【書評/要約】ライフトラベラー(喜多川泰 著)(★4) 人生を変える旅をしよう

人生を変える旅をしたい」と思ったことはありませんか?

私には、そんな旅の経験がある。それは、一人で出かけた「海外旅行」。ただ、それに気づいたのは、ずっと後になってからのお話。英語のスキルも不十分。当時はスマホで簡単に行先を調べられる状況でない中、ドキドキしながら出かけた旅が、結果的に、「よくわからなくても、物おじせずにやってみる自分」「怖くても経験してみる自分」「自分ならなんとかできるという思い」を手に入れることにつながっていました。

喜多川泰さんの自己啓発小説「ライフトラベラー」は、そんな「旅行が人生に与える価値」に気づかせてくれる素敵な本

旅は人生を変える力を持っています。本書は、行動しなくては…と思いつつ、二の足をふんでしまう自分に「踏み出す勇気」を与えてくれます。

今回は、喜多川泰さんの「ライフトラベラー」からの学びを紹介します。

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ライフトラベラー:あらすじ

ライフトラベラー:あらすじ

人生を変える旅をしたい」と言う、大学生の知哉。

そんな海外旅行の経験もない知哉に親友の夏樹が用意した旅行は10日間の一人海外旅行、「ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉」。

あれこれ大量の荷物をパッキングをしている知哉に、少しの着替えだけで出かけるように注意する夏樹。

なぜ、そんな旅を提案するのか?そこにはどんな出会いがあるのか?

夏樹の口を通して語られる宝石のような言葉に感化され、知哉は一人で不自由な旅にでかける。

ライフトラベラー:感想

ライフトラベラー:感想

最小限の荷物で出かける、自由だけど不自由な海外旅行。友人夏樹から飛び出す言葉は、私にとって、賛同の連続でした。

本書が教えてくれる大事なこと

本書から得られる大事な教えは以下の4点にあると思います。

本書が教えてくれる大事なこと:4つ

❶どこまでも自由な不自由さに飛び込めば、いままでの自分とは違った自分と出会える
人生を変える出会いには、自分がどんな〈想い〉を持っているかが大切。
 〈想い〉が同じならば奇跡が起こる
❸損得ばかりを考えない。自分があげられるものをまず用意する
❹起こることをすべて楽しむ。苦労も困難も乗り越える楽しさがある

私が一人海外旅行が好きな理由

私が一人海外旅行が好きな理由は、一人自由旅行には本当に、「人生の財産」「大きな成長」があるからに他なりません。

異文化に対する気づきが大きい

正直、海外旅行はパッケージ旅の方が安いことも多いし、何よりお手軽・安心。しかし、私がパッケージ旅を利用しない理由は、あれこれ調べ、迷いながら歩く不自由な旅行からの気づき、失敗から得る経験が自分の「財産」になるからです。

友達と一緒したり、パッケージツアーに頼った旅は、後で思い出そうと思っても、覚えていないこと多くありませんか?自分で調べて歩くからこそ気づきがあり、その地に対する関心が沸き、現地の生活習慣に気づき、帰国後もその地に関心が持てる。これらが、人生という時間の中で、積み重なって、結果的に人生の素晴らしい財産になります。

帰国後に感じる自己成長

単にその地について関心が高くなるだけではありません。道を間違えた、飛行機に乗り遅れた、危ない目にあったといった困難に立ち向かい解決する力が、自分を大きく成長させる。そして、旅の終わりには、自己成長が実感でき、それが、その後の人生の自分の自信にもつながるからです。

まさに、自分の人生を変える旅なのです。

【ほとんどすべてが〈自由〉な〈不自由な旅〉】は【〈損得〉では得られない〈経験〉】 が溢れています。

本書の言葉:ピックアップ

ここからは、著書「ライフトラベラー」のストーリー内に散らばる素敵な言葉を紹介します。

可能性を信じる

ぼくらの可能性は、ぼくらの想像をはるかに超えたところにあるんだよ。それを、自分が手に入れられると想像できる範囲でしか行動しなければ、その可能性を開花させる人生なんて送れるわけないじゃないか!
(略)
計算したり損得を考えたりして一歩踏み出すかどうかを決める生き方をするよりも、何か感じたら一歩踏み出す。
いま真剣に取り組んでいることから情熱を感じるものがあったら何か行動を起こす、という生き方のほうが、自分が想像している以上の幸せが手に入る。驚くべき人生が待っている、とぼくは思うんだ。

何が手に入るかわからなくても、行動することに価値がある。そこから得られるものはとてつもなく大きい。

計算・損得ばかり考えていると、多くの場合、動けません。例えば、旅行に行くにしても、旅行を楽しさ・コストあらゆるものに対して最大化しようとすると、どこに行こうか・どんなプランにするかを決めることすら極めて困難になる。物事を判断する際は「マキシマイザー(最大化人間)」ではなく、サティスファイサー(満足人間)であること、実際に一歩を踏み出すことが極めて大事です。

不自由だからこそ得られる経験

行く前は、『歯ブラシがないと不便だろうなぁ』と思ってるけど、実際に持っていくのを忘れると、現地で歯ブラシを買うという経験ができる。
旅行から帰ってきたときに、どっちのほうがよかったと思える? 持っていってよかった? それとも忘れてよかった?」

旅先で不自由がないように完璧な準備をしていくと、たしかに快適かもしれません。しかし、普段は経験できないようなことを経験する機会もなくなります。

人生を変える旅にとって、行動力・行動範囲を狭める大きな荷物は弊害です。少ない荷物で世界を移動し感性を磨く高城剛さんもできるだけ荷物を持たない旅行を提案します。私も夏の旅行なら3週間のスペイン旅行も、5,6日程度のスーツケース一つで全く問題がなかった。

少ない荷物で旅に出かけると、生きていくのに本当に必要なものは本当に少ないと気づかされる。これが今の現在の所有欲の低さ(ミニマリスト)につながっています。

旅先には〈0〉があふれている

「旅先ではほとんどすべてのことが〈0〉だと思っていい。知哉があたりまえにやっているすべてのことが、どうしていいかわからない緊張の対象になる。そして、ぼくたちはみんな人生という旅の途中じゃないか。

短い滞在期間でこの〈0〉をできるだけたくさん〈1〉にしてみなよ。はじめは時間はかかるし、失敗や恥ずかしい思いをするかもしれない。でもそこは開き直って、『初めてだから教えて』って言えば、たいていのことは、みんな助けてくれる。 (略)そうやって旅先にある〈0〉をできるだけたくさん〈1〉にできれば、素晴らしい旅になる。(略)だからこそ、少しでも時間があれば外に出て、〈0〉を〈1〉にするべきだ。

ほんとその通りなんです。不自由が経験になる。 
しかも、海外に行っても、日本人に対しては親日な人が多いので、本当に困っていると分かると、助けてくれる。たとえ、言葉が通じず、中途半端にしか意味がわからずとも、不安いっぱいな時に声をかけてくれる人のありがたさに、心から気づけます。

〈想い〉と〈想い〉がつながる〈出会い〉

きみが〈想い〉を明確に持って心を開けば、同じ想いを持つ人と出会ったときには、決してその場だけのつき合いで終わったりはしないものだ。
「人と人が出会っているときというのは、じつは目に見えない〈想い〉と〈想い〉が出会っているときなのさ。そして、同じ〈想い〉をいだく者同士が出会ったときには、必ず、見えないところで奇跡が始まっているんだ。
「この出会いは、同じ〈想い〉を持つ者たちがつながる出会いだ!」と気づく感覚を大切にしたい。大事な出会いを見過ごさないようにしたいですね。

最後に

今回は、喜多川泰さんの自己啓発小説「ライフトラベラー」から、旅の意義を自分の意見も取り入れつつ、 一人不自由な旅 から得られる価値をまとめました。

海外旅行はまだ難しくとも、国内旅行でも大きな気づきがあります。是非、人生を変える旅に出かけてほしいと思います!

春🌸!旅に出よう!

暖かくなり、旅に出掛けやすい季節になりました。
旅は、心がけ次第で様々な経験ができます。単に楽しむだけでない、新たな発見を求めて旅に出よう!

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