【書評/要約】動画2.0 VISUAL STORYTELLING(明石ガクト 著)(★4)
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近い将来、Youtubeがテレビを超えると言われても何の不思議も感じないほど、「動画」のパワーを感じさせられる昨今。Youtubeというメディアを通じ、個人が10万人、100万人といったファンを作り出す人も出てくるほど、その勢いは強い。

では、「動画」とは何なのか?テレビ向けの「映像」とは何が違うのか?

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その真相に迫るのが、本書の著者で、動画メディアONE MEDIAを経営する明石ガクトさん。ビジュアルにインパクトのある風貌、そして、本書の文体ににじみ出る「尖った感」が何とも面白く、彼の世界観に引きずり込まれます。

スマートフォンの登場により、世界の急速なヴィジュアル化(長文より動画化)が進むこれからの時代を知るために読んでおいて損のない一冊。以下、本書のポイントを要約します。

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動画とは?

「動画」とは何なのか?

明石さんは、動画はスキマ時間に視聴できるように「情報の凝縮」がなされた映像コンテンツ

2007年にiPhoneの誕生が可能にしたスキマ時間の視聴用に最適化された映像コンテンツが「動画」であり、それはテレビ向けの「映像」とは全く違うものなのだ。

動画の変遷

明石さんは、これまで起きてきた「動画の波」を以下のように整理します。

動画の変遷

1st wave :2005年 youtubeの誕生
2nd wave :2015年 Facebookが動画対応
3rd wave :2018年 Facebookアルゴリズム宣言
      IGTV、TikTokなど新しいプラットフォームが登場

2018年 Facebookアルゴリズム宣言で始まった3rd wave。これは、2nd wave時代により爆発的に増えた量産型動画の淘汰を意味します。動画は3秒でジャッジされ、10秒迄の間に「最後まで観よう」と思ってもらえるかが勝負なコンテンツですが、頭の3秒だけ女性の裸などで興味を引かせようとするようなコンテンツは淘汰。一方で「動画コンテンツにする意味や価値があるのか」「エンゲージメントがある動画なのか」がより問われているのが今のサードウェーブの時代なのです。

これからの時代、動画の作り手・発信側はこれを理解することなしにファンを集めることはできないと肝に銘じましょう。

映像と動画のバランスが逆転はいつ起こるのか

テレビが主役だった時代の生活習慣がどんどんすたれていく今、映像と動画のバランスが逆転するのはいつなのか?

明石さんは、今から数年後、具体的には5Gと8Kが普及するタイミングし、そんな時代においては、大衆は「コンテンツは動かないと物足りなくなる」と指摘します。

吉野源三郎さんの1937年の小説『君たちはどう生きるか』が漫画になって、発行部数200万部を超える大ベストセラーになりましたが、これは「文字」が「文字+絵=マンガ」になったから。このような変化は、動画でもますます起こっていくのです。

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表現の中心と花形も変遷してきた

表現の中心は「言葉」だった1980年代、コピーライターは花形でした。表現の中心が「映像」になった1990年代はCMクリエイターが表現の中心人物になりました。そして今、表現の中心が「動画」になって、YouTuberやインフルエンサーがスターになったのです。

この変化に大きな影響を与えたのが、届け方の変化。
映像の時代では不可能だった「作る」ことと「届ける」ことがインターネット配信によって統合化されたことです。自分の努力や工夫次第で「作る」パワーがそのまま「届ける」パワーへシフトチェンジを起こしたのです。

結果、今、クリエイターはソーシャルメディアを活用してどんどん動画を配信しているのは、皆さんもよく知るところです。

動画マネタイズするための3つのポイント

明石さんは、これからの動画のマネタイズのポイントを以下のようにまとめます。

動画マネタイズするための3つのポイント

①どこのプラットフォームで勝負するかを決めること
②プラットフォームで輝くスタイルを考えること
③スタイルを踏まえたエンゲージメントの高い動画を作り続けること

大事なことは届ける力を持ち続けられるか?やると決めたら毎日コンテンツをUPし続けられるかが大事です。

また、ロゴを隠したら、どこのコンテンツかわからないような動画を作ってはいけない。自分のブランドを定着化・浸透できるようにならなければ、仕事を依頼されるようにはなりません。

この自分のブランドを色、フォント、フィルター、モーション、視覚を構成する要素を丁寧に組み合わせてスタイル化できるかが勝負のしどころです。

最後に

今回は、明石ガクトさんの「動画2.0 VISUAL STORYTELLING」を 要約しまとめました。

これからも驚くべき速さでネット×動画は私たちの生活スタイルを変えてくはずです。こんな時代において、企業は個人メディアはどのように勝負すべきなのか、考えさせられる一冊となりました。

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