おカネの天才になってほしい!

親なら子供にお金の苦労をさせたくないと思うのは当たり前。
しかし、おカネについて子供に小さいうちから金銭感覚を身につけたいと思う反面、子供からおカネの話題が出るだけで不安になったり、ビビッてしまう親も多いです。

金銭的に裕福な家庭でも、なんとなくおカネの話は卑しいと親自身が思っていたり、或いは親自身が、お金の使い方が下手で知られたくないという場合もあるでしょう。

しかし、それが問題と指摘するのは今回紹介の「「おカネの天才」の育て方」の著者。アメリカでパーソナルファイナンスの第一人者として活躍するベス・コブリナーさん。オバマ大統領の金融教育諮問委員会のメンバーも務めた方で、本書もニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーになっています。。

本書では、子供の年齢層を就学前、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の6つ分けて、お金との正しい付き合い方、お金の天才の育て方を教えてくれます。

7歳までにおカネの使い方のセンスが決まる

子供がどのようにカネを扱うようになるか決定づけるのは親です。ケンブリッジ大学の研究によると、「3歳でおカネの概要を理解、7歳までに使い方のセンスが決まる」と言わており、だからこそ、子供が学校に入学する前に、おカネの話をした方がいいのです。

ただし、親がおカネに対する間違った思い込みをしていると、逆効果となります。

最初に子供とお金の話をするときの14のルール

著者のコブリナーさんは、最初に子供とお金の話をするときの14のルールを示しています。

1. まだ早いと思う時期から話を始める
2. 年齢に見合ったことを教える
3. エピソードを話す
4. 数字を使う。数字嫌いでもかまわない
5. 自分のおカネのしくじりについてウソをついてはいけない。ただし、あけすけすぎてもダメ
6. いくら持っているかについて、ごまかさない
7. おカネに関する親の弱みは脇に置く
8. 夫婦の間のおカネのもめごとは、子供に見せない。子供を間に立たせない
9. 子供におカネばかり与えていると、おカネのスキルは身につかない
10. 家族のみんながおカネの会話に参加する
11. 男女格差を作らない
12. セレブのリアリティ番組を見せない
  子供にそんなライフスタイルを真似させることになってしまうから
13. 時と場所を選んで話し合う
14. 子供の前で大盤振る舞いをしない

親がいくら稼いでいるか、子供に教えた方がいい?

子供に賢いおカネの習慣と金銭感覚を身につけさせたいと思っても、
・いつからお小遣いをあげたらいい?
・親の収入は子供に打ち明けたほうがいい?
・おカネについて何を教えたらいい?
など、悩むものです。

ちなみに、親の収入を具体的に子供に教える必要はありません。このような疑問に、本書では具体的に答えてくれています。

また、おカネの教え方については、トピックを「おカネの使い方」「貯金」「借金」「保険」「投資」「学費」「社会への還元」に分類。子供の年齢層に応じたアドバイスを教えてくれます。

米国と日本ではおカネの制度が違う部分があり、日本には適さない内容もありますが、子供だけでなく、親もお金について学ぶ機会を与えてもらえます。

「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」

コメントを残す