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ハートドリブン。皆さん、この言葉の意味が分かるでしょうか?

ハートドリブンとは、一人ひとりが自分らしくハートに従って生きること。

「ドリブン」とは、原動力のこと。組織に属するビジネスマンなら、対義語が「インセンティブ」と言えばわかりやすいでしょうか。「インセンティブ=は誘因」は、人を動かすのに使うもの。具体的には、ポジティブな意味で「お金」や「地位」、ネガティブな意味ではお金をや地位を失うことだったり、「不安」です。

そして、多くの人は、ハートドリブンで行動するのではなく、ポジティブ/ネガティブ両方のインセンティブで日々行動しているのが実情です。

そんな時代だからこそ、今回紹介の「ハートドリブン」の著者の塩田元規さんは、ハートドリブンな”魂”に従った生き方の重要性を指摘。ご自身がCEOを務める上場会社「株式会社アカツキ」の起業時からの山あり谷ありの成長を通じて学んだ 「数字より感情、計画より直感、思考より衝動」を大事にするハートドリブンな独自哲学を明らかにしています。

ライフスタイルの変化と共に、価値観も変化している
ハートを大切にする人が、結果として社会的な成功も得られる!

現在の生き方に苦悩・限界を感じている方におススメの一冊です。以下、覚えておきたい要点をまとめました。

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世の中の変化・価値観の変化

【書評/要約】ハートドリブン

現社会の中で、大事にされる「数字・計画・思考」。
特に、上場会社ともなれば、上記は必須。常に「効率」がすべてとされ、目に見える数字が重要であり、先を示す計画・説明が求められてきました。

これからの時代は、正解がない、多様な時代。さらに、労働もAIによって変化しルール化できるもはAIに置き換わられる時代です。

そんな時代に大事になるのが「感情・直感・衝動」
成功は結果であって目的ではありません。人の何かをなしえたいという「熱い思い」に共感し、心を動かされる。だからこそ、一人一人が〝感情を丁寧に扱うこと〟それが、人生を輝かせる鍵となるのです。

世界に起きている三つの変化

塩田さんは、世界で起きている大きな3つの変化を以下のようにまとめます。

世界に起きている3つの変化

①便利さ(機能的価値)の時代から、心(感情価値)の時代へ
②画一的な価値観から、多様な価値観を認め合う時代へ
③透明性の加速。DoingからBeingの時代

便利さ(機能的価値)の時代から、心(感情価値)の時代へ

今、テレビやパソコンなどに「機能差」を感じて使っている人は少ないのではないでしょうか。

しかし、MacやiPhoneには機能的な差別化の前に、思想の差別化、意義・信念への共感がある。それ故、アップルの顧客は顧客ではなく作り手の思想に共感してくれるファンになり、製品を購入することにワクワクする。

このような購買行動がますます大事になっていく。つまり、心(感情価値)が大事な時代なのです。

画一的な価値観から、多様な価値観を認め合う時代へ

上記のような、機能的価値から感情価値へのシフトは、購買行動に限ったことではありません。

〝働く〟ことも同様。 人生自体が〝攻略〟するものから〝自己表現〟するものに変わっているのです。そこでは、画一的な価値観から、多様な価値観を認め合うことが大事になります。

これまでは、インセンティブ動機で動いてきて来た私たちは、基本、有限なリソース=インセンティブを奪い合う・攻略する方法で生きてきました。しかし、今後、求められるのは、今まで向き合おうとしてこなかった、自分の内にある「内面=感情」です。

自分の内面探しが大事になります。周りの期待に自分を適合させる生き方は終わりです。

インサイド・アウトとは「内側を変えて外側を変える」こと。
感情を丁寧に見て、「あぁ、自分は今こういう気持ちなんだな」ということを認識しましょう。

DoingからBeingの時代

「Doing」とは、行っていること。つまり、企業なら事業・サービス。
「Being」とは、自分たち、組織やチームの在り方。全てが透けて見える時代だからこそ、Doing=事業だけでなく、企業の在り方まで一貫性があることを、すごく大切になるのです。

Whyを大事にする

【書評/要約】ハートドリブン

サイモン・シネコックの「ゴールデンサークル理論」をご存知でしょうか。
キーワードは、Why(なぜ)、How(どうやって)、What(何を)の3つです。

Why=意義からスタートする

多くの組織はWhatが事業をスタート地点。Whatで何をやっているかを理解し、それをHow=どうやってやるかまでは考え説明できます。しかし、なぜ(Why)やっているかを理解している組織は極めて少ないのです。

しかし、優れたリーダーはこのWhy、How、Whatの順番が他とは逆。WhyからスタートしてWhatまでを説明します。

Whyとは意義・目的のこと。
これからの時代は、今まで以上に、意義(Why)が全ての中心になる。 競争戦略をたくさん考えるより前に、Whyをクリアにして、Whyをどう伝えるかを考えたほうが、圧倒的に価値が高まる、と塩田さんは指摘します。

Great Question 「なぜ、このプロジェクトをやるの?」
Whyには正解はありません。しかし、正解がない問いをチームで考えるプロセスを通して、一人ひとりがこのプロジェクトに携わる理由に向き合う。合理的ではない、しかし、このプロジェクトとチームの願い・想いが大事になるのです。

機能的な価値ではGoogleやAmazonには勝てない

GoogleやAmazonのすごさは、彼らが提供するもの以上に、彼らが持つ、徹底的に機能的で便利な価値を生み出す力です。彼らは、たくさんのリソースを投下し、機能的価値のクオリティを上げ続けてる。そして、これからは集めた圧倒的なデータとAI学習でさらに機能性を追及しています。

米国のGAFA、中国のBATH。もはや投下してるリースの桁が違う。この分野で日本企業が勝とうとするのはもはや困難。しかし、感情価値の徹底的な追及なら、日本企業にも勝てる余地があるのではないだろうか。

最後に

今回は、塩田元規さんのハートドリブンの要点をまとめました。

共感・感情の重要性についてはここ数年多くの本が出ており、周知の事実ではありますが、一読の価値のある一冊です。

本書には経営に当たって大事にしてる良書からの学びなども複数登場します。それら良書の教えも参考になります。

以下それらの良書の一部も紹介してきます。

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