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リーマンショック後、きれいな右肩上がりで上昇してきた米国株式

今、最高値圏近辺に位置するも、短期金利が長期金利を上回る逆イールドの発生、米国金利の利下げ など、世界を牽引してきた米国経済のリセッション(景気後退)を示す予兆も現れ始めております。

突然ですが、「ヒンデンブルグ・オーメン」という言葉をご存知でしょうか?

「オーメン(omen)」とは「よくないことが起こる前兆」という意味で、日本語では「ヒンデンブルグの予兆」と呼ばれるテクニカル指標ですが、米国の株価下落をよく当てることで知られています。

この指標で米国株式の下落に備えることができるのか、過去のシグナル点灯日をチャートで確認しながら見ていきましょう。

💀💀11/14 ヒンデンブルグ・オーメンが点灯💀💀

ここから約1ヵ月間は米国株、そして、それに連動そて日本株の下落に警戒が必要です!!急落にご注意を!


 

「ヒンデンブルグ・オーメン」とは?

ヒンデンブルグ・オーメンは、高値&安値銘柄数や移動平均線などを基に算出されるテクニカル指標です。米国株式市場の株価暴落をよく示すとして知られています。

アラート点灯「4つの条件]

ヒンデンブルグ・オーメンは、次の4条件を満たすと点灯し、点灯後おおよそ1ヵ月ほどが下落警戒期間となります。

ヒンデンブルグ・オーメン点灯の「4条件]

  • ニューヨーク証券取引所(NYSE)での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数がともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上
  • NYSEインデックスの値が50営業日前を上回っている
  • 短期的な騰勢を示すマクラレン・オシレーター※の値がマイナス
  • 52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
用語解説:マクラレン・オシレーター

マクラレン・オシレーターとは、マクラレン夫婦によって開発された「市場の騰落トレンド」を示す指標です。

マクラレン・オシレーター

マクラレン・オシレーター
= (Xの19日指数平滑移動平均) - (Xの39日指数平滑移動平均)

 ※X(騰落銘柄数) = (値上がり銘柄数) - (値下がり銘柄数)
 ※指数平滑移動平均:EMA (Exponential Moving Averageの略)

マクラレン・オシレータは、市況判断に以下のような分析に活かせます。

マクラレン・オシレーターの読み方

  • プラスの時は市場が上昇傾向
  • マイナスの時は市場が下落傾向
  • 数値が±に極端に振れる際には「買われすぎ」「売られすぎ」の可能性があり

なぜ、株価暴落の兆しとなるのか?

通常、安全に機能している市場では、銘柄数と株価には以下の関係が成り立ちます。

最高値銘柄が多い時:最安値銘柄は少なく、株価は上昇
最安値銘柄が多い時:最高値銘柄は少なく、株価は下落

それに対し、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯している相場では、最安値、最高値どちらも2.2%以上、つまり、数多く発生する「異常な状態」と言えるのです。

ヒンデンブルグ・オーメン点灯で何が起こる?

上記の4つの条件がそろう相場では、以下の3つのいずれかが起こると言われています。

ヒンデンブルグ・オーメン点灯で起こること

①77%の確率でNYダウが5%以上下落
②パニック売りになる確率41%
③重大なクラッシュとなる可能性は24%

ヒンデンブルグ・オーメン:過去の点灯日(2018年、2019年)

では、過去において、いつ、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯し、その時、米国S&P500チャートの株価はどうなったのか見ていきましょう。

2018年、2019年に発生したヒンデンブルグ・オーメンの点灯日は以下のようになっています。

2018年2019年
2018/1/19
2018/1/30
2018/4/24
2018/6/18
2018/7/18
2018/7/26
2018/8/2
2018/8/9
2018/9/5
2018/9/25
2019/5/10
2019/7/23
2019/8/2
2019/11/14

チャートで点灯日を確認してみよう

S&P500日足チャート:ヒンデンブルグ・オーメン点灯日表示

上記チャートは、S&P500の日足チャートです。

チャート中の青いマーク:点灯日
中段:MACD
下段:マクラレン・オシレーター

点灯から1ヵ月以内に下落となっていないものもありますが、大きなチャートの山谷はもちろん、相場の途中の小さな山谷(押し目)もかなり的確にとらえていることがわかります。

ヒンデンブルグ・オーメン点灯が点灯したら、損切を入れつつ売ってみるという戦略はありと思います。

ヒンデンブルグ・オーメンの点灯日がわかるサイト

では、ヒンデンブルグ・オーメンの点灯をどのように知ったらよいでしょうか?

eWarrant Jounalの「本日のトレードインディケーター」ページで確認ができます。
eワラント証券投資情報室では独自アルゴリズムによる投資情報を無料提供しています。

ちなみに以下は、そのページの本日の情報です。
一番下段に「ヒンデンブルグオーメン点灯」のインジケーターが表示されています。

株価下落のヘッジはできてる?CFD投資のススメ

せっかく、株価下落・暴落のサインを知っても、それをヘッジする手段を持っていなければ意味がありません。
個別株などは売ってしまうという方法もありますが、idecoやNISAで積立長期投資などを行っている場合は、売却はなかなか難しいものです。

そんな時、是非、準備してきたいのが、現物購入より少ない資金で下落ヘッジができるCFD口座です。

CFDはどのようなものか?CFDを活かしたヘッジ方法などを以下にまとめているのでご活用を!

最後に

米国株急落の予兆「ヒンデンブルグ・オーメン」の意味と過去点灯日をチャート共に確認してきました。

少なくとも、2018年、2019年については、特に大きなサイクルのピークで「ヒンデンブルグ・オーメン」が非常にうまくワークしていることが分かりました。今後の投資戦略にうまく活かしましょう!