
本を読むにはまとまった時間が必要なので、なかなか読む時間が取れなかったりしますよね。
本を読みたいけど仕事や家事、人付き合いなどで読む時間がない。
そんな特に利用したいのが、隙間時間で気軽に読書量が増やせる耳で読書。
私は普段、耳読サービスとしては、AmazonのAudibleを紹介することが多いですが、Audibleよりも料金が安くて利用しやすいのが日本最大のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」です。
今回は、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」について紹介します。使ってみた感想なども含めたうえで、読書量を増やす、私がおすすめするのオーディオブック配信サービスの利用法についても紹介します。
目次
audiobook.jpとは
audiobook.jpは、本を耳で聴く耳読サービス。1万以上の作品が聴き放題となる定額制のサービスです。プロが朗読した本だけでなく、ポッドキャストなどのオリジナルコンテンツも用意されています。
初めての方は、初回14日間無料なので、試してみる価値は十分あります。
audiobook.jpのプランと料金
利用体形は2「定額聴き放題」と「チケットプラン」の2種類あります。
定額聴き放題 :対象作品が無制限で読み放題
チケットプラン:好きな作品と交換可能なチケットを毎月発行。最新本が読める
定額聴き放題(年割プラン)を利用すれば、Amazonの読み放題サービスAudible(月1,500円)の半額でで聴き放題が楽しめます。月額プランでも2/3の料金で利用できます。
プラン | 種類 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
定額聴き放題 対象作品が読み放題 詳細 | 年割プラン | 750円/月 | 一括払い9,000円支払いで、3か月分がお得 |
月額プラン | 1,000円/月 | 通常プラン 対象作品が読み放題 | |
チケットプラン 入手した作品は永久に何度でも利用可能 詳細 | シングル | 通常価格: 980円/月 | チケット1枚、有効期限2カ月 |
ダブル | 通常価格: 1980円/月 | チケット2枚、有効期限3カ月 |
初回14日間無料!約1万作品が聞き放題
audiobook.jpは、初回14日間無料!約1万作品が聞き放題です。まずは以下から登録の上、アプリをダウンロードして試してみましょう。
特徴・メリット
上記の通り、プランは2つありますが、おすすめしたいのは断然「聴き放題プラン」です。以下では、聴き放題プランをメインに特徴・メリットを紹介していきます。
特徴・メリットを簡単にまとめると以下のようになります。
・10,000以上の作品が定額で聴き放題
・移動中や作業中に効率よく聴くことができる
・再生速度を0.5x~4xまで選べる
・プロが朗読。作品の魅力を最大限味わえる
・作品はスマホ・タブレットにダウンロード。オフライン再生でどこでも聴ける
・ポッドキャストなどオリジナルコンテンツがある
10,000以上の作品は、特に、特にビジネス、自己啓発関連の作品が充実しています。忙しいビジネスマンの通勤・隙間時間読書に役立つ本が多い点は大きな魅力です。
作品は、スマホ・タブレットにダウンロードできるので、オフライン環境下の移動中・外出中でも利用できます。
また、忙しい方には、倍速再生が可能な点も魅力。再生速度を0.5x~4xまで選べるので、耳がスピードに慣れれば、1冊の本の読破にかかる時間も短縮できます。
最初の一冊としておすすめ「超効率耳勉強法」
本書では、聴覚を使った勉強法が以下に効率的であるのかが、本書の前半を通じてされています。
聴覚を使った読書は、隙間時間で手を使わず読書できると言う身体的負担を下げるだけでなく、心理的負担を下げること、さらには、脳科学的にも、記憶効率アップ、集中力アップも図れることが紹介されています。
私たちの思考は言語であり、その言語の成り立ちは、「文章・文字」より先に「会話」です。つまり、聴覚を利用した勉強法は非常に人の脳にも優しいことがよくわかります。まず、耳読の最初の一冊として最適ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
audiobook.jp 利用してみた感想
audiobook.jpを実際に使ってみた使用感はどうなのか。
ここからは、使ってみて気づいた点、気になった点などを紹介します。AmazonのAudibleとの違いも含めて紹介します。
コンテンツは探しやすい
ジャンル向けカテゴリーはもちろん、「はじめての方向けにおすすめの作品」「週間総合ランキング」「聴き放題ランキング」などが用意されていて、初めての方にも作品が見つけやすいようになっています。
Audibleは日本語以外の多言語本も検索結果にヒットしてきますが、多くの人にとっては、最初の検索時には日本語以外の本は不要だと思います。その点、audiobook.jp は多言語本がヒットするわずらわしさがないため、本が見つけやすいです。
高速読書は集中力を上げる
ビジネス書など、ストーリーの情感を愉しむ本でない場合は、倍速再生は欠かせません。私は常に、倍速再生で聴いています。
高速読書には、
・耳がどれだけ、倍速再生に慣れているか
・ながら作業中の再生の場合は、どのぐらい脳を朗読に集中できるか
・対象ジャンルの本にどれだけ精通しているか
などが、内容の理解に大きく関わってきます。
訓練次第で、1冊の読了にかかる時間が大幅に短縮されるので、是非、チャレンジしてほしいです。
慣れてくると集中力が増します。集中力UPの訓練にもなるので、是非、利用してほしい機能です。
オーディオブック配信サービス全般に対する注意点
ここからは、audiobook.jpのサービスに限定したことではなく、オーディオブック配信サービスを利用する場合の全般的な注意点です。
・ダウンロード必須なのでストレージの空きが必要
・音質やダウンロード品質などは選べない(ストレージに影響)
・紙の本、電子本に比べて、コンテンツ量が少ない
・新しい本を読もうとすると定額範囲外となり高くつく
オーディオブック配信サービスを利用する際に、非常に重要なのは「ストレージ容量の空き」です。音声コンテンツは、そこそこ容量が大きいです。ストレージの容量を確保しておく必要があります。
また、オーディオブック配信サービスは、紙の本や電子本に比べてコンテンツが多くありません。最新刊のリリースも紙・電子よりも後になる傾向があります。
この点を踏まえて、以下では私がおすすめする「オーディオブック配信サービス利用方法」を紹介します。
私がおすすめするオーディオブック配信サービス利用方法
ここからは、私がおすすめするオーディオブック配信サービスの利用方法です。
おすすめ読書法
世の中には実に様々な本で溢れています。良書も駄作もいろいろありますが、私たちは良書と言われる本、爆発的に売れた本すら、ごく一部しか読めていません。
私は本が好きで、読書が日課、1日1冊を目標としており、普通の人より本を読んでいるはずですが、時々書店に行って、書棚をざっと眺めると、私が読んだ本は極々わずかだと、痛感させられます。
そこで、個人的にお勧めしたい読み方は、次のような方法です。
発刊から少し時間のたったベストセラー、読み継がれている良書、話題になった本などを中心に、オーディオブック配信サービスを「定額聴き放題」の範囲でを利用するという方法です。
定額制に絞って読書
audiobook.jp 然り、オーディオブック配信サービスは、新刊書に強くありません。配信が紙本・電子本に比べて遅れるばかりか、1冊の価格が高価という最大の障壁があります。よって、この部分は、割り切って、紙本・電子本を利用する。
その上で、定額聴き放題の対象作品になっていて、タイトルは知ってるけれど、読んだことがない本を、次々読んでいくのです。
売れた本は人生に役立つ「気づき」が多い
過去に売れた本、現在も読み継がれている本は、必ずなんらかの気づき・発見があります。
特に、ビジネス書などは、最新刊からの方が学びが多いような誤解がありますが、実は、事の本質は多くはありません。最も大事な「コトの本質」が、表現を変えて、或いは、時代に合わせてリニューアルして登場しているだけであることが大半です。「コトの本質」の深い部分は、発刊から時間がたった本でも十分学べます。むしろ、5年前、10年前、50年前に言われていたことが今の時代も通じるんだ!とわかることは、あなたに大きな気づきを与えてくれるはずです。
読了後にアウトプット読書しデータは消去
本を読んで、自分にとって大きな学びとなった部分は、メモする。さらに、余力があれば、SNSなどで感想を述べるなど、アウトプット読書する。すると、その本からの学びは脳の記憶領域に定着される率は高まります。
或いは、大事な本に出合ったら、紙の本、電子本で再購入して、再読して、大事な部分にマーキングする。
ここまでくると、大事な部分を見返すうえで検索性が低い音声データは必要ありません。データを消去すれば、ストレージの節約になります。
最後に
私は、読書を通じて、人生が豊かになりました。読書を積み重ねた人生と、そうでない人生では、世の中を見たときに見える風景も変わるはずです。
是非、隙間時間が有効活用できるaudiobook.jpをはじめとするオーディオブック配信サービスを上手に利用してほしいと思います。