堀田湯@西新井 はおしゃれ銭湯でととのう。サウナ女子、多し!【サ活レポート】

今年4月26日(いい風呂の日)にリニューアルオープンして、おしゃれ銭湯に生まれ変わった創業80年の老舗銭湯『堀田湯』に行ってきました。

場所は足立区西新井。男湯にはサウナブームの火付け役、“ととのえ親方”こと松尾大さんが”初となる銭湯サウナを監修。ロウリュウ式「薬草サウナ」があることで、サウナーの中でも話題となっています。

リニューアル直後からも2カ月以上経過し、そろそろ、お客さんも落ち着き、サウナ・お風呂を楽しめるのではと思い、7月の日曜夜行ってきました。

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西新井の創業80年の老舗銭湯『堀田湯』

この街を、温める」をコンセプトにリニューアルされた堀田湯。早速、レポートしていきます。

場所は足立区西新井

堀田湯があるのは足立区西新井。足立区は東京23区の中でも銭湯が多い街です。区内には25件以上の銭湯があり、私も好きな銭湯がいくつかあります。

堀田湯は西新井駅から歩いて10~15分。西新井駅は、アリオやイオン、ドンキホーテなどの大型商業施設、大型のマンションが立ち並ぶ街ですが、堀田湯はそれらを通り過ぎた、超庶民派商店街「関原イーストロード」のはずれにあります。

堀田湯に到着したのは、夜の7時頃。外観は最初の写真の通り、シックでおしゃれ。日が落ちると、落ち着いた格子に取り付けられたオレンジ色のネオンがとても映えます。

中に入ってみると、番台には、若いスタッフさん。おしゃれの中に、げた箱など、昭和レトロな銭湯の雰囲気も残っていて、温かさも感じます。

料金:サウナ料金に男女差…

堀田湯@足立区西新井

料金は、通常の入浴料520円(東京都の銭湯料金、2023年7月1日から値上… )
サウナ追加料金が、男性が450円、女性が300円。

よって、サウナ男子:900円、サウナ女子:800円となります。

うぅ…サウナ女子にとって残念な、男女の施設に差があるパターンです….

利用者の人数を考えると、施設の広さ・充実度に差をつけざるを得ないのでしょうが、サウナ女子としては非常に残念です。男女に施設差があっても同料金のところもあるので、良心的と考えることにします…

館内見取り図

上図は、館内見取り図。お風呂も、露天風呂、サウナも、男性の方が広いつくりです。

■男性
<内湯>
・熱湯
・ぬる湯
・ジェット風呂
・電気風呂
<露天>
・露天風呂
露天水風呂水深160cm
外気浴スペース
<サウナ>
薬草サウナ ※オートロウリュウ
■女性
<内湯>
・熱湯
・ぬる湯
・ジェット風呂
・電気風呂
<露天>※屋根付き
・薬湯
水風呂2つ 1つは水深90cm
<サウナ>
薬草サウナ ※ウォーリュウ可能

最大の売りはサウナ


男性サウナ

女性サウナ

堀田湯さんの最大の売りは、プロサウナー“ととのえ親方”初となる銭湯サウナ監修のロウリュウ式「薬草サウナ」。

男性風呂では、左上図の通り広いサウナ&広い露天風呂。さらに、東京最深160cmの「露天水風呂」が楽しめます。サウナは大きなガラス窓がついているので、お天気のいい日に行けば、日の光が差し込む中、サウナを楽しむことができる設計。まるで、郊外の温泉に来たかのような雰囲気を味わえるはず。サウナ女子としては悔しい限り。

一方、女性サウナは、おしゃれなつくりではあるものの、かなり狭い… サウナは2段ですが、1段目も2段目の奥行きが狭いので、1段目に3人、2段目に2人も座ると、満員といった感じです(銭湯サウナとしてはよくあるサイズ)。
ただ、薬草の香りなのでしょうか、癒される優しい香りがして、狭さを除けば、よいサウナ室です。一人でサウナを占有できる時間帯に足を運べば、結構、極上な気持ちになれるのではないかなっと思った次第です。

露天風呂・水風呂


男性露天スペース

女性露天スペース

露天スペースも、男女でかなり大きな差があります…

男性の露天スペースは広い!

女性の方は結構狭い… 上右図のように、狭い中に、露天風呂と水風呂とととのい椅子がコンパクトに無駄なくレイアウトされています。

女性の露天スペースは、完全オープンな露天風呂ではなく、簡易な屋根(というか、オープンさを残しつつ、板が渡してある)がついています。露天風呂は、夜に利用すると、落ち着いたシックな雰囲気。昼に利用すると青空が見えて、別の楽しみができそうです。

水風呂は女性の方も深い部分は90cmあるので、ほてった体を一気に冷やせます。私が利用したときは、水温は16度。しっかり、体を冷やした後、ととのい椅子でリラックスさせていただきました。

内風呂


男性・女性洗い場

女性内風呂

内風呂は、狭い中に、熱湯、ぬる湯、ジェット風呂、電気風呂が並んでいる感じです。みんな仲良く、ルールを守って入りましょといった感じ。昔ながらの銭湯で天井が高いので、広いとは言えないながらもあまり圧迫感はありませんでした。

ふろおけは定番の黄色のケロヨン桶。銭湯に来たな~という気分になれます。

堀田湯さんの最大の注意点】は、洗い場にシャンプー・リンス・ボディーソープの設置がないことです。店頭でもアメニティが買えますし、手ぶらセットもありますが、お風呂セットをお持ちなら、持っていかれることをおすすめします。

堀田湯の利用客:若い!

コロナを境に、銭湯・スーパー銭湯の利用客は客層が全体的に若くなっていますが、堀田湯さんはリニューアルから3カ月程度で新しい銭湯ということもあり、サウナ女子サウナ男子多めと思われます。

下町の住宅街の中にあるにも関わらず、地元のおじちゃん、おばちゃんの利用者少な目。私が行ったときは、20代後半から30代の利用者が多かった印象。

特に、サウナ室で一緒になった女子を見るに、みんな、明らかに。サウナ女子!
みんな、おなかも出てなくて細くてかわいらしい。手の爪はもちろん、足の爪もしっかりネイルしたお洒落さんばかり。

そして、頭には、サウナハット or MOKUのタオル 。人によっては、サウナマットも持参。う~ん、完璧。

明らかなるおしゃれサウナ女子たちに、サウナーの私もなんだか嬉しくなってしまいました。

サウナから出ると、お友達と一緒に銭湯にやってきて、露天風呂でおしゃべりしながらのっびりお風呂タイムを過ごしている女子、おしゃれサウナがあると聞けば、一人でも遠方にで出かけていく遠征サウナ女子のいずれかが多かったのではないかなぁ。

おそらく男子も同じような感じかと。ただ、ご近所の方かはわかりませんが、お風呂から上がって受付の前に行くと、小さなお子様を連れた若いカップルなども複数いらっしゃって、そこそこな賑わいを見せていました。

平日の夜に行くと、地元民の利用が多いのでしょうか?

最後に

今回は、西新井のおしゃれ下町銭湯「堀田湯」をレポート(レポ)させてもらいました。

記事を書いていたら、また、サウナに行きたくなりました!さて、次はどこに行こうかな。サウナが趣味になるとお出かけの楽しみも増えますよ。

しかし、銭湯も大人520円。ここにサウナ代金を入れると、700~800円となり、私がサウナーになったころと比較して、高くなってきたなぁ。銭湯に行っても、値上げで、なかなか悲しいご時世です。