【書評/要約】知識を操る超読書術(メンタリストDaigo 著)(★4)
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スキル・健康・人脈など、人が強く求めるものを効率的に攻略し手に入れる術を持つメンタリストDaigoさん。その攻略の根幹にあるのが「読書」です。

そんなDaigoさんが、単に多くの本を読むのではなく、読書で得た知識を如何にビジネスをはじめとする様々なことに活かし実利を得ていくかをまとめたのが本書「知識を操る超読書術」。

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かんき出版
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読書(文章を読めること)と、その内容を自分の人生に役立てることができるかは別物です。読書はその知識を活用しなければ何の意味もありません。

読書が苦手な方から多読者まで、参考になる内容が満載で「さすが!」の内容。自分の読書レベルに合わせて、知識を操るために対処すべきことがわかりやすくまとまっています。

様々な学びがありましたので、忘れないよう「知識を操る超読書術」の要点をまとめます。

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50倍の生産性が手に入る読書の「サイクル」とは

まず最初に本書の結論です。

結論

知識を操るための「読書」に大事なことは、「本を読む準備」をしているか。
 
準備をしているかどうかで7割が決まる。
そうすれば、全部読む必要なんてないし、忘れることを恐れる必要もない。脳が機能するようにするために「運動」しろ!

なぜ自分はこの本を読もうと思ったのか、その本からどんな知識を得たいと考えているのかという目的を明確にしている人とそうでない人では読書体験が異なります。

そのために大事なのが、知識を操る読書のサイクルです。

知識を操る読書のサイクル

①本を読む準備をする
②本の読み方を知る
③本から得た知識をアウトプットする

上記サイクルを知ってるだけではどうにもなりません。大切なのはこのサイクルを知り、本の読み方・使い方を行動に移すことです。本書では、上記を実践するために、以下の章構成で具体的な手法が多数紹介されています。

非科学的な読書をぶった切る

①速読、②多読、③選書の技など、読書に関する本は山ほどあります。しかし、Daigoさんは速読にとらわれると内容が置き去りになり、多読を目指すと目的を失い、選書にこだわると自分に都合のいいば本ばかり読んでしまうと、これらを3つ疑問視します。

読書で最も重要なのは「あなたが読書の前に得たい知識を明らかにする」ことです。

速読の嘘

読むスピードを上げると理解度は下がる ※早く読める本は自分にとって簡単な本

結論

・その本の分野の「基礎知識」をしっかり頭に入れる
 ベースの知識がないと、読むスピードは早まらない
・スキミング(拾い読み)によって、読み飛ばす部分を決める
 すなわち集中的に読む本を読むべき箇所を決める
・読み飛ばすために、本を読む前に、本書から手に入れたいかを明らかにする

より読書をスピードアップするために

・最も貴方のレベルにあった本は、8割程度スラスラ読むことができ、
 2割の引っかかりがあるレベルの本
・文章の構造を把握し、導入部分と最後の結論の部分を重点的に読む
 結論やその論拠が示されている「しかし・つまり読み」をする

多読の嘘

・読書の成果は「数」では決まらない
・感情や集中力を利用して記憶を深め、少ない本からでも効率的に知識を得ることが大事

選書の嘘

・「いい本ばかり読めばいい」という考えは幻想
・大切なのはどんな本でもアウトプットにつなげる姿勢
 ダメな方には突っ込みどころがあるから考えながら読めば、力になる

読んでも忘れない読書術

忘れた頃に復習する
 タイミングよく復習し、思い出す作業=「想起」を行うことが
 脳と感情への刺激となり記憶の定着につながる
効果的な復習タイミング:①1日後②1週間後③1ヵ月後
 このタイミングで本を読み直すことで内容への理解度が高まる

読書の質を高める3つの準備

読書の前に行う準備として大事なのが以下の3つの準備です。

読書前に行うべき3つの準備

①メンタルマップ:本を途中で途切れ気味な人に効果的
②キュリオシティ・ ギャップ:読んでも頭に残らない人に効果的
③セルフテスト :どの本を選んでも途中で挫折してしまう人に効果的

それぞれ見て行きましょう。

①メンタルマップ

読書前に、メリット、期待していることを3つ箇条書きでメモに書き出す。
・なぜこの本を読もうと思ったか
・この本から何を得たいか
・読んだ後どういう状態になりたいと願っているのか 
といった質問を自分にぶつけながら目次を読む。これにより興味が持続し集中力が継続する。

②キュリオシティ

キュリオシティとは「好奇心」のこと。好奇心を強くくすぐられたとき、脳内ではモチベーションと記憶に関する部位が活性を高め、 興味対象のみならず、それに関連することも脳の記憶力が高まる。

この特性を利用し、好奇心の ギャップ、つまり、「自分があらかじめ持っている知識」と「この中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することが好奇心を刺激する。

③セルフテスト

読書前に自分の現在地を把握する。つまり、読書に挫折しそうなポイントをチェックし、対策を講じる。壁にぶつかった時の立ち直りが早くなり積んどくがゼロになる。

理解力と記憶力を高める効果的な5つの読み方

以下の5つの方法で知識を高めます。

効果的な5つの読み方

読む前と後
①予測読み
 どんなことが書いてあるかを事前に予測、読書後に比較することで理解度が深まる
読みながら
②視覚化読み : 前提、解説、結論を3段階で資格化する
③つなげ読み :自分の知識、体験、世の中の出来事3つを思い浮かべ、結びつける
④要するに読み:要するにどんな内容なのか、どこに感動したかを自分の言葉で要約&メモ
読んだ後
⑤しつもん読み:質問※と答えを意識し、要点を絞って読む。
結果、全体的な理解度が上がり、ひとにそのまま話せるほど記憶に残る

質問読み:知識をモノにするハジェテペ大学の質問リスト

以下を意識して読むと、時短と理解度UPの両方が実現します。

①この本がテーマとしている問題提起は何か
どんな問題を提示し、どんな解決方法を提案しているのか
②この本はどのように始まり、どのように終わったか
③あなたはこの本から何を学びたいか
④この方が同じジャンルの他の本と似ている部分、違う部分はどこだろう
⑤この本はなぜ重要なのか
⑥この本のタイトルは内容と合っているか?あなたが本のタイトルをつけ直すとしたら
⑦この本のキーポイントやコンセプトは何だろう
⑧この本の書き出しをチェックして、どんなトピックを展開しているか
⑨ホンダは使われているビジュアル要素、チャート・地図・ラベル・写真・図解から何を学んだか
それらの要素からどんな種類の情報を得ることができたか
⑩著者は読者に対してどう考えて欲しいと思っているだろうか
⑪人に勧めるときどの章のどんな情報一番に取り上げるか
⑫作者はこの本面白くするためにどのような工夫をしているだろうか
⑬作者の主張のどこに賛同できるか、その理由は何か
⑭チェーンを説明するために作者がどのような事例をだしているか。興味深かった例は
⑮この本を読んでいる時にどんな感覚になったか
⑯この本で最も重要な1文はどれか、その理由は何か
⑰本の内容を振り返って、自分にとって一番刺さった箇所はどこか

知識を自在に操る3つのアウトプット

頭の良さは「説明力」で決まります。
教えるつもりで読むだけで記憶への定着率が28%上がります。これを利用しない手はありません。読んでいてこれはいいなと思った方法を実践し習慣化する。その時のポイントは3つです。

知識を自在に操る3つのアウトプット

①テクニカルタームで聞き手の心をつかむ
②SPICEで説得力をUP
③思想書と科学書のダブル読み

①~③について解説します。

①テクニカルタームで聞き手の心をつかむ

本で得た知識を交えながら、説明するときに大事なこと。それは如何に聞き手に関心を持ってもらうか。関心を持ってもらうには、知識量より説明能力が大事です。

こんな時に利用したいのが「テクニカルターム」。
まず、人は、テクニカルタームを投げかけるかれると、「その言葉は何だろう」という疑問が浮かび上がります。つまり、聞き手は、テクニカルタームがあると周囲の人の関心を引き付けることができるのです。
※出典やデータも効果的

読んだ本を役立てる上でポイントとなるのは「みんなが覚えていないことを覚えアウトプットにつかうこと」です。この人はすごい知識があるという演出効果が得られます。

②SPICEで説得力をUP

説明が上手い人は10ある知識を状況に応じて使い分け、100あるようにみせることができます

この時にテクニックとして用いたいのが以下の5つのSPICEです。

人をその気にさせる「SPICEの公式」

Simplify(単純化)
PPerceived Self-interesst(私的利益感)
Incongruity(意外性)
Confidence(自信)
Empathy(共感)

これらを意識して説明することが大事です。

また、説得率をあげるには「繰り返し」が大事です。10回は繰り返します。しかし、同じ言い回しばかりしてると相手にウザがられて逆効果。言い回しのバリエーションを加えるように心がけましょう。

③思想書と科学書のダブル読み

世にある本は大別すると「思想書」と「科学書」に大別されます。

思想書を読むなら、古典が最強。古典から、古びることのない「真理」が学べます。具体的に読むべき本も本書内に記載されています。
科学書は新しいもを読みましょう。

最後に

今回は、メンタリストDaigoさんの「知識を操る超読書術」を紹介しました。

Daigoさんは、読書の上での「脳を良い状態に保つ」「脳を鍛える」方法を知るために読んだ本は、自分を変えた本として絶賛しています。

私も上記を読みましたが、大いに賛同。私にとっても運動は頭のパフォーマンスアップ、幸福度UPのためになくてはならないものとなっています。

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