【SBI証券✕三井住友カード クレカ積立】月5⇒10万円変更のポイント付与率を発表。最大5%還元(5~10月買付分は増量)

SBI証券✕三井住友カードのクレカ積立
他の証券会社✕カード会社の発表から随分遅れて、「三井住友カード つみたて投資 のポイント付与率」を発表しました。

❶2024年5月~10月買い付け分まで
 積立額5万円超の部分についてもポイント付与率を最大5%とするキャンペーン
❷2024年11月買付分以降
 新付与ルールを適用

【結論】として、キャンペーン期間中の10月買い付けまでは、シンプルに「5⇒10万円投資」でお得が増えます。ただし、それ以降に関しては、改悪です。SBI証券で投資してくれる人、買い物も含めカード利用が多い人は優遇する一方で、利用が少ない人は還元率が低下します。

改悪すると言っても、ポイントが貯まるのは事実。利用者の多くは多少カードの利用を変えつつも使い続けるだろうことを見込んだ、実に練られた案だなぁと思った次第です。この辺を含め、私の方針もまとめます。

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三井住友カードのクレジットカード積立ポイント付与率

冒頭でも述べた通り、三井住友カードのクレジットカード積立ポイント付与率は、
「2024年5月~10月買い付け分まで」と「2024年11月買付分以降」で内容が異なります。

「クレカ積立10万円への引き上げ」を記念して、

この期間は特別な付与率となり、※2024年11月1日買付分(9/11~10/10まで設定分)以降は、付与率が変更となります。

2024年10月買付分までの「三井住友カード つみたて投資」ポイント付与率

2024年5月~10月買い付け分(6カ月間)までは、2024年5月買付分~10月買付分の積立額5万円超~10万円分についてポイント付与率を従来の5万円以下と同率とするキャンペーンレートが適用されます。

カード種類ポイント付与率※最大ポイント付与数※
【プラチナプリファード】
三井住友カード プラチナプリファード
Olive ・フレキシブルペイプラチナプリファード
など
5.00%30,000ポイント
【ゴールド】
・三井住友カード ゴールド( NL )
・Olive フレキシブルペイゴールド
など
1.00%6,000ポイント
【一般】
・三井住友カード( NL )
・Olive フレキシブルペイ
など
0.5%3,000ポイント

証券会社&カード会社にとっての上客、三井住友カード プラチナプリファード & Olive フレキシブルペイプラチナプリファード ユーザに対する特典が非常に大きいですね。

2024年11月買付以降の「三井住友カード つみたて投資」ポイント付与率

カード種別年間カード利用額ポイント付与率最大ポイント付与数
プラチナプリファード500万円以上3.0%36,000ポイント
300万円以上2.0%
300万円未満1.0%
プラチナ300万円以上2.0%24,000ポイント
300万円未満1.0%
ゴールド等100万円以上1.0%12,000ポイント
10万円以上0.75%
10万円未満0%
その他10万円以上0.5%6,000ポイント
10万円未満0%

考えなくてはいけないのは、通常運転となる「2024年11月買付以降」です。
どのカードランクも、既定のショッピング利用がなければ、クレカ積立による付与ポイントは低下します(改悪)。

企業としては当たり前の施策ですが、単純に顧客獲得数だけを狙った施策はしないといった色が鮮明。SBI証券で投資してくれる人、買い物も含めカード利用が多い人を優遇し、それ以外にはそれなりにしか特典を与えない路線が鮮明化しています。

特に厳しい改定が、プラチナプリファードです。もともと、5%還元の継続は難しいのでは?と巷で言われていました。

年間の最大付与ポイントは、年会費33,000円を超える36,000ポイントです。ただし、年間500万円のショッピング利用(クレカ投資を含まず)が必要です。つまり、単なるポイ活目的組は到底達成が無理となります。利用額がそれに満たない場合、クレカ積立の還元額は利用額に応じて低下(改悪)します。

1枚のカードで、ショッピングで500万円+積立で120万円できる方は少ないと考えると、月5万円積立✕5%還元時より多くの人にとって改悪となります。この変更で、純粋にプラチナプリファード「富裕層向けカード」の道を歩むことになるとも言えそうです。

【新】2024年11月積立以降の還元率

年間決済額100万円200万円300万円400万円500万円
還元率(1.5%)※15,000円30,000円45,000円60,000円75,000円
100万円達成ボーナス10,000円20,000円30,000円40,000円40,000円
投信積立10万円12,000円12,000円24,000円24,000円36,000円
合計❶37,000円62,000円99,000円124,000円151,000円
年会費❷33,000円33,000円33,000円33,000円33,000円
実質❶-❷4,000円29,000円66,000円91,000円118,000円
実質還元率0.4%1.45%2.2%2.28%2.36%

※通常1%+マイ・ペイすリボ利用0.5%=1.5%

【仮】従来通り上限5万円×5%還元だったら

年間決済額100万円200万円300万円400万円500万円
還元率(1.5%)※15,000円30,000円45,000円60,000円75,000円
100万円達成ボーナス10,000円20,000円30,000円40,000円40,000円
投信積立5万円(5%還元)30,000円30,000円30,000円30,000円30,000円
合計❶55,000円80,000円105,000円130,000円145,000円
年会費❷33,000円33,000円33,000円33,000円33,000円
実質❶-❷22,000円47,000円72,000円97,000円112,000円
実質還元率2.2%2.35%2.4%2.43%2.24%

より詳細な分析は以下の記事で行っています。

5月から10万円積立するなら4月10日までに変更が必要

月の積立が10万円の設定にできるのは、3月23日のシステムメンテナンス明け。
5~10月の6ヶ月については、これまで通りのポイント還元率でポイントが付くので、投資余力があり、積立額を増やしたいと考える方は、5月の買付に間に合うように設定変更をしましょう。

私の「SBI証券✕クレカ積立」:これまでと今後の方針

私の「SBI証券✕クレカ積立」の状況

私の投信積立:基本方針

私の積立投資の基本方針は、積立は「eMAXIS Slimシリーズ」を用い、「eMAXIS Slim 全世界株式」を基本としつつも、「先進国」「米国」寄りでで積立です。

私の積立状況:これまで

私は、以下のような積立を行ってきました。

私のSBI証券:クレカ積立

積立カード:三井住友カード ゴールド( NL ) ※庶民クラスの100万円修行ゴールドカード
積立銘柄 :eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
積立額  :月5万円

私の積立方針:新ルール適用後

三井住友カード ゴールド( NL ) を用いて積み立てる場合、5⇒10万円引上げ後のポイント還元ルールが適用されても、年間のショッピング利用額が100万円以上を毎年維持すれば、月の積立上限が5万円⇒10万円に変更となっても、ポイント付与率は変わらず1%です。つまり、投資額を増やせは、その分、還元ポイントも増えます。

そこで、以下を追加積立することにしました。

積立銘柄 :eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
積立額  :月5万円

これで合わせて、SBI証券での積立投資合計は10万円になります。

私の積立状況:これまでの運用成績

履歴を見たところ、SBI証券では、2021年9月からクレカ積立を行っていました。「三井住友カードでのポイント付きクレカ積立」が始まってまもなく、積立を開始したと記憶しています。
2024年3月24日時点のパフォーマンスは上図の通り。

結果から類推するに、31回×5万円=155万円を積み立て、66万円の利益が出ている模様。
自動で積み立てて、放置プレイでこの結果。世界(米国)の経済成長に感謝しかありません。

追加投資先、「オルカン」「S&P500」でちょっと迷う

今回の追加積立分は、「eMAXIS Slim 全世界株式」にするか「eMAXIS Slim S&P500」にするか、正直、ちょっとだけ迷いました。

というのも、クレカ積立開始の「2021年9月~」からの、パフォーマンスを確認したところ、「eMAXIS Slim S&P500」の方がよかったからです。

クレカ積立開始時からの騰落率(2021年9月~2023年3月)
eMAXIS Slim S&P500  :64.84%
eMAXIS Slim 全世界株式:51.94%

eMAXIS Slim S&P500

SBI証券✕クレカ積立 5⇒10万円に設定変更:手順・方法

eMAXIS Slim 全世界株式

SBI証券✕クレカ積立 5⇒10万円に設定変更:手順・方法

結果的に、ここまでは、2銘柄で選ぶなら、「eMAXIS Slim S&P500」が正解でした。確かに、2021年当時は世界をけん引していたのは、明らかに「米国」でした。

しかし、これは、あくまで、ある一定期間を切り取ったパフォーマンスに過ぎません。米国だけが好調を続けるということは、歴史を見てもあり得ません。経済・景気は循環します。

そこで、追加分は、素直に「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」を積み立てることにしました。

三井住友/Olive カード入会キャンペーン

これを機にクレカ積立をご検討中なら、以下のキャンペーンを利用しましょう。

三井住友カード プリファード:紹介入会がでの申込で、入会特典が上乗せ

まだ、三井住友カードをお持ちでない方は、紹介入会で「通常の入会キャンペーンに加えて特典」が上乗せされます。紹介特典は、カードのランクが高いほど大きくなります。

Oliveフレキシブルペイゴールド:口座開設キャンペーン

Oliveリリース記念キャンペーン
+

通常1,000に+5,000ポイント(3月8日~4月30日まで)

3月8日から新たなキャンペーンが追加となり、最大特典が35,100⇒40,100円相当に増額となっています。
キャンペーンは複数の項目で構成されています。三井住友銀行の普通預金口座の保有状況、SMBCデビットの保有状況、三井住友カードの保有状況、SBU証券の保有状況 他の条件で、キャンペーンでもらえるVポイント特典が異なります。

詳細は以下の記事からご確認ください。

【参考】三井住友カードとOliveカードの違い

三井住友系カードもOliveカードも、三井住友系カードの通常決済でもらえるポイント還元率は基本的に同じです(キャンペーンなどでは差があります)。

大きな違いは、以下の2点です。

・国際ブランドの種類 ※三井住友カードはVISA・Mastercardの2種類あり
・Oliveには「選べる特典」あり

まだ一枚もどちらのカードもお持ちでなければ、
VISAはOlive、MasterCardに三井住友カード の選択がよろしいかと。ちなみに、VISAとMastercaardを2枚持ちしていることで、お得な利用法が拡大します。