
仕事・投資・ゲームなど様々なシーンで大活躍のマルチモニター。
マルチモニターの最大のメリットは、画面表示エリアの拡大により仕事が効率的になることですが、一方で、
・モニター直置きにより机が手狭になる
・机の大きさ・向きなどの問題から止むを得ず見づらい位置にモニターを設置しなければならない
・近隣デスクの人からモニターが丸見えで安心できない
など、問題点も出てきます。
これを解消してくれるのが「モニターアーム」。
ただ、重たいモニターを取り付ける必要があるため、ちゃんとした「モニターアームの選び方・机への取り付け方などのポイント」を押さえてからの購入が求められます。
そこで今回は、モニターアーム選びの5つのポイント、おすすめのモニターアーム、その他机取り付けを便利にする周辺アイテムなど、まとめて紹介します。
目次
モニターアームのメリット
モニターアームのメリットは、なんといってもモニターをベストポジションに設置できること。
これにより、画面が見やすくなるのはもちろんのこと、眼精疲労や肩こりの健康被害の軽減にもつながります。
また、
・机の上が広がる
・近隣デスクからの画面のぞき見防止
など、安心・快適に仕事をする環境を構築することができます。
モニターアームの選び方のポイント
モニターアームを選ぶ際は以下の点を確認することが大事です。
①モニターの仕様(VESA対応か)
②サイズと耐荷重
③ガス式か機械式か
④稼働軸の数
⑤モニター枚数と向き
⑥クランプが使えるか
以下でそれぞれ見てきます。
①モニターの仕様(VESA対応か)
モニターアームを使うにはVESA規格対応モニターであることが必須ですVESA規格とは、「VESA」という業界団体が策定した規格で、モニターアームなどに取り付ける際のネジ穴の幅や大きさが決まっています。このタイプなら、購入時のモニタースタンドは取り外しができます。


②サイズと耐荷重
モニターアームはそれぞれ対応する最大画面サイズと耐えられるモニターの重要が決まっています。27インチ前後までのモニターなら、特に問題なく取り付けが可能です。大きくて重たいモニターには注意しましょう。
③ガス圧式か機械式か
モニターアームはガス圧式(ガススプリング式)と機械式(メカニカルスプリング式)に分けられます。この部分が、最もモニターアームの価格に影響します。(正直、モニタアームは、価格が高価なほど動きが滑らかで安定しているものが多いです。あまり安いものは勧めません)
ガス式はややコストがかかりますが高さ調整が非常に楽です。一方、機械式はアームを垂直のポールに締め付けて固定します。高さを固定するため、変更したい場合は手間がかかります。高さを毎回変更したい場合はこのタイプは向きません。
④稼働軸の数
稼働軸が多数あると、調整方向が増えるため、柔軟な調整が可能になります。調整の自由度を重視するなら4軸がオススメです。
⑥モニター枚数と向き
何枚のモニターを取り付けたいかで、どのようなモニターアームがいいかは大きく異なります。
また、例えば、デュアルディスプレイ(2画面)でも縦向き2台設置の場合や、縦向き・横向きが自由自在に変化させて使いたい場合は、それに対応した可動域の広いモニタアームが必要になります。
⑥クランプが使えるか
モニターアームの固定方法は、机に穴をあけずに固定できるクランプ式が主流でで、このタイプをお勧めします。
机の上にスタンドを直置きするタイプもありますが、種類は多くありません。また、天板に穴を掛けてボトルで固定する「グロメッド式」は、強力にデスクに取り付けることができますが、取り付けが大変です。
⑥モニターの壁ギリギリの設置は要注意
この項目は、モニター自身の問題ではなく、設置場所の問題です。
狭い部屋では、壁ギリギリに机を設置しますよね。しかし、モニターアームを利用する場合、ディスプレのアタッチメント部分のでっぱり、或いはアームの稼働パーツ部分のでっぱりがあるため、机を壁際から少し離して(手前に出して)設置する必要があります。
どうしても15cm程度の奥行きが用意できない場合は、壁に取り付けるモニターアームなどを利用する必要が生じます。
【結論】モニターアームの選び方
予算別:モニターアームの選び方
予算別にモニターアームの選び方の基準をまとめると以下のようになります。
ガス圧式 × 水平垂直可動式 ×クランプ式
機械式 × なるべく稼働軸が多め × クランプ式
メーカー別の特徴
モニターアームは複数のメーカーが販売をしていますが、以下のような傾向があります。
モニターを日々稼働させるなら、少し費用が高くても、ガス圧式を選びましょう。絶対に満足感が違います。
メーカー | 特徴 |
---|---|
エルゴトロン | ・他メーカーを寄せ付けない!アーム稼働の圧倒的な柔らかさ&安定感 ・上下、前後、左右あらゆる方向に思い通りに動かせる! |
サンワダイレクト | ・ガス圧式から機械式まで様々なモニターアームが揃う ・価格も幅広い |
サンコー | ・機械式といえば「サンコー」 ・構造がシンプルでパーツ点数が少なく組み立てが楽 ・価格が安い |
おすすめ クランプ型モニターアーム
使い勝手を考えるなら、多少予算が必要ですが、取り付けは「クランプ式」、アームは「ガス圧式」がおすすめです。
以下の順でおすすめ品を紹介します・
・クランプ式:1画面用、2画面用、3画面用、4画面用
・スタンド式(据え置き式)
・補強プレート
・マルチモニタ設置用のデスク
おすすめ1画面モニターアーム
上記エルゴトロンのモニターアームは、角度・高さが自在・滑らかに調整可能と評価の高いモニターアーム。節ごとの可動域が非常に大きいので、モニターアームを都度動かす必要がある場所で非常に重宝します。また、モニター用のモニターアームとしてだけでなく、ノートPC用のノートPCスタンドとしての使用も可能。作業場でのパソコン入力作業の効率が圧倒的にUPします。
10年間のメーカー保証もあり。商品・サービスの評価雑誌「家電評価2020年6月号」でも、アームモニターのベストバイ品に選ばれています。
オプション「ブックトレイ」
モニターアームに取り付け、ノートPC台にすることができます。
おすすめ2画面モニターアーム
エルゴトロンのガス圧式モニターアーム。長身ポール+デュアルアーム仕様で、モニター2面の横並び・縦並びが可能。アームはコンパクトに折りたため、デスクを広く使えます。また、付属のノートブックトレーでノートPCも取り付け可能です。取り付けはクランプ式とグロメット式2つより選択可能。
おすすめ3画面モニターアーム
おすすめ4画面モニターアーム


お高い商品は、アームの可動域が別格。上下稼働と、画面の角度調整機能に優れています。
おすすめ スタンド型モニターアーム
クランプ式のモニターアームの場合、クランプが取り付け可能な机があることが前提です。適切が机がない、或いは、今後、設置場所を移動する可能性があるという場合は、スタンド式のモニターアームがオススメです。スタンド式ならクランプ型に対して移動も楽ちんです。
モニターアーム取り付け用補強プレート
モニターアームを取り付けようと思っても、デスクの安定性に不安がある、或いは、デスクを傷つけたくないなどがある場合は補強プレートを用いましょう。
机を補強プレートで挟んでモニターアームのクランプを取り付けることで、モニターの荷重に耐える安定した設置が実現します。
マルチモニターに適したおすすめデスク
マルチモニターにする場合、幅広デスクが必要です。また、クランプが取り付け可能な机を選ぶことが大事です。
この観点からおすすめのデスクを紹介します。
追加購入用のおすすめモニター
マルチモニターに適したモニターを紹介します。
その他、パソコン環境構築情報
【スペック重視】モバイルPC(8万円~)
マルチモニター対応デスクトップPC
「本格トレーディングPCセット」で設置まで楽々
本格トレーディングPCセット(4,6,8画面PC)
4画面出力対応PC(モニター別売)
4画面出力可能 デスクトップPC
中古PCで予算を抑える
中古マルチモニターPCセット(10万円以下)
おすすめマルチディスプレイ&モニターアーム
フルHDディスプレイ
4Kディスプレイ
軽量モバイルディスプレイ 15.6インチ
13.3インチ 17.3/18.4インチ
モニターアーム
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モニターアーム
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