【書評】しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう 著)(★4)
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もうこの職場ムリ。辞めたい。

そう考えているビジネスマンは山ほどいるでしょう。
でも、自分が組織に所属せずしていく生きてけるかを考えると、嫌な仕事をし続ける、或いは、別の企業に転職するしかないと考え、結局、組織に使われる選択をしてしまう。

でも、本書の著書 えらいてんちょうは、「しょぼい起業でいきてく」という選択肢を提案します。

いかにお金をかけずに起業し利益を出し変えていくか、いかにして既にあるものを資本化し、労働に変え、利益に変えていくか、それを教えてくれます。

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キラキラ起業なんて必要ない

もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。
会社辞めたい人、会社に入れなかった人、起業したけど失敗した人、アルバイトが続かない人……。
みんな、大丈夫です。

そう語る著者。そんな著者が提案するのは、しょぼい起業

キラキラの起業なんて必要ない。そんなことができるのはごく一部の能力のある人。

でも、しょぼい起業なら、「事業計画」も「資金調達」も、「経験」もいらない。
嫌なことから逃げてもやっていける生存戦略だと提案するのです。

持ってるもの資産を資本化するという考え

比較的起業が簡単といわれる店舗経営。

カフェだ、パン屋だと多くの人は素敵な店舗経営を目指します。

しかし、店舗経営には通常、回転資金、運転資金、広告宣伝費が必要です。

しかし、しょぼい起業ではそんなものは必要ありません。事業計画も銀行での資金調達もいりません。

その基本となるのが、いつもやっていること、既にもっているものを使ってお金を稼ぐ、資産の資本化が大事だという考え方です。

しょぼい起業は、不況に強い

持っているモノ、既にやっていることを資産を資本化していくしょぼい起業は、不況に強くつぶれにくい経営手法です。

例えば、店舗家賃20万円で店舗を借りなら、店を家にしてしまう。
準備資金がないなら投資してもらう。
環境からできることを事業化する 等

すべての資産を掘り起こし眠らせない。

そうすれば、自己資金を用意しなくてもできることはたくさんあります。

人を起こす原動力お金だけではない

店を経営するにはアルバイトなどの人の助けが必要です。でも、人を雇うとなると「お金」がいります。

しかし、著者は人に手伝ってもらうのも、頭を使えばお金はいらないといいます。

居心地のいい場所に、やりたいことがあれば人はタダでも集まってくる

居心地がいい、お金でない何か(スキル、人脈その他)が得られるとなれば、人は喜んで集まってきて、力を貸してくれます。

なんとなく楽しそうな感じがあると人が集まってれる。人のそんな気持ちをうまく活用することは非常に大切です。

そんなノンストレスな労働環境こそ、必要なのかもしれません。

人の行きたいと思える店(場所)はどう作る?

資本、つまりお金をかけずに人に来てもらうにはどうしたらいいのか?

ゴミではないけど値段をつけても誰も買わないものってありますよね。それを「無料」で人にあげてしまうという手があります。

例えば、店の前に無料コーナーを作って置いておく。すると、とどこからともなく人がやってきてすぐ持っていく。タダでもらえるものをもらいに、わざわざ店まで足を運んでもらえるわけです。

店を開け、まずは人に入ってもらうことを考えよう。足を運んでもらうことは、店舗経営で非常に大事なことです。

宣伝費用を掛けずにいかに集客するか?

店を開くからには、人に来てもらう必要があります。でも、店に人を呼び込もうとすると、通常、宣伝広告費というお金がかかります。

でもね、そんなもの必要ない。結局一番効くのは口コミです。

まず、家の近くで飲んでいる呑平のおじさんと仲良くなって、「こんな店やってるんですよ。今度遊びに来てください。」と言うのが最も効果的。彼ら、人を巻き込んでやってきたりしてくれます。

また、SNSも有効に活用しよう。

しょぼい起業で生きていく