親なら思う子供の幸せ。
将来、子供に少しでも幸せになってほしいと、子供にはいろんな経験、少しでも良い教育を与えたいと、努力されていると思いますが、それも、子供に将来お金の苦労をしてほしくない、お金に困ってほしくないと願うからでしょう。
では、大人になって社会で生きていくためにとても大切なのに、「学校では教えてくれない2つのこと」をご存知でしょうか。
それは、「学び方」と「お金のこと(マネーリテラシー)」です。
そこで今回は、なぜ、この2つが大事なのか、そして、これらを子供の家庭での教育に取り入れるために、親が読んでおきたい子育て・育児本を紹介します。
目次
親は子供に「学び方」と「お金」を教えよ
皆さん、学校で「学び方」について、「お金のこと」について、義務教育で学んだことがあるでしょうか?
「No」と答える人が多いのではないでしょうか。「お金のこと」に至っては、社会人になってすら、多くの人が知らずに損をしているのが実情です。
「学び方」を知ることが大事なワケ
私は、学校で、国語、算数、理科、社会などの勉強は教えてもらいましたが、それを「学び方」について学んだことはありません。
そもそも、人は楽しいことしか継続できない生き物。学ぶことがなぜ楽しいか、そして、すらすらわかって楽しいという感覚=効率的な学び方 を知しらなければ、勉強は続きません。
「お金のこと」は教わる機会がない
「お金のこと」については、日本の教育現場では話すことすらタブー視される風潮があります。家庭でも「お金は卑しいもの」として、お金のことを子供と話すことは、忌み嫌われます。
私自身、親の年収は大学生ぐらいになるまで知りませんでした(聞ける雰囲気もなかった)し、貯蓄・投資、さらには、税金、社会保険のことに至っては、社会人になっても、自分で自ら学ばない限り、学ぶ機会はありませんでした。
社会人1年目の段階で「貯蓄・投資・税金・社会保険」を知っていたら….
もっと、お金に苦労しない人生を学べただろうと、悔やまれてなりません。
だからこそ、親が子供の内から、この2点について、教えてあげることが大事なのです。詳細は子供自身が学ぶにしても、これらを学ぶきっかけを与えてあげることは、親の重要な責務であると言えるでしょう。
大人が読んできたいおすすめ子育て・教育本:3選
以上のような考えから、子供の幸せを願う親御さんに、是非、読んでいただきたい3冊を紹介します。どの本も、読むと親自身が教えられることが多いことに驚かれることでしょう。
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書
著者の落合陽一(おちあい・よういち)さんは、「現代の魔術師」との異名を持つ大学助教授件メディアアーティスト。大学で教鞭をふるう傍ら、小さなお子さんの親でもあります。
時代がめまぐるしく移り変わっていく現代、教育のスタイルも時流に合ったスタイルへ変更していかなければならないのはごく自然なこと。そんな時代の変化も加味したうえで、現在のデジタルネイチャー時代の幼児期の教育方法や、さらには、今の大学の選び方・学び方など、これからの時代の教育について、非常に真摯に書かれています。 また、タイトルに「0才から100才まで」とあるように、学生、社会人、生涯教育など、あらゆる世代に対し、学び方を提案しています。
特に、これからの時代を生きる子どもをどう育てるたらいいかと戸惑っている親御さん、これから大学受験を迎えるお子様をお持ちの親御さんに自信をもってお勧めできる良書。自分が大学進学を考えているときに、本書のようなアドバイスをくれる大人の意見が聞けていたらと、もっと「学び」が深いものになっただろうと考えさせられました。
人間が持っている本当の能力には差はない。人間の能力の差の大部分は、経験によってもたらされる
一冊読むと、この言葉の意味が深く理解できるでしょう。子どもの教育法という観点だけからでなく、一人の大人として本質的な学び方を知りたい人にオススメの一冊です。
「おカネの天才」の育て方
親なら子供にお金の苦労をさせたくないと思うのは当たり前。
しかし、おカネについて子供に小さいうちから金銭感覚を身につけたいと思う反面、子供からおカネの話題が出るだけで不安になったり、ビビッてしまう親も多いです。
金銭的に裕福な家庭でも、なんとなくおカネの話は卑しいと親自身が思っていたり、或いは親自身が、お金の使い方が下手で知られたくないという場合もあるでしょう。
しかし、それが問題だと著者でアメリカでパーソナルファイナンスの第一人者として活躍し、オバマ大統領の金融教育諮問委員会のメンバーも務めたベス・コブリナーさんは指摘。
本書では、子供の年齢層を就学前、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の6つ分けて、お金との正しい付き合い方、お金の天才の育て方を教えてくれます。「最初に子供とお金の話をするときの14のルール」は必見です!
いま君に伝えたいお金の話
子供はお金のことなんか考えなくていい、そう考える大人がこの国は少なくありません。
このような状況に警鐘を鳴らすのは、本書の著者 村上世彰さん。「もの言う株主」と言われ恐れられた村上ファンドの村上さんといえば、お分かりの方も多いでしょう。
今現在は、シンガーポールに在住。日本の学校ではお金のことをほとんど教えていないことを疑問視し、「お金の勉強するのに早すぎると言う事は無い。むしろできるだけ早いうちにお金について考える習慣をつければ、その分、お金に関してしなくてもない苦労が減るはずだ」との考えのもと、日本に戻られたときに子ども向けに「お金の授業」をされています。
そのため、本書は、中学生でも読みこなせるような平素な言葉で書かれていますが、子供が読む前に、大人の方が先に読むべきだと思わされるよい内容です。大人自身がお金に対する考えを改め、知識を深めなければならないことに気づかされるはずです。
子供に読ませたい本
小学校では学べない 一生役立つお金の勉強
人生の豊かさを決めてしまう、本当に大切なお金の勉強を、さあ、はじめよう!
小学校では学べない 一生役立つ読書術
最初から読書が好きな子、得意な子はいません。では、本が好きになる、読書が得意になるきっかけは何なのか?どうしたら早く読めるようになるのか?どうしたら自分の血肉にできるのか?
大人でも知りたいノウハウを、子供にやさしい文章で教えてくれます。
本書をキッカケに読書好きになってくれれば、本を読まずに育つより圧倒的にお金に困らない子に慣れると考えます。
子供が読書を楽しめる環境づくりに最適:kindleキッズモデル
テレビ、ゲーム、SNS、Youtube…
今の子供には勉強や読書を阻害する誘惑が山ほどあります。だからこそ、子供に読書は楽しいと思ってもらえる環境を整えてあげることが大事です。
そんなツールとして注目なのが kindleキッズモデル。 ※カラーはピンクとブルーあり
「Kindleキッズモデル」は、kindle端末にプラスして、1年間追加料金なしで、『名探偵コナン』など人気漫画から、『日本の歴史」などの歴史・伝記漫画、さらには、『星の王子さま』『モモ』といった文学・教育系のコンテンツ、『ハリー・ポッター』『ディズニー』といった人気本まで、1000冊以上の子供向け本が1年間追加料金なしで読み放題。
他のアプリをダウンロードしたり、YouTubeは見れない利用条件がついた読書専用デバイスにすることで、お得な価格での提供となっています。
子供の読書進捗を確認できる機能があるなど、読書を誘発する機能もついたモデルです。
以下のブログで、Fireキッズモデルとの違いなども解説しているので、合わせてご確認ください。
子供の教育本は、大人の教育本
私Chami(@poststand)には子供はいません。
しかし、上記のような本を読んで感じることは、子供の教育とは、教えるべき大人自身の学習であり、自分の生き方・考え方の改めであるということ。
だから、子供いない方が読んでも、非常に納得させられ、学ぶべきところがある。子供の教育を考えるに当たり、今一度、自分自身についても考えるきっかけにしていただきたいです。
自分を高めてくれる3大要素「読書・人脈・旅」。「読書」なら今日からでも実行できる!
毎日の読書の積み重ねが、あなたの人生を大きく変えます。是非、皆さんも、読書で人生を充実させましょう!
年別良書・名著紹介(各年10冊)
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
テーマ別良書・名著紹介
長期投資(積立投資、iDeCo、NISAなど)のおすすめ本
コーヒー本:珈琲好きが選ぶおすすめの15冊
お金に困らない子どもを育てるために親が読んでおきたい良書
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