【書評/要約】科学的 潜在意識の書きかえ方(小森 圭太 著)(★4) 理想の自分になり楽しく生きる最善策は 無意識 の書き換え!
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私たちは、お金持ちになりたい、人望ある人になりたい と思ったとき、意識的に自分を変えようとします。意識を変えることで、人、モノ、金を望ましい状態に変えようとします。

しかし、人間の1日の6万回とも言われる思考回数の9割は無意識。人の行動・思考の多くを決めているのは無意識潜在意識)です。無意識が思考パターンが決めています。

つまり、 無意識(潜在意識)を書き換える方が先決です。

小森圭太さんの著書「科学的 潜在意識の書きかえ方」は、その方法をわかりやすく教えてくれる良書。本書からの学びの一部を紹介します。

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無意識(潜在意識)を書き換えることが大事なわけ

【書評/要約】科学的 潜在意識の書きかえ方(小森 圭太 著)

なぜ、無意識・潜在意識が重要なのでしょうか。これがわかると、なぜ「天才」は優れた能力を発揮するのかもわかります。

今の状態がその状態をより加速させる

富めるものますます富む、笑う門には福来たる
泣きっ面に蜂、貧すれば鈍する 

これらは昔から言われることわざ・格言です。どれも「今そうだから、【さら】にそうなる」ことを示す「引き寄せの法則」です。私たちは日々の生活の中で、「今の状態がその状態をより加速させる」ことを経験・体験しています

ここで何が言いたいかというと、意識の9割を占める、無意識(潜在意識)が自分にとって理想的なものなら人生は良い方向に向かいますし、よくない状態だと悪い方向に向かうということです。

必要なのは「本当の自分」であること

潜在意識を正しく導くために必要なのは、「本当の自分」であることです。

本当のあなたは、どんなあなたでありたいのか。
何に喜びや充実を感じるのか。
何を本当に大切だと感じているのか。

自分が大事にするものに沿った行動には、ストレスがありません。自動的に本来の自分にとって望ましい状況が引き寄せられていきます。

ひまわりは頑張ってもバラにはなれない

ひまわりは、頑張ってもバラの花を咲かせることはできません。しかし、私たち人間は、「本来の自分が求めていること」ではなく、常識・社会通念・見栄・損得を理由に夢や目標を決め、「自分と違う誰か」になろうとして、苦しんでいます。

この状況を描いているのが、朝井リョウさんの小説「何者」です。就活は、まさに、自分をよく繕って「何者かになろう」とする行為の典型です。多くの人たちは、普段の生活の中で、就活のようななムリをして生きています。

多くの人は本当の自分の望みがわからなくなっている

ここで問題となるのが、多くの人は、「本当の自分の望みが何かを分っていない」ことです。多くの人は、長い間、本当に大切なことを無視し、目先の損得、有利不利、見栄などで選択と決断をし続けた結果、本当の自分が何を求めているのかわからなくなっています。これでは、人生は好転しません。

まずは、以下の問いに回答できるようになることが大事です。

本当の自分の望みを把握する

❶あり方  :本当の自分はどういう自分でありたいのか
❷価値の指標:何が自分にとって本当に大切で譲れないことなのか
❸充実の指標:何で楽しさや喜びを感じたいのか

OAM

脳の機能と仕組みを理解する

【書評/要約】科学的 潜在意識の書きかえ方(小森 圭太 著):脳の機能と仕組み

無意識をより深く理解するには「脳の機能と仕組み」の理解が欠かせません。

人は見たいように見、信じる

私たちの脳は、意識していないものは、たとえ目や耳に入っていたとしても、実際は見ていないし、聞いていません。著書「世界一速い問題解決」の中でも、ビジネスの現場でも「関心が低いがために目の前に問題があっても見えておらず、問題が大きくてからはじめて気づいて大慌てする」ことが指摘されています。

目はあくまでもレンズ。実際に見ているのは、「脳内で作り上げたイメージ」です。故、同じものを見ていても、人によって見える景色・現実が異なります。さらに、自分が今まで信じてきたこと否定しないしたくない故、自分にとって都合のいいことを信じます。

常識・社会通念が正しいという思い込みが、本当の自分を遠ざける

そもそも、私たちが真実・事実と思っていることの大半は、他人や社会から植え付けられた「思い込み」。その多くは「社会通念」であり、「あなたの理想」と異なります。

たとえ、自分にとってつらいことでも「常識・社会通念だからやらない」という思考が無意識レベルで染みついていて、自分を変えられません。嫌なことでもやり続け、結果、「自分が本当に理想とする自分」と無意識がかけ離れていきます。

天才に変人が多い理由

いやいや、そうは言っても、常識・社会通念から逆らって生きることはできないでしょ。と思った方は多いと思います。

しかし、いわゆる天才とかイノベーターとか呼ばれるような成功者は、変人・非常識です。自分の直感(感覚)に従い、自分らしく生きている故、本能的な脳である脳幹が活性化されており、凡人には到底考えつかないアイデアを思いつきます。

潜在意識の書きかえに大事な「脳幹」

さて、私たちが思考を行う脳について簡単に理解しておきましょう。

思考する「脳」を理解する

画像:IAM

脳幹   :生命維持や本能的反射を担う(爬虫類脳) ※天才はここが活性化されている

大脳辺縁系:好き嫌いや安心感など感情を司る(直感、感情で判断、哺乳類脳)
大脳新皮質:人間的な思考をする層。言語情報や論理的思考を司る合理的な脳、人間脳)

脳幹が司るのは感覚です。言語ではありません。しかし、自分の理想な生き方を抑え込んで生きている多くの常識人は、選択や決断の基準が「言語」です。常識・社会通念・他者比較・損得に基づき、決断を行っています。このような状態は、脳幹が活性化されていません。そして、あれこれ考えるため、悩みます。

潜在意識を 書き替える方法は2つ

では、具体的にどうしたら、無意識(潜在意識)を本当に望んでいる自分の意識を書き換えられるのでしょうか。方法は大きく2つあります。

❶言葉を整える
❷身体を整える

以下の章では、この方法を見ていきます。

潜在意識を書きかえる方法:言葉を整える

【書評/要約】科学的 潜在意識の書きかえ方(小森 圭太 著):言葉を整える

「言霊」の通り、言葉自体にパワーがあります。普段何気なく使っている言葉が、無意識の形成に大きく関係しています。

【簡単】潜在意識は使う言葉で変わる

一般的に、感謝、尊重、受容などを意味する言葉を使うと無意識の思考パターンはよい方向へ、怒り、妬み、悲しみなど意味する言葉を使うと悪い方向へ向かいます。

ついつい使ってしまいがちな、「ダメだ」「最悪」「ついてない」「ムカつく」「バカじゃないの 」「くそっ」という言葉は使わず、良い言葉を使いましょう。はじめは 心・気持ちがこもっていなくていい。とにかく、よい言葉に変えることが大事です。

エネルギーを弱める、注意が必要な言葉

言葉の中には、一見よさそうなに見えて、実際はマイナスにつながる「利用を控えるべき言葉」があります。その代表が以下の2フレーズです。

・どこがダメなんだろう? →置き換え:どうしたらさらに良くなるだろう
・頑張る         →置き換え:最高の自分を発揮する、ベストの自分を出す

一件、前向きに改善しようという言葉にも思えますが、どちらの言葉も、思考の前提に「今はダメ」という意識があります。「頑張る」には、頑張らないと他人に認められないという恐れや不安の意識も伴います。これでは、無意識にマイナスに働くので、言葉を置き換えましょう。

【簡単じゃないけどとても重要】自分の理想を言語化する

世の中には、「自分の理想」がわからなくなっている人であふれています。しかし、自分が本当に求めていることを言葉にして表現=「言語化」することが極めて大事です。

自分の理想を言語化できていない状態は、目指すべきゴールがないのと同じ。まずは、上述した3つの指標「あり方」「価値の指標」「充実の指標」を書き出してみること。抽象的な表現であっても、それを言語で把握し、そうなるように、選択と決断を重ねていく。この積み重ねが、満足度の向上をもたらし、人、モノ、お金が満たされる状況の好転をもたらします。

3つの指標を実践するにあたって注意すべきこと

自分で書き出した、3つの指標を実行しようとすると、はじめは勇気がいります。なぜなら、それは、今までの自分の行動パターンとは異なったり、常識からはずれていることが多いからです。

しかし、本当に恐れるべきことは、そこではありません。本当に恐れるべきことは、「偽りの自分で生き続け、 人生最後が近づいた時に後悔すること」です。

お金やモノは後でも取り戻せますが、時間だけは絶対に取り返すことはできません。二度と取り返すことができない、一番大切な「人生という時間」を本当の自分が求めるままに生きましょう。

潜在意識を書きかえる方法:身体を整える

【書評/要約】科学的 潜在意識の書きかえ方(小森 圭太 著):身体を整える

「身体を整え方」は、言葉を整えるよりも簡単で即効性があり、簡単です。ポジティブな気分でなくとも、笑顔を創り、胸を張る。そうすれば、その状態に意識が引っ張られます。

現代人の生活に潜む罠

特に現代人は、デスクワークやスマホの閲覧で知らず知らずに、背中を丸める姿勢をしがち。こうすると、気分もうつむきがちで、胸が開いていないので呼吸が浅くなります。肩も凝れば、健康的にも気分がすぐれなくなります。このような日常生活に潜む罠を、生活の中で取り去ることが大事です。

私は、この対策として、PCスタンドやスタンディングデスクを利用して、姿勢を猫背になりっぱなしにしないように心がけています。

呼吸を整える

笑顔や姿勢を正すことと同時に、「呼吸」を整えましょう。おへそから指3~4本ぐらい下に位置する丹を意識しながらまずは息をなるべく5秒ぐらいでお腹をへこませながらゆっくり吐き出し、後は自然に息を鼻から吸い込むだけ。これを繰り返していくと、息の長さも長く深くなっていきます。

呼吸を整えると、心が落ち着きます。交感神経が優位な状態から、副交感神経が優位な状態に向かい、心身がリラックスします。副交感神経が優位になっている状態の方がパフォーマンスも上がり、直感やインスピレーションも冴えます。瞑想でもこの呼吸を行います。深い呼吸を習慣化すればストレスへの耐性も上がります。

禅・瞑想の基本も「呼吸」です。私は、サウナのととのいタイムに行う瞑想を習慣化していますが、効果を実感しています。

最後に

今回は、小森圭太さんの著書「科学的 潜在意識の書きかえ方」からの学びを紹介しました。

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本記事では紹介しきれていませんが、
・今の自分を知るための「脳幹の状態チェック方法」
・言語を整えるための「本当の自分を見つけるためのワーク」
・身体を整えるために「意識するべき体の各種部位、その整え方」
などがわかりやすく紹介されています。学びが多いので、是非、本書をお手に取って、潜在意識の整え方を実践してみてください。