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「課長島耕作」の著者が考える50歳からの生き方・覚悟とは

「課長島耕作」の著者が、残り30年の生き方について語ったのが本書。
50歳というと人生において、完全に勝者・敗者が確定してしまっている年代。
また、もし一旗挙げたいと考えるのなら、気力・体力的にタイムリミットと言える年代です。

高齢化が進んで日本の人口が大幅に減少し、離婚や死別によって単身世帯が急増する「2030年問題」にまさに直面する現在の50代に、今から行っておきたい備えや覚悟について語っています。

50歳で持つべきは夢ではなく「目標」

平均寿命まで生きるとして、残り30年。ただ、漫然と過ごすには長すぎる時間です。残された時間を意識し、どう生きるか、考える必要があります。
だからといって、この時期考えるべきは「夢」ではありません。叶わない夢は持ってはいけません。手を伸ばせば届くかもしれない「目標」を立てることが大事。目標にタイムリミットをつけることが大事です。

ローリスク・ローリターンという「生き方」

50代は、親の介護、および、子供の教育費問題(大学に行かせるために最もお金がかかる時期)。また、自分の老後の問題など、気飲泉的問題も増えます。
故、努めたいのが「ローリスク・ローリターンな生き方」。

倹約もその一つ。
「お金を使わない」のイメージは「ケチ」「苦しい」「我慢」ですが、「意外に楽しい、なかなかいいじゃん」という感覚に変えていく。つまり、「節約生活」⇒「節約ゲーム」と考えるのです。例えば、食費「1万円」ゲームなどを試してみるのです。

また、友達を減らすことも一つ。
大事な友達を減らせと言っているわけではありません。行きたくないお誘いを断るとか、これまでなんとなく送っていたお歳暮みたいなものを減らしていくのです。そうすると、この年齢になってくる香典費用なども減らすことができます。

自分の死に方を考える

生を受けたものは必ずなくなります。自分がどんな死に方をしたいか、考えておくことが大切です。
例えば、家族に迷惑を掛けたくないと考えるなら、「尊厳死」を宣言して置くことも一つ。現代医学では治らないなら、延命医療はしないなど、希望を周囲に伝えておくことも大事です。

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