【書評/要約】飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(ぱやぱやくん 著)(★4) 自衛隊流、メンタルが弱くても、しなやかに生き残る術が役立つ!
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飯は食えるときに食え、寝れるときは寝ろ!

これは、ネガティブが蔓延する世の中でも、不安に押しつぶされないように生きていくための絶対に死守すべき「生き残りの術」。食べて、寝てることは「体力温存」に必須。体力がなければ、メンタルも弱くなります。

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今回紹介の著書「飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る」の著者ぱやぱやくんは元陸上自衛隊員。国民にその存在についてあれこれ言われながらも、国民が最も辛いときに辛い場所での活躍を求められる、過酷な自衛隊での訓練・実践を通じて学んだ、「不安や疲労につぶされずに生き抜く術」がいろいろ紹介されています。

「メンタルが強くなくても、しなやかに生きていく術」、「自衛隊時代に教官らに教わった名言」は、一般人にも一読の価値ありです。

今回は、ぱやぱやくんの著書「飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る」から、弱い自分を守り、生き抜く術の一部を紹介します。

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飯は食えるときに食っておけ、寝れるときは寝ろ

【書評/要約】飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(ぱやぱやくん 著)

「飯は食えるときに食っておけ、寝れるときは寝ろ」は真理です。まずは、この大切さから見ていきましょう。

もっとも辛いのは疲労と空腹と寝不足

人間、体力的に最もつらいのは、疲労・空腹・寝不足が重なるときです。栄養不足と寝不足は人をイラだたせ、さらなる問題を引き起こします。

疲労と睡眠不足は人の能力を著しく低下させます。たしかに過酷な状況で踏ん張ることも時には必要ですが、寝ないと判断ミスが多発し、さらに状況が悪化することはよくあることです。

真面目なビジネスマンにありがちな「休まず働くのは偉い」という価値観は改めるべきです。このような真面目さが日本の生産性の低さにも直結しています。

以下の本は、よい睡眠環境を準備するために読んでおきたい良書です。

睡眠と同時に食べることも大事

「食べること」も非常に大事です。食べないと人はいら立ち、人間関係も悪化します。貧困が問題なのも、飯が食えない社会では、人は身勝手になり、社会では犯罪・暴動が増えるからです。

人間の身体は「タンパク質」でできています。脳の構成成分の4割もタンパク質です(残り6割が脂質)です。だから、タンパク質を取ることはとても大事。ダイエットのためだけではありません。

体力回復&気分改善を狙うなら、「日の当たる場所で肉を食う」がおすすめ。日照時間が短い地域のウィンターブルーにみられるように、ずっと暗いところにいるのもダメです。

日の当たる場所で肉を食う効果

・人間の健康維持に欠かせない必須アミノ酸の一種「トリプトファン」の生成
・ストレスを緩和する幸せホルモン「セロトニン」の生成
・眠りを促す「メラトニン」の生成

なお、プロテインは、災害時には摂取しにくい「良質なたんぱくの補給源」になると、ぱやぱやくんもお勧め。同じく災害時に不足しやすいビタミン剤と共に一緒に常備しておくことを勧めています。

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メンタル回復には「体力」が重要

なぜ、食える時に食って、寝れるときは寝た方がいいのか。それは、メンタルが弱い時に、体力がないとメンタルの回復力が遅くなるからです。

そのためにも普段から体を鍛えておくことは重要です。「体力」「筋肉」は裏切りません。

昨年、運動量を増やして少し体力がついた私は、上記指摘がよくわかる。
年々、老いていく中で、「自分史上、今年は一番体力あるかも!」と思えた私は、「人生何とかなるかも感」がUPしました。全く、根拠のない自信ですが、幸せな気持ちで生きるのには超効果がありです😝

自衛隊で学んだ、「弱い自分」を守る方法

自衛隊で学んだ、「弱い自分」を守る方法:【書評/要約】飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(ぱやぱやくん 著)

陸上自衛隊に入隊するとメンタルが強くなりそうですが、メンタルは弱いままだったと語るぱやぱはくん。しかし、代わりに手に入れたのは、「人間の弱さ」の理解と「心弱くてもしなやかな強さで難局を乗り切る術」でした。

メンタルを守る思考

マジでヤバイ状態に陥ったときに、不安にさいなまれると心はどんどん疲弊していきます。こんな時に、メンタルを守るためにどうしたらいいか。

それは、自分の弱さを自覚したうえで、ポジティブな思考で身を守ること「やばっ!」と思ったときに、あえて「笑う」のも一つの保身。恐れ・怒り・焦燥感よりも、ポジティブな笑いで、身を守るのです。

以下のフレーズも言い古された格言・フレーズですが、まさに、ポジティブ思考で難局を乗り切る格言です。ぱやぱやくんは自衛隊で何度も教官からこれらの言葉を聞かされたそうです。

ポジティブ思考で難局を乗り切る格言・フレーズ

・辛いときは笑え
・時がすべてを解決する
・始まれば終わったようなもの
・辛いと思うな、辛くなる
・日が昇らない夜はない
・ポジティブな言葉を言え

いずれも、辛いと感じたときに、思い出したい言葉ですね。

生き抜くために大事なのは「回復力」

そもそも、人生は打ちのめされることばかりです。だからこそ、必要なのが「メンタルの回復力」。

「心身の強さ」を手に入れることより、「メンタルの回復術」を身につけておいた方が、しなやかに生き抜きやすい。なぜなら、強さは万能ではなく、ある痛みに強かったとしても、別の痛みにはもろかったりするからです。

自分の弱みを見せたがらない人がいますが、こういう人は、ある時、ぽきっと折れます。「ダメなやつだと思われたくない」ばかりに弱さを隠して、自分で自分の心を追いつめます。

自分は弱いけど、弱いなりに頑張ると考える。メンタルが弱まっているときに無理に強がる必要はありません。素直に自分の弱さを認め、他者に弱みを見せつつ(頼りつつ)、自分を守るれば「しなやかな強さ」 が手に入れられます。

極限のメンタル状態で人はどうなるか

自衛隊で学んだ、「弱い自分」を守る方法:【書評/要約】飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(ぱやぱやくん 著)

メンタルを壊さないためにも、極限のメンタル状態で人はどうなるか、知っておくことは大事です。

体力もメンタルもすり減る2大要因

人生には、「何もしていないのに体・メンタルのの回復力がすり減る」ことがあります。

その2大要因は「なんだかわからない不安」と「お金がない」です。どちらも、思考のリソースがこれらに奪われてしまうため、日常のパフォーマンスが低下してしまいます。

こうならないためには、以下の対策が必要です。

対処方法

❶なんだかわからない不安⇒わからないことを可視化する
❷お金がない      ⇒日ごろから貯金

「貧すれば鈍する」「貧すれば窮する」という言葉がありますが、まさにその通り、心に余裕がなくなり頭が働かなくなるのです。特に、感受性の豊かな人は「心の防御力」が基本的に低く、また、想像力が豊かな人は「不安の想像力にやられやすい」ので注意が必要です。

なお、万一の時にどのぐらいの蓄えが必要かは以下の記事で紹介しているのでご参考に。

絶望状態で「思考が止まる」

人は心が極限状態に陥ると、「すべてを放棄」したくなります。人は絶望を感じたとき、どうでもよくなる経験がある方は多いはずです。

一方で、自分の想像を超えた驚異がやってくると、なぜか「自分は助かるだろう・大丈夫だろう」という気持ちになり、「思考停止」します。

ストレス時は性格が悪くなる

人はストレスが溜まると性格が悪化し、身勝手になります。「自分が別人格になっている」と感じたら要注意です。

職場や家庭環境がストレスフルな場合は、身勝手で自分本位な人が増えるので、他人の行動を「性悪説」で考えた方が、その行動原理がよく理解できます。「性悪説」的な考え方は、以下の本が参考になります。

メンタルが崩壊直前、人はどうなるか

人は、極限のメンタル状態になる前にどうなるか。例えば、災害現場などの極限時には、入浴時に蛇口やシャワーの水を長時間ボンヤリ見つめる人が出てくるそうです。このような方は、一息ついたときなどに、急に頭の中が真っ白になって、何も考えられない状態に陥りやすいそうです。

人は精神的な疲労がたまると、単調な動きをぼっ~と見続ける傾向があることを覚えておきましょう。こんな症状が自分に現れたらヤバイと思ってください。

【対処法】どうやって、体と心を保つのか

【書評/要約】飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(ぱやぱやくん 著):【対処法】どうやって、体と心を回復するか

では、どうやって、疲弊してしまった体と心を回復したらよいのでしょうか。

体と心の回復は分けて考える

体と心が疲弊してしまったときは、「ゆっくり休む」ことで回復を図ることが基本中の基本。ポイントは、「体力とメンタルの回復は分けて考える」ことです。

ゆっくり体を休めて回復するのは「体力」のみ。体力が回復すると心もいくらか回復しますが、メンタルの回復にはさらに一押しが必要です。

ひとまず体力が回復したら、メンタルの回復のために「喜びを感じること」をしましょう。好きな趣味を思い切り楽しんで、「人生は楽しい!」と思えるようなことに取り組むのが大事です。

自分の機嫌を取る方法を身につける

極度な不安・怒りに襲われたときの「自分の機嫌を取る方法」を身につけておくことは身を助けます。以下は、対処法の例です。

・三人称で考える。自分の感情を他人事のように客観的にとらえる
 (自分のことでも、「彼(彼女)は…」ととらえ直す
・不安に対して「オラ、ワクワクすっぞ!」「さて、面白くなってきやがった」と考える
・怒りを感じたら6秒我慢する(超短時間でも怒りはある程度鎮まる)
・自分にとって「癒しの場」に出かける。散歩する
・とりあえず寝て、体力を回復させる
・呼吸瞑想する(4秒息を吸う→4秒止める→4秒息を吐く→4秒止める…を繰り返す、米軍方式)
・運動する(メンタルと体力は強い結びつきがある)
・日常とかけ離れた世界に行く(旅行など)

結局のところ、早く寝て、体力を回復させることが一番自分の機嫌が取れます。これに加えて、上記方法で、不安、イライラ時に自分の機嫌を自分で取れるようになると、非常に強いです。

ちなみに、鈴木祐さんのストレス解消術は超良書です。実に様々な、ストレス解消法が紹介されていて、参考になります。

私の「自分の機嫌を取る方法」

私は、週6日は「運動・サウナ・大きなお風呂」の3点セットで自分のご機嫌取り。最後の締めで、手足が伸ばせるお風呂に浸つかると、「今日も幸せ」と思え、自然と生きていることに感謝できます。この時行う、「生きとし生けるものに感謝!瞑想(ただ、心で念じるだけ)」は相当、効果ありです。非常にお勧めです。
さらに、時々、非日常である「旅行」に出かけて、気分は上々にしています。

やる気がなくてもできるようにする

ストレスがかかりにくい生き方をすることも大事です。

生きるためには、「面倒くさい」と「お金を稼ぐ」という相反する気持ちに折り合いをつける必要があります。しかし、時には、どうしてもやる気が出ないときもあります。モチベーション=やる気は極めて虚ろです。

ストレスを押さえつつ、やるべきことをやるためには「やる気がなくてもできる仕組み」をつくることです。最も簡単なのは、まずは始めて、「作業興奮」 反応で脳が活性化させることです。人間は変化を嫌うので、その抵抗をするっと乗り切って、乗り切ることです。

計画の実行のコツ:楽観と悲観の使い分け

計画がとん挫すると人はへこたれます。このストレスを軽減するためにも、「計画の準備は『ネガティブ』に、実行時は『ポジティブ』になる」ことも大事です。楽観と悲観の使い分けです。これにより、準備段階の「抜け防止」ができ、実行段階ではしっかり行動できます。

さらに、計画は常に「長期戦」を想定すべきです。「すぐに終わるだろう」と拙速な対応をすると、長期戦になったときに機能不全に陥ります。少し無理をすればすぐ終わる」という考えるのではなく、常に長期戦を想定して計画を作ることが大切です。ただし、いつ終わるかわからない計画は、気持ちが続きません。故、小さなゴールや休憩も計画に入れつつ、計画を実行していくことが大切です。この実践論については、以下の本が非常に参考になります。

また、仕事を進めるに当たっては、「60%の情報」を集めて進め、「進捗の 20%」 でフィードバックをもらい、とりあえず「70%の完成度」 を目指しましょう。完璧を目指すとメンタルが続きません。この方法であれば、スピード感早く、まずまずのものができます。

辛い時は群れろ!

私たちは一匹狼をカッコよいと感じがちですが、基本、人は群れたほうが強くなります。特に、「災害のとき」「お金がないとき」「メンタルが弱っているとき」「身体が弱っているとき」は積極的に群れましょう。生存確率がが高くなります。ただし、「誰と群れるか」はよく考えましょう。

組織の場合は、「ホウレンソウ」より、「ザッソウ」(雑談・相談)の方が、個人も組織を強くなることが多いです。そのためにも、日ごろから、大事な人とは信頼関係を築いておくことが大事です。信頼関係がない組織では、部下は上司から「困ったことはないか」と問われても、「特にありません」の一言で終わってしまい、問題解決につながりません。この点については、以下の本が詳しいです。

最後に

今回は、ぱやぱやくんの著書「飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る」から、弱い自分を守り、生き抜く術の一部を紹介しました。

上記で紹介した、「弱さを認めつつしなやかに生きる術」はごく一部です。

・自衛隊で学んだ仕事のコツと組織論
・自衛隊流「人を見る目」と「付き合い方」
・災害時への備え 等

実に様々なしなやかに生きる術が紹介されています。是非、本書から、様々な学びを手に入れていただきたいと思います。

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