金利と景気サイクル
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株やFXで市場を大きく動かす事件・要人発言・指標発表。
一瞬にして株なら数百円、FXなら1円動くことも珍しくなく、トレンドが変わったのではないかと思わせ、ポジションをどう持つか、判断に悩まされます。特に2020年3月に起きたコロナショック以降はその動き(変動幅と期間)が激しくなったと感じているのは私だけではないでしょう。

しかし、実際は長期トレンドを大転換させるようなイベントは滅多にありません。大体は、一定期間を経て元のトレンドに戻ります。

でも、株式/FXのトレンドを大転換させる重要事項は確実に存在します。

トレンド大転換のキッカケとなる変化・予兆は、経済の原理原則を知っている人なら、株式・FXニュースなどを読んでいる方なら気が付く内容です。しかし、「トレンド大転換」は、単純に0/1で切り替わるわけでなく、上下動を繰り返しながらゆるゆると方向転換するためトレント大転換に気が付きにくいのです。

結果、多くの人はリーマンショック時のように、気が付いたときには大暴落に巻き込まれていて手の打ちようがなくなってしまいます。

では、何に注意すればいいか?

それは金融市場の炭鉱のカナリアとも言われる「金利と、なんだかんだ言っても世界経済に最も大きなインパクトを与える国「米国の動向です。

通常、経済イベント・事件などによる値動きは一時的

経済指標の発表などで予想が大きく外れた場合、市場は動揺し、市場が乱高下します。

しかし、経験則ですが、長期時間軸で見れば、経済指標によりトレンドが大転換するのは極々まれな話。多くの場合は、早ければ1時間後、数日~数週間かかっても、結局、長期トレンド方向に戻っていきます。これは、株の場合も、FXの場合も同様です。

chami
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この市場の気迷いにより、特に資金管理を厳格に実施されている方ほど「行ってこい」でやられます…
2020年10月末の米国大統領選挙前の下落も経済の長期サイクルから考えると誤差。

直近、2021年1月末のロビンフッターによるパンプ劇を発端とする下落も、景気サイクル投資においては、たぶん誤差になると考えます。

chami
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「金利」がなぜ重要なのか

ただし、「金利」に関する方向転換の示唆があった場合は別です。この場合は、市場の動揺と共にトレンドが転換する可能性が高いです。

以下は、2019年の藤巻健史氏のツイッターですが、「為替は米国でも動かせず、動かせるとしたら金利を動かしたときだけだ」と発言されています。

つまり、「米国の金利が動くとき」が重要。
だから、「金利」と「米国の動向」を見ることが大事。
chami
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金融市場の炭鉱のカナリア「金利」

炭鉱のカナリア」とは何らかの危険が迫っていることを知らせる前兆を指す言葉です。その昔、炭鉱労働者がカナリアを籠にいれて坑道に入って、有毒ガスの探知に利用したことにたとえ、金融の世界では、株価の急落や景気変調のリスクを示すシグナルの意味で使われます。

この炭鉱のカナリアとなるのが「金利」です。

なぜ、金利は為替を動かすのか?

ではなぜ、そのようなことが起こるのか?

各国の中央銀行は、景気のバランスを取るために金利を調整しています。具体的には、

好景気なら…

・モノが売れる
・企業は資金需要が増加、個人は消費拡大、金融機関は貸出が増加
・結果、お金の需要は高まり金利が増加

不好景気なら…

・モノが売れない
・企業は資金需要が現象、個人は消費抑制、金融機関は貸出が減少
・結果、お金の需要が低く金利が低下

つまり、中央銀行が金利上昇から金利低下に舵をきるということは、不景気でモノが売れなくなり始めたことを示す合図。それ以降、景気は悪くなる可能性が高いため、株価は上昇から下落に転じることになります。

今現在は、コロナによる景気減速を回避するため、各国金利の引き下げ真っただ中(後述)です。

景気のサイクル ~金利・金融政策との関係

これら状況を景気サイクルとしてまとめると以下のようになります。

景気サイクル~金利・政策金利の関係

また、「2020年2月現在の米国経済状況」をまとめると次のようになるでしょう。

2020年2月現在の米国経済状況

・コロナワクチンによる景気回復期待
・米国の追加緩和期待
・長期金利上昇の予兆
・ドル安からドル高傾向
・(株価は既に高い-最高値付近)

結果、現在の景気サイクルの位置は「冬から春への移行期」にあると考えています。

なお、緩和政策を取り市場にドルをばらまいているため、ドルの価値が低下。お金はないところにはないにも関わらず、あるところ(富裕層)にはあるの(二極化)で、投資資金が株式に向うため株が高い状況にあります。さらに、今後はワクチン接種効果が見られ始める米国の景気回復期待で、さらに株式が上昇する構図となっています。

この辺が分かっていないと、なぜ、こんなに景気が悪いのに、株価が最高値にあるか理解できないことでしょう。
chami
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米政策金利(FFレート)の金利とバブル崩壊

現在、中国の台頭が著しいですが、そうはいっても、世界経済を引っ張っているのは「米国」。2021年現在、世界経済の動向にも最も大きな影響を与える国であることは変わりません。

この米国の政策金利はどのように推移してきたのでしょうか?

米政策金利(FFレート)の推移とバブル・不況

米政策金利(FFレート)の推移とバブル・不況

上記は、米政策金利(青線)と不況期灰色)の関係を表した図です。米政策金利の低下が起こってからしばらくしてバブル崩壊が起こっていることが分かります。この歴史は繰り返されています。

今後も、株式であれ、FXであれ、米国の政策金利、および、米国債の金利がどのように動くかを見ながら、投資を行うことが大切です。

私の現在の短期売買
私は長期積立投資がベースですが、リターンを拡大するために短期投資(短期と言っても数週間~数ヵ月)をCFDで実施しています。
現在の相場に対する考え(方向性)とポジション状況は以下に記載中
※記事の後半に記載

為替が変化始めた?

さて、株価は、コロナショック以降、長期的には上昇を継続していますが、転換をし始めたように見えるのが「為替」です。

ドル円が円安方向に振れ始めました。また、これまで長期下落を続けてきた高金利通貨トルコリラ円も円安方向に進み始めています。
今後も上下動が行われますが、ここがトレンドの大転換期になるのか、今後、注視することが大切です。

ドル円:月足チャート

トルコリラ円:週足チャート

これまで長期暴落を続けてきたトルコリラ円。
ここでトレンドが大転換したのか、非常に注目しています。
ポジションなどについては、別途別の記事。
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chami
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最後に:トレンド転換の前には「予兆」がある

今回は、トレンドが大きく転換する前には、ある程度の準備期間や予兆があり、注視すべきは「金利」と「米国の動向」で紹介しました。

経済・投資の原理原則を押さえることで、投資効率は確実に上がります。相場変動のストレスも軽減されるので、是非、理解をすることをお勧めします。

なお、只今、Kindleで投資本が激安で購入できるセールもやっているので、上手にご利用ください。

投資で成功する極意!

リンクが未整備な部分は、今後、取り揃えていきます♪

実践トレーディングの心得
自分のトレードスタイルを決める
相場をリードしている銘柄を探す
エッジ(優位性、勝てる確率)を意識する
為替が動く時間帯を狙う
資金配分とポジション管理
売りこそ大きく儲けやすい
チャンスの時はポジションを増やして売買
期間を変えてチャートを見る
アノマリー・相場サイクルに注意する
ボラティリティの変化を把握する

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