【書評】後悔しない超選択術(メンタリストDaiGo 著)(★4)

人は1日で行う人生を左右する選択は約70回。

なんとなく判断した選択の積み重ねが、人生を決めることになります。

では、どのような選択を重ねると人生を幸せな方向に導くことができるのか?

残念ながら、未来に何が起こるのか、誰にも予測できない以上、選択に正解はありません。

そこで、メンタリストのDaiGoさんが考える答えは、「後悔しない選択」をすることです。

では、具体的に後悔しない選択をしないためにどうしたらいいのか?

一瞬でベストを見極める科学的メソッドをまとめて解説するのが、本書「後悔しない超選択術」です。

選択に対する思い込み

私たちは、選択する際、「正しい選択があるはず」という思い込みがあります。また、「選択肢が多いほど良い」と思いがちです。

しかし、未来に何が起こるか誰にも分からない以上、選択に正解はありません。また、選択肢が多すぎると結局どれを選んでいいかわからず、決められられなくなります。

このような思い込みに縛られると、考えすぎて、行動できなくなります。

あるのはベターな選択です。

選択の仕方にはスタイルがある

人は、意思決定スタイルを持っていて、判断の仕方に傾向があります。たとえは、何を決めるにしても直感的な人もいれば、常に回避的な人もいますよね。

まずは、選択のベースとなる、ご自分の意思決定スタイルを知ることで自分の選択の傾向を知り、効果的に選択する力を伸ばすことができます。

本書では、このスタイルを5つに分けて、それぞれの人がどうすると後悔しない選択ができるかまとめられています。

マキシマイザーとサティスファイサー

「後悔しない選択」そして「賢く効率的に選択する」ために重要なのは、「マキシマイザー(最大化人間)」ではなく、サティスファイサー(満足人間)になること」。「足ることを知る」ことです。

一般的に、人は、選択するときに、選択肢の中から、妥協することなく最もよいもの=最高のものを選ぶよう努力のがよしとされています。しかし、それが、選択するのに時間的・心理的なコスト、および、その選択に対する満足感を加味したとき、「最大化=最高を求めた判断」とは限りません。

例えば、最もよいヨーロッパ周遊でベストな自由旅行を計画するとなったとき、あれもこれもと調べてもっと安くて満足度も高いものなど調べていても正解などないため、調べて疲れて不満足な気持ちだけが残り、旅行の計画も頓挫することにあります。

しかし、適当に手を打って、実際に旅行に行くと大満足で行ってよかった!と思って帰ってこれます。

私は過去に、他の本でマキシマイザー/サティスファイサーについて知り、その後、何かを選択するとき、適度に満足できるところで手を打つことにしました。すると、決めるのにかかる時間も短縮され、ストレスが減りました。

後悔しない超選択術

後悔しない選択をするための習慣

人は、一日すべてのことを選択して決めているわけではありません。そんなことをしていると頭がパンクしてしまいます。そうならないために多くのことを習慣化=ルーチン化しています。

この習慣は人生を変化させる大きな力です。自分の将来のために役立つことをルーチン化してけば、よい結果につながりやすいことは直感的にも理解できるでしょう。

「後悔しない選択」という観点に絞っていえば、合理的な選択をしやすくなる習慣身に付けることが大切。合理的に選択してその結果に満足するということが、後悔しない選択をするための根幹となります。

その方法の一つとして、本書では難しい選択を午前中に行うことを挙げています。

人は、選択し続けると疲弊して考えることを放棄してしまいます。そのためにも、朝のうちに大事な判断(選択)をすることが大事です。

自分にとって最も大事なことが何かを知る方法

選択をするとき、自分の判断基準は明確だと判断しやすくなり、いちいち悩むことも減ります。

この「選択時の基準を確立させる」方法として、DaiGoさんはコアバリューノートをつけることをおすすめしています。

コア・バリューとは、最も重要であると考える価値観であり、日々、考え、行動するうえでの指標です。

自分のコア・バリューはと言われても、それを言葉で語れる人は少ないでしょう。そこで、自分の大事だと思ったことをノートに書き留めていきます。すると、次第に、自分が選択の基準としているもの・ことが見えてきます。

感想:選択で失敗しない方法

人は、選択するからには100%最高を目指したいと思う生き物です。しかし、100%の最高を目指さないことが大事。
完璧を求めると、その時に必要なものを逃したり、人生が息苦しくなります。

気楽に行きましょう!

後悔しない超選択術