【2024年 本屋大賞】ノミネート10作品。おすすめ!紙、Kindle、Audible で安く本を読む方法

本屋大賞は、日本全国の書店員がいちばん売りたいを選ぶ文学賞。
本好きの書店員が、実際に読んで「これは面白かった!」「お客様に薦めたい!」と思った本に投票して決定されます。2004年に弟1回が開催され、2024年が弟21回に当たります。

2月1日、2024年の本屋大賞のノミネート 10作品が発表されました。
今後、投票が行われ、2024年4月10日に「大賞」作品が発表されます。

本屋大賞のエントリー作品は、小説を読みたいけれど、何を読んでいいかわからないという方の、本選びにお勧め。映画化、映像化される作品も多いので、興味を持ちやすい本も多いと思います。

本記事では、2024年の本屋大賞のノミネート 10作品を紹介。また、本屋大賞のノミネート作品を紙版・Kindle版・Audible版でを少しでも安く読む方法を紹介します。

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2024年 本屋大賞 ノミネート10作品

2024年 本屋大賞 ノミネート10作品

2024年 本屋大賞 ノミネート10作品のタイトルは以下の通りです。
各作品のあらすじは、記事の後半で紹介します。

画像タイトル作家KindleAudible
黄色い家川上未映子kindleAudible
聴き放題
君が手にするはずだった黄金について小川哲kindle
水車小屋のネネ津村記久子kindle
スピノザの診察室夏川草介kindle
存在のすべてを塩田武士kindle
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈kindleAudible
放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件知念実希人kindle
星を編む凪良ゆうkindle
リカバリー・カバヒコ青山美智子kindleAudible
レーエンデ国物語多崎礼kindle

2024年 本屋大賞エントリー本を安く読む方法

2024年 本屋大賞エントリー本を安く読む方法

読書を遠のかせている理由が、「書籍代」と言う方もいるでしょう。そこで、少しでも安く読む方法を紹介します。

【Audible】文学賞受賞、読み放題本多数作が読み放題

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Audibleは12万タイトル以上が定額聴き放題になる会員型の月額サービス。Audible会員になれば定額聴き放題対象の本なら何冊読んでもお値段変わらず。

Kindle本比べて発行数は少ないですが、毎月、続々と対象本が増えています。聴けば聴くほどお得な神サービスです。

最初の30日間は無料体験を開催中。無料期間中に解約すれば料金はかかりません。2か月あれば、読書習慣もつきます。利用しない手はありません!

2024年のノミネート作品で本のサブスクで読み放題で読める本は、以下の本のみです(2024年2月2日現在)。

聴き放題・読み放題で読めるノミネート作品

【Audibleで聴き放題】黄色い家 川上未映子 著

過去歴代の受賞作の中には、多数、読み放題になっている作品があります。また、本屋大賞以外の文学賞、例えば、芥川賞・直木賞の受賞作品も、Audibleなら多数の本が読み放題で読めます。以下で、歴代の受賞作を一覧で紹介しているので、是非、チェックしてみてください。

【Kindle】本のセール、まとめ買いで(2/7まで)

2024年2月2日現在、Kindle本の読み放題サービスKindle Unlimitedで、読み放題になっている本はありません。
ただし、本の中には割引・ポイント還元セールを開催しているものがあります。
2024年本屋大賞ノミネート作品の現在のセール状況・価格は以下のリンクで確認できます。

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キャンペーンページにアクセスして、カートインして購入すると、キャンペーン価格が適用されます。

2024年 本屋大賞 ノミネート10作品:あらすじ

2024年 本屋大賞 ノミネート10作品:あらすじ

黄色い家:川上未映子

十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たち。生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。

人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。

君が手にするはずだった黄金について:小川哲

才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの?
青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。

著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いや、噓を物語にする「僕」は、彼らと一体何が違うというのか?

水車小屋のネネ:津村記久子

第59回「谷崎潤一郎賞」受賞、「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位、「キノベス!2024」第3位

18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉。ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――

助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説。毎日新聞夕刊で話題となった連載小説。

スピノザの診察室:夏川草介

シングルマザーだった最愛の妹が闘病の末にこの世を去る。
1人残された甥と暮らすために、将来を嘱望された「凄腕の医師」は激務である大学病院を去り、町医者として働く決意をしたー。

現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。その医師は、最期に希望の灯りをともす。

存在のすべてを:塩田武士

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者 門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる――
圧巻の結末。質感なき時代に「実」を見つめる、『罪の声』に並び立つ新たなる作品

成瀬は天下を取りにいく:宮島未奈

2020年、中2の夏休み、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るという。M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。

成瀬は、今日も全力で我が道を突き進む!
発売前から超話題沸騰のデビュー作。

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件:知念実希人

夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために?4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!「ぼくは読者に挑戦する」名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?

知念 実希人が本気で書いた 9才から大人まで楽しめる本格ミステリーシリーズ

星を編む:凪良ゆう

花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。
ああ、そうか。わたしたちは幸せだったのかもしれないね。

第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編
「春に翔ぶ」「星を編む」「波を渡る」等、『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。登場人物が丁寧に描かれる。

リカバリー・カバヒコ:青山美智子

階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するというリカバリー・カバヒコ”という都市伝説が。

成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。みんなの痛みにやさしく寄り添う。

レーエンデ国物語:多崎礼

異なる世界、聖イジョルニ帝国フェデル城。家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。

呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。

その数々に魅了されたユリアは、はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていくー。