【SBI証券 iDeCo】で始める資産運用:投資すべき具体的な金融商品とその割合はこうだ!
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税制優遇を受けながら将来の老後資金が貯められるiDeCo
数ある投資の中でも、普通のサラリーマンでも確実にメリットがある最強の投資法として知られています。

iDeCoが最強投資法である理由

  1. 拠出時
    iDeCoで積み立てた全額が控除対象で、所得税・住民税が軽減
    ⇒平均年収会社員で投資額の15~20%の節税効果
  2. 運用時
    運用期間中に発生する利益には課税なし
    複利効果で効率よく資産が増やせる
  3. 受取時
    年金として受け取る場合も、一時金として受け取る場合も優遇税制 
    ⇒例えば、一時金の受取が1,500万円まで課税なし!
       ※掛金を30年間積み立て、給付金を一時金(一括)で受取る場合

しかし、「結局、何に投資したらいいのかわからない」「具体的な投資商品とその投資割合を知りたい」方が多いのではないでしょうか?

そこで、今回は、その答えとも言える、ポートフォリオに組み込むべき金融商品とその割合について紹介します。今回は、iDeCo金融機関No.1にランキングされるSBI証券のiDeCo、具体的な投資商品を確認してみましょう。

楽天証券と比べた場合、どちらの運用コストが安くなるかについても解説します。


 

SBI証券のiDeCoの特徴

SBI証券のiDeCo(イデコ)

運用歴10年を超える実績
・口座開設手数料・運用手数料が無条件で0円
・2つのプランから選べる、多様な運用商品ラインナップ
 ◇セレクトプラン
  2018年11月に導入したプラン
  「低コスト」と「多様性」にこだわり、選定した商品ラインナップを提供
 ◇オリジナルプラン
  2005年来の商品ラインナップ
  コストや運用実績などを総合的に鑑み、選定した35商品を提供
・証券口座と年金口座をまとめて管理

数あるiDeCo取扱い金融機関の中で圧倒的な運用実績を持つSBI証券。商品ラインナップ、口座管理手数料ともiDeCo口座としては申し分なし。

大事なのは、どのような商品にどのような割合で投資するかです。ポートフォリオの組み方で、将来受け取れる運用益に1000万円以上の差が出ます。

以下で、積立投資/iDeCoのおさらいもしながら、具体的な商品を見ていきましょう。

長期投資にはポートフォリオが最も大事

初心者でも成功する投資の基本は「長期・積立・分散」です。

iDeCoで運用すれば「長期」「積立」は簡単にクリアできますが、「分散」=「どのような性質の商品に、どのような割合で投資するか」は自分で決めなければなりません。

長期的な運用においては、短期的な市場の動向により資産構成割合を変更するよりも、基本となる資産構成割合を決めて長期間維持していく方が、効率的で良い結果をもたらすことが知られています。

このとき、「安全かつ効率的な運用」を行う観点から、4つの資産(国内株式、海外株式、国内債券、海外債券)を組み合わせてポートフォリオを構成しますが、このポートフォリオ割合で将来受け取れる運用益に1000万円以上の差が出ます。

安定運用しながら資産を増やすポートフォリオの考え方

安定運用しながら戦略的に資産を増やすためには戦略が必要です。以下の方法、ポートフォリオを構成します。

iDeCoの運用利回りを高める戦略

  • どの資産クラスも信託報酬が小さいインデックスファンドで運用
  • 50歳までは積極投資。株式のみで運用
  • 運用期間が10年を切ってしまう50歳以降は、債券の割合を増やす
  • 国内資産よりも海外資産の割合を高く設定
  • 新興国株式も組み入れる
  • 具体的なポートフォリオ割合
    運用年齢国内株式先進国株式新興国株式先進国債券新興国債券期待収益率
    50歳まで20%50%30%5.2%
    50歳以降10%30%10%30%20%3.5%

上記は、金融商品の格付けを行うモーニングスターの代表取締役社長 朝倉智也氏が、著書「「iDeCo(イデコ)」で自分年金をつくる 個人型確定拠出年金の超・実践的活用術」の中で薦める投資方針です。

大事なポイントは、このポートフォリオの「期待収益率」=リターンです。50歳まではすべてを株式で運用することで、期待収益率が5%を超えています。

毎月2.3万円、利回り 5.2%で30年間(20~50歳まで)投資した場合、以下のように資産が増えます。

SBI証券:投資に組み入れるべき金融商品とその割合はこうだ!

SBI証券は他社と異なり圧倒的な金融商品がラインナップされています。

ただ、従来の「オリジナルプラン」と新しい「セレクトプラン」の2つのコースがあり、それぞれ約35本の商品がラインナップされているが故に商品選びに迷ってしまうというのも事実です。

まずは、2つのプランの違いから見ていきましょう。

SBI証券のiDeCo:「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の違い

「オリジナルプラン」と「セレクトプラン」の違いは、単純に積み立てられる投資信託のラインナップのみ。

もともと2つのプランができた背景には、法改正です。
60本以上あったラインナップを、2018年5月に施行された「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」によって、元本確保型を含め35本までに規制しなければならなくなったことがきっかけです。
詳細SBI証券のiDeCo、法改正運用商品35本以下への対応で「セレクトプラン」が追加

これから新しく「iDeCo」口座を開設する人は、何を基準に、どちらのコースを選べばいいのか。また、すでに従来の「オリジナルプラン」で運用している人は新しい「セレクトプラン」に乗り換えるべきなのか。2つのコースを徹底的に比較してみよう!

オリジナルプラン、アクティブプランどちらを選ぶとよいか

さて、ここからが重要です。

では、どちらのプランを選ぶと、老後の資産形成に有利になるでしょうか?

結論は、「セレクトプラン」

長期積立投資の場合、運用コストを抑えることが鉄則ですが、各資産クラスごとに信託報酬が小さいインデックスファンドが揃っています。

なお、信託報酬(しんたくほうしゅう)とは、投資信託を保有している間、ずっとかかる運用管理手数料です。そのため、長期投資が前提となる投資信託投資において、この手数料はかなり大きなコストとなるため絶対に抑える必要があります。

オリジナル/セレクトプラン:信託報酬比較

以下は、各資産クラスのインデックスファンドの信託報酬を比べた結果です。明らかにセレクトプランの方が信託報酬が低く、長期積立投資向きです。。

資産
クラス
オリジナルプランセレクトプラン
金融商品信託報酬金融商品信託報酬
国内株式三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド0.18252%以内eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)0.1512%以内
全世界株式EXE-i グローバル 中小型株式ファンド0.3304%程度SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))0.15%程度
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)0.15336%以内
先進国株式DCニッセイ外国株式インデックス0.20412%eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.11772%以内
EXE-i 先進国株式ファンド0.3184%程度<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファン0.11772%以内
新興国株式EXE-i 新興国株式ファンド0.3764%程度eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.20412%以内
米国株式iFree NYダウ・インデックス0.243%iFree NYダウ・インデックス0.243%
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)0.1296%eMAXIS Slim 国内債券インデックス0.1296%以内
先進国債券野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)0.2268%eMAXIS Slim 先進国債券インデックス0.1512%以内
新興国債券三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド0.5616%iFree 新興国債券インデックス0.2376%

今現在、以下のことが言えます。

  • 投資信託の購入は迷わず、信託報酬が極めて低いeMAXIS Slimシリーズで決まり!
  • しかも、iDeCo, NISAなどの非課税口座を利用すれば最強。最も安く運用できる

【結論】ポートフォリオ組み入れの金融商品

上記観点を考慮し、選んだ金融商品は以下になります。
投資初心者で難しいことがわからないなら、そのまま真似しましょう。

分類ファンド名信託報酬構成比率
(50歳まで)
構成比率
(50歳以降)
国内株式eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)0.1512%以内20%10%
先進国株式eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)0.11772%以内50%30%
新興国株式eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.20412%以内30%10%
先進国債券eMAXIS Slim 先進国債券インデックス0.1512%以内0%30%
新興国債券iFree 新興国債券インデックス0.2376%0%20%
加重平均信託報酬(税込)0.1612%0.1674%
(参考)楽天証券の場合:加重平均信託報酬(税込)0.3218%0.3094%

上記、加重平均後の信託報酬をみてわかる通り、避けることができない信託報酬が非常に小さくなっていることがわかります。

楽天証券iDeCoの金融商品で同様の計算をすると、50歳まで、50歳以降の構成比率共にSBI証券の方が信託報酬が安くなり、おすすめです。

最後に

今回は、SBI証券でiDeCo運用する場合の具体的な金融商品とその割合についてご紹介しました。
同じようなパフォーマンスが得られる商品を用いても、楽天証券よりSBI証券のiDeCoの方が運用コストが安くなり有利です。

投資はよくわからないという方は、とにかくまねして始めてください。

iDeCoの場合はスイッチングといって銘柄の入れ替えも可能です。まずは、iDeCoを始めることで得られる節税効果を享受しましょう。
例えば、日本の平均年収400万円ぐらい(課税報酬270万円)なら、毎年52,200円が節税できます。

SBI証券でiDeCoを始める