【節税】年末調整/確定申告に必要!「小規模企業共済等掛金控除証明書」(iDeCo支払証明)ハガキが届く 2021年
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昨日、我が家に「小規模企業共済等掛金控除証明書」と書かれたハガキが到着。

このハガキ何なの?と思った方、絶対捨ててはいけません。

11月頃に会社から提出要請がある年末調整や通常3月15日まで(曜日によって前後)※に提出が必要な確定申告※に必要な大事な書類です。この書類を提出することで税額控除され、税金額を減らすことができます。

※2020年(令和2年)の確定申告は、コロナ感染拡大を避けるため、例外的に2月17日から4月16日となりました。


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平均年収サラリーマンなら、年末調整・確定申告で税金が20%安くなる!

国が進める非課税&節税投資のiDeCo(イデコ)。以下のような大きな税制メリットがある制度です。

iDeCoの3つのメリット(おさらい)
・NISAと同じく運用益が非課税(運用中のスイッチングも非課税)
・掛け金が所得控除(所得税や住民税が軽減)される
・受取時も税の優遇(ほぼ非課税)

より詳細は以下にてご確認ください。

自由度が増したiDeCoの積立方法

2017年までは、毎月定額でしか掛金が拠出(積立て)できませんでしたが、2018年1月から1年分からは掛金変更でボーナス払いができるようになりました。

この制度変更で年間の掛金上限額に変更はありませんが、毎月一定額を掛ける方法から、例えば以下のように自由に毎月の掛金を計画できるようになりました。

iDeCoの積み立て方法の自由度がUP

・ボーナスごとに年2回で拠出する
・年1回で拠出する
・隔月で拠出するなど自由に掛け金を設定できる

iDeCoの利回りシミュレーション

所得控除といわれてもなんだかわからない方に、企業型確定拠出年金がないサラリーマン(拠出上限は毎月2万3,000円、年間で27万6,000円)の場合でシミュレーションしてみましょう。

平均サラリーマンである年収400万円程度の社会人の場合、課税所得が270万円。

この人が、iDeCoに月23,000円(年間27万6000円)を積み立てると…

その年の税金(所得税と翌年の住民税)が52,200円安くなり、
支払った金額の約1/5が還付金として返ってきます。

つまり、投資利益が出なくても、年間20%の利回り!

驚きの利回りです。

iDeCoならスイッチング(銘柄入れ替え)も可能

iDeCoはNISAと違ってスイッチング(銘柄の入れ替え)ができます。

世界景気が悪くなりそう、と思ったら、値下がりリスクのある投資信託はやめて、「定期預金型」のものに切り替え、リーマンショック級、コロナショック級の大暴落が発生したら再び株式投資信託を買い入れるという方法をとることも可能です。売買手数料がかかったとしても、利益に対して税金はかからない点も魅力です。

年末調整や確定申告の控除証明にハガキが必要

iDeCoの拠出金は「小規模企業共済等掛金控除控除」の対象です。

冒頭の画像で示したハガキを年末調整確定申告時に提出することで「小規模企業共済等掛金控除控除」の証明となり、税金が軽減できます。

なお、年末調整で行える控除14種類を知りたい方は、以下の記事をご参考に。

家計に余裕があるなら掛金枠は上限まで使い切ろう!

同じインデックスファンドに積立投資した場合、実質的な投資リターンで考えるなら、一般的に以下の公式が成り立ちます。

実質的な投資リターン : iDeCo > つみたてNISA > 通常の積立投資

それ故、投資余力がなら、iDeCoに優先的に投資、しかも、掛け金枠満額での投資したいところです。

まずは、iDeCo未実施の方は、毎月1万円でもいいので始めることが大事ですが、既にやっているけど投資枠いっぱいは使い切れていない場合、2018年からの制度を使ってボーナス払いをすれば、投資枠いっぱいを使って投資することもできます。

改善例

企業年金を持たない会社員(毎月のiDeCo掛け金上限は2万3,000円)が毎月10,000円しか拠出できていない場合

現状
年間掛け金:12万円
      掛け金上限27万6,000円のうち15万6,000円は使いきれていない

改善策
2018年からの制度を使ってボーナス払いを実施
・平常月は1万円を掛け金設定
年2回のボーナス月のみ、7万8,000円ずつ上乗せ→8万8,000円を掛金設定
掛け金上限27万6,000円 が所得控除の対象となり、税金が安くなる!

私ChamiのiDeCo投資状況

私は、手数料が安く、良質な投資ラインナップを有するSBI証券に口座を保有。その中からセレクトプランにラインナップされている「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」に拠出枠満額を使って投資を行っています。

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」1本に投資している理由

私がが「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」一択で投資を行っている理由は極めてロジカルでシンプルです。

Chamiが「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」に掛け金拠出する理由

  1. iDeCoは制度上、少なくとも60歳まで解約できない→長期投資が前提
  2. 長期になるほど手数料は重要→インデックスファンド
  3. インデックスファンドのうち、世界をリードする先進国の成長に投資でき、かつ、信託報酬が安い「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」を選択

信託報酬を要チェック! SBI証券 オリジナルプラン/セレクトプランの信託報酬比較

なお、iDeCoで投資を行う場合は、iDeCo口座は「1人1口座」に限定されるため、最初の金融機関選びが極めて重要です。手数料・商品ラインナップの観点からおススメできる口座は以下の2つになります。
まだiDeCoを始めていない方は、税金を安くする&長期投資で投資リターンを得るためにも、可能な限り早く利用開始されることをお勧めします。

SBI証券

  • 口座開設手数料・運用手数料
  • 厳選のセレクトファンド37本
    インデックス15本、アクティブ11本 他
  • 運用歴10年を超える実績
楽天証券

  • 口座開設手数料・運用手数料
  • 厳選の32本
    インデックス10本、アクティブ9本 他
  • Webサイトがわかりやすい

最後に

今回は、年末調整/確定申告に必要!「小規模企業共済等掛金控除証明書」(iDeCo支払証明)をトリガーに、iDeCoの魅力について紹介しました。

まだ、iDeCoを始めていない方、或いは、初めて見たけれど、結局元本毀損のない商品に投資している方は、今一度、良書で学ぶことをお勧めします。
以下、おすすめ本を4冊紹介して、本記事を終えたいと思います。

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