ソーシャルレンディング利回り6%で増やす資産形成(利回り計算シミュレーション)

投資案件を決めてしまえば、待つだけのほったらかし運用法「ソーシャルレンディング」。

ソーシャルレンディングの利回りは年利で5~10%。感覚値ではありますが、平均でも6~7%台の年利を実現している印象があります。

一般的にリスクとリターンの関係は、表裏一体の関係であり、「リスクが大きなものほどリターンが大きい(ハイリスク・ハイリターン)」「リスクが小さいものほどリターンが小さい(ローリスク・ローリターン)」という関係があるため、一概に利回りがよいから良い金融商品とは言えません。しかし、資産ポートフォリオの一部をソーシャルレンディング投資に回すことで、資産を増やすことも可能です。

今回は、ソーシャルレンディング利回り計算から、どのぐらい資産を増やすことができるか、利回りシミュレーション結果をご紹介します。

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ソーシャルレンディング、利回り6%は衝撃的

ソーシャルレンディングの利回りは年利で5~10%程度であり、感覚値ですが6~7%ぐらいの年利を実現していると思われます。

金融商品利回り比較(ほったらかし運用金融商品)

このソーシャルレンディングの利回りがいかに高いか。
それは以下の預けっぱなしで運用する、いわば「ほったらかし運用」の金融商品を見て頂ければ一目瞭然です。

手間のかからないほったらかし金融商品の年利

・大手都市銀行普通預金       0.001%
・大手都市銀行定期預金(1年もの) 0.01%
・ネット銀行定期預金(1年もの)  0.02%
・個人向け国債(変動10年)    0.05%
※GPIF平均収益率        3.23%

 
年金積立金管理運用情勢独立法人の最新運用実績(市場運用開始以来)
 国内債券、国外債券、国内株式、海外株式の4つのアセットで運用された運用利回り平均

かつて定期預金金利が約6%だった時代もあった!

現在は、金利0%台に張り付かんばかりの銀行定期預金にも、バブル全盛(バブル崩壊前夜)の1990~1991年には約6%という高金利をつけた時代がありました。

以下は、普通預金金利と定期預金金利の金利推移です。

普通預金・通常貯金の金利推移
普通預金・通常貯金の金利推移
定期預金・定額貯金金利の推移
定期預金・定額貯金金利の推移
参考HP:カメの歩み

歴史を見ると、定期預金の利回り6%は好景気・バブルが生んだ異常値だったわけです。

これらを鑑みると、「貸付融資」に相当するソーシャルレンディングの金利が、住宅ローンなどと比較して高いのが当たり前であったとしても、現在のソーシャルレンディングの利回りの高さは、サービスが若いうちに見られる 市場の歪み=ボーナスチャンスだった、ということも考えられるのではないかと思います。

ちなみに、一人の力で日経平均を動かすカリスマ個人トレーダーcis氏は著書「一人の力で日経平均を動かせる男cisの投資哲学」の中で、確率的に市場を見極め、「今ある優位性にはる」ことの重要性について述べており、私も、ほったらかしで6~7%のリターンが得られるこのチャンス時期に、資産の一部をはるべきだと考えるに至っています。
参考HP 【書評/要約】一人の力で日経平均を動かせる男cisの投資哲学(cis 著)(★4)

ソーシャルレンディング 複利6%で運用運用シミュレーション

では、ソーシャルレンディングで複利6%で運用したら、資産がどのぐらい増えるのか、シミュレーションしてみましょう。

ソーシャルレンディング 複利6%で運用運用シミュレーション

ソシャレン 複利シミュレーションの計算の前提

ソーシャルレンディングの利回りは平均6~7%と言いました。ここでは、早期償還や次の運用に回すための待ち時間も配慮し、シミュレーションの前提となる利回りを6%に設定します。
また、運用でついた利子分も次の投資に回す「複利」で運用するものとしますが、この時、利息にかかる税率は20%※とします。
この場合、ソーシャルレンディングの複利利回り4.8%で運用することになります。

※ソーシャルレンディングの所得税は「総合課税」。
 課税される所得金額が「330万円を超え695万円以下」範囲の場合、税率は20%となります。
 参考HP ソーシャルレンディングの確定申告。税金計算方法・経費、損失など

ソシャレン 複利シミュレーション結果:元本100万円を増やす

上記前提をもとにソーシャルレンディングシミュレーションすると以下のようになります。

ソシャレン 複利シミュレーション結果

元本  :100万円
複利  :4.8%(税引き後)
運用期間:30年間

➡ 元本+運用益=1,000,000円+3,081,676円=4,081,676円 (元本の4.08倍!)

ソシャレンでの資産形成:複利シミュレーション結果グラフ

元本100万円、利回り4.8%で運用した場合の資産状況
元本100万円、利回り4.8%で運用した場合の資産状況
年数元本運用利益合計
1年目1,000,000円48,000円1,048,000円
2年目1,000,000円98,304円1,098,304円
3年目1,000,000円151,023円1,151,023円
4年目1,000,000円206,272円1,206,272円
5年目1,000,000円264,173円1,264,173円
10年目1,000,000円598,133円1,598,133円
20年目1,000,000円1,554,028円2,554,028円
30年目1,000,000円3,081,676円4,081,676円

ソシャレン 複利シミュレーション結果:毎月1万円ずつ積み立てる

毎月1万円ずつ追加積立投資をした場合のシミュレーション結果は以下のようになります。

現実的には、毎月1日付の追加投資はできず、また、満期を迎えたら、その分も全額投資をする必要があり、運用の手間が大変で、利回りは全く異なるものの投資信託や、iDeCo、つみたてNISAでの積立投資の方が現実的です。あくまで資産形成の目安としてご確認ください。

ソシャレン 積立投資シミュレーション結果

元本  :100万円
複利  :4.8%(税引き後)
運用期間:30年間

➡ 元本+運用益=3,600,000円+4,272,246円=7,872,246円(元本の1.19倍!)

ソシャレンでの資産形成:複利シミュレーション結果グラフ

元本100万円、利回り4.8%で運用した場合の資産状況
毎月1万円、利回り4.8%で積立投資した場合の資産状況
年数元本運用利益合計
1年目120,000円2,618円122,618円
2年目240,000円11,121円251,121円
3年目360,000円25,792円385,792円
4年目480,000円46,928円526,928円
5年目600,000円74,838円674,838円
10年目1,200,000円327,950円1,527,950円
20年目2,400,000円1,569,818円3,969,818円
30年目3,600,000円4,272,246円7,872,246円

最後に

今回は、ソーシャルレンディング利回り6%で増やす資産形成(利回り計算シミュレーション)について解説しました。

ソーシャルレンディングで案件を「満期待ち運用」をすることで大きな資産が築けることをご理解いただけたでしょうか。

資産の一部でも、ソーシャルレンディングで運用、さらに、投資案件も分散してリスク低減を図りながら資産形成を行えば、後で、その努力が実を結ぶのではないでしょうか。リスクがないわけではありませんが、是非、検討してみてください。

なお、どのサービスで資産運用するかわからないという方は、各社のサービスの特徴・利回り・運用期間比較をまとめていますので、是非、参考にしてください。

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