いまだ、多くの家庭が保険に加入。なんと、世帯年収に対して7%以上の保険を支払っています。

生命保険・医療保険の加入の目的と加入チャネル

同調査結果から、加入の目的と加入チャネルは以下のようになっています。

加入目的①医療費・入院費のため:57.1%
②万一のときの家族の生活保障のため:49.5%
加入チャネル①生命保険会社の営業職員:53.7%
②保険代理店の窓口や営業職員:17.8%

上記の結果から見えてくるのは、
不安を感じて生保セールスマンに相談→話を聞いて、さらに不安になり、生命保険・医療保険に加入
という構図ではないでしょうか。

そうだとすれば、生保セールスマンのカモになっている可能性が否めません。

入院

まずは理解:保険の基本の「キ」

保険に加入する場合は、そもそも本当に必要な「保険」を理解せずして、自分に合った保険を選ぶことはできません。自分を取り巻く環境によっては、そもそも、保険に入る必要のない人もいます。

保険の3つの役割

「保険」と言われると、「万一の時に自分を守るためのもの」という認識はあると思いますが、どのような種類があるかご存知でしょうか?

大別すると以下の3つに分けられます。

保険の3つの種類

①死亡保険:死亡した場合に家族を守る保険
②医療保険:病気になった時に自分を守る保険
③養老保険:貯蓄性のある保険

3つの保険の必要性

上記3つの保険は、厳しい言葉で整理すると、以下のように整理できます。

①死亡保険

世帯を支える扶養者が死亡の場合は、残された家族の生活が立ち行かなくなる。子供が小さいうちは特に大きな備えが必要(子供の成長と共に必要額は減る)。必要な備え

②医療保険

人生においては時々起こりうる。ただし、保険以外で金銭的な備えがあれば、別に保険でなくても対応可能

③養老保険

老後に備える貯蓄。特に保険で備える必要なし。他の方法でも代替可能

保険で備える必要があるもの/ないもの

そもそも、保険は、めったに起こらないけれど、もし起きたら莫大なお金がかかり、自分ではどうしようもないことへのリスクヘッジです。

このように考えると、以下の保険は意味があると言えます。

必要:家族を養う世帯主の死亡保険

家族を養う「世帯主の死亡保険」は意味があります。ただし、養う人がいなくなる(子供が成長して扶養がはずれるなど)なれば、必須のものではありません。

必要:自動車保険

自動車保険は加入意味があります。物損はもとより、人身事故となった場合、その賠償金を事故で捻出することは非常に困難だからです。
ただし、今は行っている保険が他社に対して高すぎないかは確認しましょう。
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自動車事故

不要:独身者の死亡保険

守るべき人がいない独身者がみずから死亡時2000万円が支払われる死亡保険に入っていても全く意味がありません。保険金の受取対象となる人が喜ぶだけの話です。

まとめ:簡単シンプルな保険の見直し方

さて、上記をもとに、本当に加入の必要がある生命保険・医療保険をまとめてみます。

山崎元さん流:保険の見直し方

私がマネーの指南者としている楽天証券の山崎元さんは、著書「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」の中で以下のように結論付けています。

【結論】生命保険・医療保険のかけ方・見直し方

  • 守るべき家族がいない独身に高額な保険はいらない
  •  

  • 生命保険に入る必要があるのは「家計を支える世帯主」
    保険の掛け方:

    • ネットの保険会社で子供が自立するくらいまでの10~20年、最低限の期間に掛け捨て型を選択
    • 「残される家族の人数」×約1000万円の死亡保障だけの特約のないシンプルな保険を選ぶ。1人当たり1000万円でも、公的セーフティーネット「遺族年金制度」を利用すれば、費用は賄える

    関連記事遺族年金をもらうには国民年金保険料支払いが必須。実際もらえるお金は?

  •  

  • 半分の確率でがんになるため、保険で対応しようとしないで、貯金をする
    有効な治療の大半は、高額療養費制度の利用で一定額以上払う必要ない
  • 自動車保険は必須
  •  

  • 貯蓄性のある保険(養老保険など)は全く不要
    貯蓄として非効率
  •  

  • 絶対やるべきは、非課税投資の「NISA」と「確定拠出年金」
    まずは、節税効率の高い確定拠出年金(iDeCo)で資産形成し、さらに資金余裕があれば「NISA」で積立投資する
    関連記事iDeCoで行う資産形成
    関連記事つみたてNISAで行う資産形成

堀江貴文さん流:保険の見直し方(扶養家族がいない人向け)

奥様・お子様など養う方がいない方なら、堀江貴文さんの保険の見直し方が超シンプル。

「保険より予防・検診」

がんになったときのことより、がんになることを未然に防ぐ検診お金を使うという考え方です。それ故、堀江さんは生命保険には入っていません。「保険」よりも「予防や検査」にお金を使う。非常に合理的な見直し方です。

病気になってからでは遅すぎます。医療が進んでいる現在は、人間ドック、がん検診、健康診断などで、防げるがんはたくさんあります。
しばらく何の検査も受けてないという方は、まずは、お近く或いは県内のどこで検査が受けられるのか、いくらぐらいするのかを確認、必要に応じて検査を受けましょう。

まずば病院・値段を確認しよう!
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Chamiも実践!生命保険の見直し・解約

私は、上記考えに沿って、過去に保険の見直し(解約)を行いました。

見直す前に加入していた保険は以下の通り。それぞれどう対応したか、解説します。

私Chamiの見直し対象保険

①親が私が幼少のころにかけた大手生保「生命保険(医療特約付き)」
②私が結婚直後に掛けた「養老保険(医療特約付き)」

バブル期加入 大手生保「生命保険(医療特約付き)」

一つは、親が私が幼少のころにかけた大手生保「生命保険(医療特約付き)」。
幼少の私に●千万円の死亡保険が必要だったか?と言われれば全く必要なし。親が保険のセールスマンにカモられたと言えます。親が私に何かあったら…と愛情をもってかけてくれたものですが、複雑な気持ち。生保レディはそんな「家族愛」をうまく利用し、セールスしているから、困ったものです。

ただ、この保険。保険で十分な資産形成ができたバブル期にかけたいわゆる「お宝保険」だったんです。生保会社にとっては、経営の首を絞めることになった逆ザヤ保険で、保険料が非常に済んでいました。

過去、私が10日間程入院したときにも医療保険特約を利用して、保険料を受け取っています。また、払い込み満了時期も残すところ数年の状態だったので加入継続することにしました。これで「80歳までの医療保険はカバー」できます。(ただし、昔の保険なのでカバー範囲には注意が必要 例)入院5日目から保険適用 など)

外資系生保「医療保険」と「養老保険」

結婚したときに、夫のビジネス上の知人の付き合いもあり、追加で入った保険です。
当時は、マネーリテラシーが低かったため、生保セールスマンの巧みなセールストークを聞いて、女性は「貯蓄性の保険」と「女性特約が付いた保険」に加入してけば安心と思って加入しました。

でも、今思うと、まんまとカモられた!当時の自分が無知すぎて腹立たしい。医療特約付き養老保険は速攻で「解約」しました。

マネーリテラシーがないとカモられると、痛感した次第です。

保険を見直し、効果的な資産形成をしよう

生命保険・医療保険を見直し・解約を行うと、その分のお金が浮いてきます。そのお金を、効果的に資産形成に活かすことが大事です。

そのために、以下の2つを行いましょう。

①自分で保険が見直せるなら、不要な保険の解約

保険証書を見て、保険の内容がご自身で理解できるなら、上記で説明した見直しルールをもとに、まずは不要な保険がないか、確認しましょう。

②専門知識がない方はFPに保険・家計の見直し相談

私は、自分で保険証券を読み解くことができたので、自分で生命保険・医療保険の見直し・解約を行いました。

しかし、保険証書の解読は本当に大変。ある程度、理解力がないと、見直しもままなりません。また、やみくもに解約すると、入り直しができないので、かえって損しないとも限りません。

そんな時はFP(ファイナンシャルプランナー)に保険証書+家計診断をしてもらって意見を聞くといいと思います。ただ、彼らも新しい保険の加入を勧めてくる可能性がありますから、意見は意見として聴き、安易に提案にのらないようにしてください。

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※意見とオススメを大事です。質問して知識習得して、賢くなって、カモられないようご注意を。

③浮いたお金をiDeCo、NISAの掛金に回そう

保険の見直しで浮いたお金を生活費で使ってしまっては消費・浪費が増えるだけで意味がありません。

5000円以上浮くようならiDeCo、それ以下ならつみたてNISAの掛金に回しましょう。

なぜ、5000円なのかは、iDeCoの最低掛金が月5000円~だからです。iDeCoを行えば、この掛金全額が所得控除対象となり、毎年の税金が減り、将来、運用益がでれば、その運用益にもほとんど(あるいは全額)税金がかかりません。

5000円に満たない場合は、つみたてNISAで積立を行いましょう。運用益が全額非課税で資産形成できます。

iDeCo、NISAについては、以下に詳しく始め方をまとめていますのでご参考に。