
どこに行くにも、手放せないのがスマートフォン。
いつでもどこでもネット接続したいですが、海外出張・海外旅行中に日本と同じように使用すると、高額な通信費請求に泣くことになります。
私はソフトバンクを利用していますが、今年2016年6月に11日間の海外出張→一人旅の間、通信には極力Free-WiFiを使ったはずなのに、海外通信利用分が22,736円かかっていました。
以下は、最初の3日間分の請求額です。痛い出費です。
格安航空券を探すなど努力しても、高額な通信費がかかっては元も子もありません。
高額通信費請求に泣かないためには、どうしたらいいのでしょうか?
私は、プライベート旅行の場合、Free-WifiとGoogleオフラインマップを利用して、通信費は払いません!最近は、ホテル、駅など公共性の高い場所ならFree-Wifiがつながるので、下調べが不十分でも、現地でなんとか移動できます。
少し事前準備が必要ですので、以下でご説明します。
目次
飛行機に乗ったら、スマホの通信設定を変更しよう
一般にスマートフォンは、ユーザが操作していないときもデータ通信します。海外ではパケット定額制が適用されないため、海外で通話やデータ通信で、高額な料金を請求される恐れがあります。
これを防ぐためには、海外に行く前に設定が必要です。
通話もデータ通信も一切しない場合
通話もデータ通信も一切しない場合は、「機内モード」をオンにします。「機内モード」とは、通話やスマホのデータ通信をオフにする機能です。オフにすれば通話料やデータ通信量が発生しません。
iPhoneの場合、コントロールセンター上で飛行機アイコンをON、WiFiには接続する場合はWi-Fiのアイコンも一緒にONにすると、ホテルなどで無料Wi-Fiに接続すれば、インターネットが可能で、Web閲覧、メール、LINEなどの機能が使えます。
データ通信はしないけど電話は使う場合
インターネットやメールは使わないけど、電話だけはできる状態にしたい場合は、機内モード設定「オフ」、データローミング設定「オフ」にします。
機内モードは解除した上で、「設定」で「モバイルデータ通信」をオフ(左図)。切り替わった画面で「モバイルデータ通信のオプション」をタップし、「4Gをオンにする」を「音声通話のみ」にします(右図)。


やっぱり、インターネットも通話もしたい場合
やっぱり、日本と同じようにインターネットも通話もしたいという場合は、各キャリアの海外サービスを利用ましょう。いずれも使いたい放題プランは最大2980円/日と高いです。
domoco 「海外パケ・ホーダイ」
au 「海外ダブル定額」
SoftBank 「海外パケットし放題」
道案内アプリ・マップアプリを活用し、通信費を抑えよう
上述のように、3大大手キャリアには海外定額制サービスがありますが、最も便利なサービスは2980円/日で、かなり高い!!できるだけFree-WiFiを利用するのが得策です。メールやLINEなどは、我慢すればいいだけです。
私の経験上、右も左もわからない海外で最も困るのは、現在地情報や目的地までの移動です。観光スポット近くにいるんだけど、どう歩いたらいいかわからない・・・こんなとき、情報がないと途方に暮れてしまいます。
でも、Googleマップはネットにつながってないと確認できないじゃない・・・と思ったあなた。こんな時にあなたを助けてくれるのが、オフラインマップ・ナビゲーションアプリです。
出国前までに、Googleオフラインマップをダウンロードしておこう
知らない土地では、駅からホテルに移動するのですら大変。でも、現在は、スマホにオフラインマップを入れておけば、GPSで自分の居場所がわかるので、目的地まで移動できます!
オフラインマップのおすすめはGoogleオフラインマップ。設定は簡単です。
1.スマホでgoogleマップアプリを起動
2.Googleマップにログイン
3.場所を検索(例、ニューヨーク)
4.検索窓横のメニュー 三 をクリックし、[オフライン マップ]をクリック
5.画面下側のウィンドをスワイプで広げると「ダウンロード」マークがあるので、クリック
6.地図と共に「ダウンロード」ボタンが表示されるのでボタンをクリック
事前に、行きたい場所を「お気に入り」登録しておくと、現地で場所を探すときに重宝します。
また、駅など公共性の高い場所ではFree-Wifiが飛んでいるので、うまく接続できれば、その場で電車などの経路検索もできますよ!
これで、長距離でも移動はばっちりです!