「小説」の記事一覧

【超おすすめ】空はひとつ、国境はない—— 第二次世界大戦前夜を舞台に、自由と平和を描く感動の物語 ——原田マハ『翼をください』 ※Audible聴き放題に降臨

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史実をベースにした壮大な航空冒険 アメリア・イヤハートや「ニッポン号」の世界一周飛行など、実在の人物・出来事を巧みに取り入れた物語。歴史とフィクションが絡み合い、1930年代の世界へ引き込まれる。 「・・・

人生は真珠のように、時を重ねて丸くなり、その人だけの輝きになる。自分の人生を振り返りじっくり読みたい短編集 ——原田マハ『すべてが円くなるように』(書評)

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真珠をモチーフにした、原田マハさんらしい優しい短編集 7つの物語を「真珠」というモチーフでつなぎ、傷ついたり、経験を重ねたりしながら、少しずつ人生が「円く」なっていく過程を描いた短編集。 読了後、モチ・・・

なぜ問題を聞かずに正解できた? 超人たちの”思考プロセス”を垣間見る面白さ!私にとっては気づき・学びの一冊!——小川哲『君のクイズ』(書評)

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「あり得ない勝利」から始まる異色のミステリー 問題文を一文字も聞かずに正解したクイズ王。その衝撃的な出来事を起点に、クイズの本質だけでなく、「人はどうやって答えを導き出すのか」という思考の深層に踏み込・・・

変わりゆくハヤブサで再び事件。3つの疑惑が一本につながる、待望のシリーズ新刊!面白い!!—— 池井戸潤『ハヤブサ消防団 森へつづく道』 (書評・感想)

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人気作品『ハヤブサ消防団』待望の続巻 女性の不審死、町長を巡る疑惑、人気作家の盗作疑惑—— 一見すると無関係な3つの謎が、やがて一本の線につながっていく。前作から数年後、すっかりハヤブサの住民となった・・・

歴史に翻弄される少年溥儀と日本人青年との友情が胸打つ歴史ミステリー《2026このミス大賞!受賞作》——犬丸幸平『最後の皇帝と謎解きを』 ※近代中国史に自然と興味が持てる

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紫禁城を舞台にした歴史ミステリー 少年・溥儀と、彼のもとで水墨画を教えることになった日本人青年が主人公。紫禁城内と起こる不可解な事件を追いながら、物語は次第に清朝と日本をめぐる歴史の闇へとつながってい・・・

【書評/要約】日本のいちばん長い日(半藤一利 著)(★5) 終戦日、日本の中枢で何が起こったか。24人それぞれの"日本人的忠誠心"描く不屈のノンフィクション

終戦日、日本の中枢で何が起こっていたのか。24人の”日本人的忠誠心”描く、読んでおくべき名著 —— 半藤一利『日本のいちばん長い日』

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日本のいちばん長い日。 それは、今から77年前、昭和20年8月14日正午から翌15日の正午、天皇陛下がポツダム宣言受諾をを国民に伝える「玉音放送」までの激動の一日のこと。 この1日に日本の中枢で起こっ・・・

Audible語りは渡辺謙さん!戦争の記憶を静かに深く刻む名作。"人"はどんな極限下でも、日々と向き合い、小さな希望を胸に淡々と生きる ー『黒い雨』(書評)

Audible語りは渡辺謙さん!戦争の記憶を静かに深く刻む名作。”人”はどんな極限下でも、日々と向き合い、小さな希望を胸に淡々と生きる ー『黒い雨』(書評)

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戦争文学の金字塔が描く「静かなる地獄」 広島原爆を淡々と記録しつつ、その裏に潜む地獄の現実を読者の脳裏に突き立てる。過剰な感情表現を避けることで、むしろ生々しい恐怖と悲惨さが鮮明に浮かび上がる。 「書・・・

人はなぜ、倫理に反する罪を犯すのか——戦争が浮かび上がらせる人間の弱さ、遠藤周作が描く「罪」——『海と毒薬』(書評)

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実在の事件を題材にした戦争文学 第二次世界大戦中に九州大学医学部で起きた米軍捕虜の生体解剖事件を題材にした戦争文学である。戦争の悲惨さ以上に、普通の倫理観を持つ人間が、どのようにして人間性を失っていく・・・

サイレント・ウィッチ[11巻] Audibleに降臨【あらすじ・読みどころ】七賢人を襲う謎の霧。事件の背景にルイスにまつわる過去の因縁

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静かに、しかし確実に“読者の心を撃ち抜く”作品——サイレント・ウィッチ 『このライトノベルがすごい!2026』で堂々の1位を獲得した、注目必至のライトノベルのひとつです。 この度、『サイレント・ウィッ・・・

これは刺さる。「もう、離婚!」となる前に読みたい。8つの夫婦のすれ違い・衝突と関係修繕を描く連作短編小説 —― 染井為人『みずいらず』

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家族の中にある孤独を描く 子連れ再婚・不妊治療・熟年離婚など、さまざまな夫婦の姿を描いた連作短編集。家族だからこそ言えない本音や、理解されない苦しさが丁寧に描かれ、「家族の中にいるのに孤独」という感覚・・・

見られている気がする— 疑心暗鬼は闇より怖い。71ページで心を侵食する現代ホラー —— 背筋『目が』 早くもAudible聴き放題に降臨

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「目が」要約・感想 視線という恐怖を描いた現代ホラー 「見られている気がする」という不安を題材。監視カメラやSNSが当たり前となった現代社会を背景に、「見る」「見られる」という行為への恐怖を増幅させ、・・・

過去の“叫び”が現代人を揺さぶる。芥川賞作品らしい「難しさ」と「面白さ」が共存—— 畠山丑雄『叫び』※Audible聴き放題に降臨

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男が出会った「土地の記憶」 恋人に振られ自暴自棄になった主人公・早野。謎の老人「先生」との出会いをきっかけに、銅鐸づくりや郷土史を通じて、茨木に埋もれた戦時下の歴史へと引き込まれていく。 過去の“叫び・・・

【感想/考察】一次元の挿し木(松下龍之介) デビュー作とは思えぬ完成度。読み終えた後、タイトル・表紙絵の深さに震えるミステリー 《このミス 大賞作》

【2026年夏ドラマ化】デビュー作とは思えぬ完成度。読み終えた後、タイトル・表紙絵の深さに震えるミステリー 《このミス 大賞作》『一次元の挿し木』(書評)

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冒頭から読者を物語の深部へと引きずり込むミステリー 「二百年前の人骨のDNAが、四年前に失踪した妹と一致する」という衝撃の設定と謎の狂気殺人鬼の登場で、序盤から強烈な緊張感。読者を一気に引き込むフック・・・

認知症の祖父が“名探偵”としてよみがえる、心に沁みるミステリー 認知症を患いながら、時折鋭い思考を取り戻す祖父。主人公・楓が持ち込む日常の謎を、驚くほどの論理性で解き明かしていく連作形式の物語。 祖父と孫の関係が描く、静かな人間ドラマ レビー小体型認知症の特性を無理なく物語に織り込みながら、祖父への尊敬と戸惑いが交錯する感情を丁寧に描写。ミステリーの枠を超え、深い余韻を残す。 読後に残るのは、“大切な人と過ごす時間”への気づき トリックの爽快感以上に、家族と過ごす何気ない日々の尊さが静かに胸に残る、やさしい読後感の一冊。

【7/17~TVドラマ放送開始】名探偵のままでいて(小西マサテル) 書評・感想 | ミステリーなのに、読後に残るのは、家族と過ごす時間の温かさ《このミス大賞 受賞作》

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認知症の祖父が“名探偵”としてよみがえる、心に沁みるミステリー 認知症を患いながら、時折鋭い思考を取り戻す祖父。主人公・楓が持ち込む日常の謎を、驚くほどの論理性で解き明かしていく連作形式の物語。 祖父・・・

本屋・編集者が戦々恐々とした、本屋大賞2026ノミネート作。出版業界の裏側をえぐる物語 —村山由佳『PRIZE―プライズ―』(書評)

【7/15本日 直木賞発表】候補作家の「どうしても賞がほしい」“承認欲求”を描く小説。オードリー若林さんも共感?——村山由佳『PRIZE―プライズ―』《本屋大賞2026 第3位》

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書店員が戦々恐々、編集者が「怖すぎる」と声を失った本屋大賞ノミネート作 ベストセラー作家でありながら、「もっと認められたい」と渇望する作家と、その作家の「特別な人でありたい」と思う若手編集者の物語。人・・・

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