【保険見直しのススメ】高価な生命保険・医療保険は不要。知識がなくてカモられた私の失敗談 & どのように見直したか
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マイホームに続き、家計の2番目に大きな支出と言われる生命保険・医療保険

もし、あなたが、毎月、いくら保険料を払っているか把握していないとすれば、生命保険・医療保険の補償内容も十分理解できておらず、万一の時に本当に家族を守る保険とはなっていないのではないでしょうか?

不安だから・・・と、月の保険料合計額も把握せぬまま、複数の生命保険・医療保険の保険料を払い続けているなら、見直しが必要。世帯状況によっては、「保険に入らない」「保険料解約」という選択もあるはずです。私も過去に、某生保にカモられ保険契約をした過去があります…

では、どのように保険を見直したらいいのか?簡単・シンプルな保険の見直し方を紹介します。


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家計の年間保険料平均額は37.1万円、世帯年収の約7%

家計の年間保険料平均額は38.2万円、世帯年収の7%以上

「生活保険文化センター」が調査した「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」(2021年12月発行)」によると、以下のような結果が出ています。

生命保険・医療保険の加入状況


項目2015年2018年2021年
生命保険の世帯加入率89.2%88.7%89.8%
加入件数3.8件3.9件3.9件
普通死亡保険金額2,423万円2,255万円2,027万円
年間払込保険料平均額38.5万円38.2万円37.1万円

生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.8%(医療保険の加入率は93.6%)と高い状態が続いています。ただし、世帯の普通死亡保険金額は平均2,027万円で低下傾向にはあるようです。

しかし、世帯年間払込保険料は平均37.1万円と前回調査とはあまり金額は変わっていません。死亡保険の代わりに医療保険を増やした、あるいは、保険の掛け金が高くなっていると考えられます

厚生労働省による「2019年国民生活基礎調査」によると、日本全体の世帯年収の平均は552万3千円(中央値は437万円)。

仮にこの数値を用いると、世帯収入の6.7%は保険料(中央値で計算すると7.9%)。なんと、約7%は保険料として支払われていることになります。

生命保険・医療保険の加入の目的と加入チャネル

同調査結果から、加入の目的と加入チャネルは以下のようになっています。

加入目的①医療費・入院費のため:59.0%(前回57.1%)
②万一のときの家族の生活保障のため:52.4%(前回49.5%)
加入チャネル①生命保険会社の営業職員:55.9%(前回53.7%)
②保険代理店の窓口や営業職員:15.3%(前回17.8%)

上記の結果から見えてくるのは、
・コロナ・災害など、「万一時」に対する不安が増加
・依然と「生命保険会社の営業職員」を加入チャネルとするケースが多い
ということです。
不安を感じて生保セールスマンに相談→話を聞いて、さらに不安になり、生命保険・医療保険に加入という構図が見えてきます。

そうだとすれば、生保セールスマンのカモになっている可能性も十分に考えられます。

まずは理解:保険の基本の「キ」

まずは理解:保険の基本の「キ」

保険に加入する場合は、そもそも本当に必要な「保険」を理解せずして、自分に合った保険を選ぶことはできません。自分を取り巻く環境によっては、そもそも、保険に入る必要のない人もいます。

保険の3つの役割

「保険」と言われると、「万一の時に自分を守るためのもの」という認識はあると思いますが、どのような種類があるかご存知でしょうか?

大別すると以下の3つに分けられます。

保険の3つの種類

①死亡保険:死亡した場合に家族を守る保険
②医療保険:病気になった時に自分を守る保険
③養老保険:貯蓄性のある保険

3つの保険の必要性

上記3つの保険は、厳しい言葉で整理すると、以下のように整理できます。

①死亡保険

世帯を支える扶養者が死亡の場合は、残された家族の生活が立ち行かなくなる。子供が小さいうちは特に大きな備えが必要(子供の成長と共に必要額は減る)。必要な備え

②医療保険

人生においては時々起こりうる。ただし、保険以外で金銭的な備えがあれば、別に保険でなくても対応可能

③養老保険

老後に備える貯蓄。特に保険で備える必要なし。他の方法でも代替可能

保険で備える必要があるもの/ないものを見極める

そもそも、保険は、めったに起こらないけれど、もし起きたら莫大なお金がかかり、自分ではどうしようもないことへのリスクヘッジです。

このように考えると、以下の保険は意味があると言えます。

必要:家族を養う世帯主の死亡保険

家族を養う「世帯主の死亡保険」は意味があります。ただし、養う人がいなくなる(子供が成長して扶養がはずれるなど)なれば、必須のものではありません。

必要:自動車保険

自動車保険は加入意味があります。物損はもとより、人身事故となった場合、その賠償金を事故で捻出することは非常に困難だからです。
ただし、今入っている保険が、他社の保険に対して高くないか確認することは、非常に大事です。

不要:独身者の死亡保険

守るべき人がいない独身者がみずから死亡時2000万円が支払われる死亡保険に入っていても全く意味がありません。保険金の受取対象となる人が喜ぶだけの話です。

まとめ:簡単シンプルな保険の見直し方

まとめ:簡単シンプルな保険の見直し方

さて、上記をもとに、本当に加入の必要がある生命保険・医療保険をまとめてみます。

山崎元さん流:保険の見直し方

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私がマネーの指南者としている楽天証券の山崎元さんは、著書「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」の中で以下のように結論付けています。

📌守るべき家族がいない独身に高額な保険はいらない
 
📌生命保険に入る必要があるのは「家計を支える世帯主」
 保険の掛け方:
 ・ネットの保険会社で子供が自立するくらいまでの10~20年、最低限の期間に掛け捨て型を選択
 ・「残される家族の人数」×約1000万円の死亡保障だけの特約のないシンプルな保険を選ぶ。
  1人当たり1000万円でも、公的セーフティーネット「遺族年金制度」を利用で費用は賄える
  関連記事遺族年金をもらうには国民年金保険料支払いが必須。実際もらえるお金は?
 
📌半分の確率でがんになるため、保険で対応しようとしないで、貯金をする
 有効な治療の大半は、高額療養費制度の利用で一定額以上払う必要ない

📌自動車保険は必須

📌貯蓄性のある保険(養老保険など)は全く不要。貯蓄として非効率
 
📌絶対やるべきは、非課税投資の「NISA」と「確定拠出年金」
 まずは、節税効率の高い確定拠出年金(iDeCo)で資産形成
 さらに資金余裕があれば「NISA」で積立投資する
 ※本件、後述

堀江貴文さん流:保険の見直し方(扶養家族がいない人向け)

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奥様・お子様など養う方がいない方なら、堀江貴文さんの保険の見直し方が超シンプル。

「保険より予防・検診」

がんになったときのことより、がんになることを未然に防ぐ検診お金を使うという考え方です。それ故、堀江さんは生命保険には入っていません。「保険」よりも「予防や検査」にお金を使う。非常に合理的な見直し方です。

病気になってからでは遅すぎます。医療が進んでいる現在は、人間ドック、がん検診、健康診断などで、防げるがんはたくさんあります。
しばらく何の検査も受けてないという方は、まずは、お近く或いは県内のどこで検査が受けられるのか、いくらぐらいするのかを確認、必要に応じて検査を受けましょう。

【私の過去の失敗談】保険屋にカモられた話

【私の過去の失敗談】保険屋にカモられた話

私は、過去に生命保険に無知だったがために保険屋にカモられた痛い失敗談があります。

この一件は、「投資の勉強をしているだけではダメ。その他の金融リテラシーも上げないと、人生、大きく損をする」という大きな教訓となりました。それをきっかけに、保険・税金・家計支出のリテラシーアップのための勉強を始めたのは言うまでもありません。

まず、失敗を痛感するに至る前(見直す前)に加入していた保険を示したうえで、それぞれどう見直したか、紹介します。

保険見直し前に入っていた保険

①親が私が幼少のころにかけた大手生保「定期付き終身保険(医療特約付き)」
②私が結婚直後に掛けた「養老保険(医療特約付き)」

バブル期加入 大手生保「定期保険特約付き終身保険」

一つは、親が私が幼少のころにかけた大手生保「定期保険特約付き終身保険」。
具体的には、第一生命の主力商品であった「パスポート21」という商品です。

主契約の終身保険を軸に定期死亡保険や医療保険などが特約でついたセット売り保険商品で、1999年頃まで販売されました。

子どもの私に「世帯主が掛けるような●千万円の死亡定期保険が必要か」言われれば全く必要なし。私の両親が保険のセールスマンにカモ🦆られたわけです。親が私の万一に備えと愛情をもってかけてくれたことには感謝ですが、複雑な気持ち。保険マンはそんな「家族の愛」を利用し、セールスしてくるので、対抗するには「金融リテラシー」を高めておく必要があります。

ただ、この保険。後日談があって、時代が変わって、今では、解約しない方がいい「お宝保険」
バブル絶頂期に掛けた保険であったため、主契約の終身保険の予定利率が現在発売されている終身保険とは比べ物にならないほど高いのです。今となっては、よく、この時期に加入しておいてくれた!と親に感謝です。

現在も、医療特約には加入したままですが、古い保険のため、入院時にカバーされるのは「80歳まで&入院5日~」基本、入院時は公的制度である「高額療養費制度」利用を基本に貯蓄で賄う考えなので、そのままかけ続けていますが、再検討の余地はあります。

保険見直しの際の注意点

毎月の保険料を減らすためと、やみくもに保険を解約すると、解約すべきでない保険も解約してしまう可能性があるので注意が必要です。自分で保険証書を読み説けるようになるか、それができない場合はFPなどに相談した方がいいでしょう。大体、FPも営業のために最初は無料で診断してくれるところはたくさんあります。

外資系生保「養老保険」

結婚したときに、夫のビジネス上の知人の付き合いもあり、追加で入った保険です。
当時の私は、生命保険について全くの無知。生保マンの『女性は「貯蓄性の保険」と「女性特約が付いた保険」に加入してけば安心』との言葉を信じ、「医療特約付き養老保険」に加入してしまいました。

しかし、その後、保険について学んで、「保険マンにまんまとカモ🦆られた!」と気づいて解約しました。当時の自分が無知すぎて腹立たしいです。

保険を見直しで浮いたお金で長期積立投資をしよう

保険を見直しで浮いたお金で長期積立投資をしよう

生命保険・医療保険を見直し・解約を行うと、その分のお金が浮いてきます。そのお金を、効果的に資産形成に活かすことが大事です。

そのために、以下の2つを行いましょう。

①自分で保険が見直せるなら、不要な保険の解約

保険証書を見て、保険の内容がご自身で理解できるなら、上記で説明した見直しルールをもとに、まずは不要な保険がないか、確認しましょう。

②専門知識がない方はFPに保険・家計の見直し相談

私は、自分で保険証券を読み解くことができたので、自分で生命保険・医療保険の見直し・解約を行いました。

しかし、保険証書の解読は結構難しい。ある程度、理解力がないと、見直しもままなりません。また、やみくもに解約すると、入り直しができないので、かえって損しないとも限りません。

そんな時は、無料で診断してくれるFP(ファイナンシャルプランナー)に保険証書+家計診断をしてもらって意見を聞くといいと思います。ただ、彼らも新しい保険の加入を勧めてくる可能性がありますから、意見は意見として聴き、安易に提案にのらないようにしてください。

③浮いたお金をiDeCo、NISAの掛金に回そう

保険の見直しで浮いたお金を生活費で使ってしまっては消費・浪費が増えるだけで意味がありません。浮いたお金は、iDeCoやつみたてNISAなどへの積立に回しましょう。

iDeCoは節税効果が大きいですし、2024年からは、新NISAがスタートし、非課税で積み立てられる額も大きく変わります。新NISAについては、今から知っておくべきです。
以下、関連リンクを紹介しておくので、是非、ご確認ください。