無事、バスでグラナダの中心部に到着。
バス停からホテルに向かう間の風景も、これまでの街とは違ったアラビア的異国情緒が漂い、ワクワク感が否応がなしに高まります。
グラナダ観光の目玉「アルハンブラ宮殿」は、明日、じっくり観光するよう事前にチケット予約をしているので、今日は、グラナダ市内を歩いて散策します。
こじんまりとした街なので、主要な個所は歩いて回れます。ホテルにチェックイン後、部屋に荷物を置き、すぐに街に飛び出しました。
目次
グラナダ大聖堂（カテドラル）＆王室礼拝堂へ
まずは、スペイン ルネサンス建築を代表するグラナダ大聖堂へ。
街の中心部ど真ん中にあり、ステンドグラスと黄金に彩られた聖堂内が見どころです。大きなパイプオルガンにも圧巻。パイプオルガンの奏でる音色を聞きたかったですが、残念ながらかなわず。
また、大聖堂とつながっているロイヤル チャペルには、イサベル女王とその夫フェルナンドの墓があります。小さな地下にあるので、必ずおりてみましょう。
建物がどこにあるかはすぐにわかりますが、入り口が少しわかりにくい奥まったところにあります。私は並ばずに入場できましたが、時間によっては行列ができるようです。後悔はありませんが、入場料金の割には見る場所は狭いかも…です。
入場料：5ユーロ
備考 ：撮影禁止、並ばず入場可能
アルバイシンの丘から、美しいアルハンブラ宮殿を堪能
グラナダに来たら、絶対に行かなければならのが、アルバイシン地区です。丘の上にあるサン・ニコラス広場（展望台）からは、アルハンブラ宮殿の絶景を堪能することができます。
アルバイシンの丘を登る目的は「夕日に映えるアルハンブラ宮殿」
上記は、アルバイシン地区の地図です。夕日に映えるアルハンブラ宮殿を見に、サン・ニコラス広場を目指します。
アルバイシンの丘の登り方
グラナダの中心部からサン・ニコラス広場に行くには、ヌエバ広場から赤色のバス「C1」に乗る方法がありますが、私は歩いて登ることに。
坂はちょっと辛いですが、若い人なら、登ることが可能。頑張って歩くことで、迷路のように続く白壁の街並みを楽しむことができます。かならず、歩いて登ってよかったという感動があります。
ただ、体力に自信がない方は上りはバスを利用し、下りは歩いて降りられることをおすすめします（ただし、この場合は、明るい時間に丘を下れることが前提です）。
サン・ニコラス広場の展望台から夕陽に映える宮殿を見る
迷路のような白壁の小道は、曲がりくねっていてまるで迷路のよう。そんな小道を抜けて、サン・ニコラス広場に到着。多くの人が、アルハンブラ宮殿を眺めながら時間を過ごしていました。
サン・ニコラス展望台からは、アルハンブラ宮殿の絶景はもちろんのこと、グラナダの美しい街も楽しむことができます。私が訪れた6月は18時はまだ明るい時間。夕日に映えるアルハンブラ宮殿を眺めることができます。ライトアップされたアルハンブラ宮殿を見たい方は、20時以降に丘に登り、丘にあるレストランレストランで食事をしながら時間を過ごすのもお勧めです。
夏に行くと、なかなか日が落ちませんが、ゆっくり暮れていくアルハンブラ宮殿はとても美しく、猛烈に感動していました。
歴史に思いを馳せながら聴きたい音楽「アルハンブラの思い出」
美しい世界遺産アルハンブラ宮殿を眺めながら、是非、聞いてほしい曲があります。
それは、ギターの名曲「アルハンブラの思い出 / Recuerdos de la Alhambra」です。※視聴可
クラッシクギターの名手タレガがグラナダにあるアルハンブラ宮殿を訪れた際の印象を元に作曲された曲で、クラッシックギターを習う人なら、「禁じられた遊び」と同様、一度は弾いてみたいと思う定番中の定番曲です。
イスラム勢の栄枯衰退を思い聞く調べ
参照：世界の歴史まっぷ
アルハンブラ宮殿はイスラーム王朝ナスル朝の宮殿です。14世紀にムハンマド5世が増改築を行い、現在のような形に整えられました。
もともとはキリスト教勢力により収められていた地が、イスラム勢によるナルス朝繁栄の時代を経て、15世紀、再び衰退する。
ナルス朝は、上図「13世紀末のイスラム世界」では左上の小さなピンク色のエリア。イスラム教が西のヨーロッパに勢力を拡大した証です。
8世紀の初めから800年近くにわたって続いたイスラム勢の繁栄の歴史に思いを馳せながら、悲しくも美しいギター曲「アルハンブラの思い出」の調べを聴くと、「自分のちっぽけさ」を感じると同時に、こうして歴史の地に足を運び楽しめる今の自分の幸せさを痛感します。
上記紹介曲は、20世紀最高のギター奏者であるアンドレス・セゴビアによる演奏曲。Amazonのプライム会員なら無料でダウンロード可能です。同ギターアルバム曲（41曲）まとめて、スマホにダウンロードして現地で聞くと感慨深いです。
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アルハンブラを楽しむ本
丘でゆっくり時間を過ごしながら、「アルハンブラ物語」を読むのもオツですね。
旅に不慣れな方、英語が苦手な方は、スペインツアー、グラナダ現地ツアーを活用ください。グラナダ観光が堪能できます！
・HISスペインツアー
・スペイン グラナダ現地オプションツアー
本日の徒歩数
本日は移動が多かったので、徒歩数は16,385歩でした。
歩数はさほど伸びませんでしたが、坂が多かったのでちょっと疲れました。
ちなみに以下は、当日18:30の気温。なんと40度です！お水の携帯必須です！
明日はいよいよアルハンブラ宮殿に出かけます♪
（続く）
旅すがらの読書でもっとスペインを楽しむ
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１日目 移動：飛行機（→マドリード）
移動：メトロ（空港→市内）
マドリード観光：市内
２日目 マドリード観光：プラド美術館
３日目 移動：国鉄Renfe（→コルドバ）
コルドバ観光：メスキータ他
４日目 セビリア観光：アルカサル他
５日目 移動：国鉄Renfe（→グラナダ）
グラナダ観光：大聖堂、アルバイシン
６日目 グラナダ観光：アルハンブラ宮殿
グラナダ観光：アラブ人街、移動
７日目 バルセロナ観光：旧市街地
８日目 バルセロナ観光：サグラダファミリア
９日目 帰国 (+1日）
旅を予約する・探す（航空券、ホテル、現地ツアー等）
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