ウイルス、災害、病気、離婚、リストラ..."生きていること自体がリスク」と思って備える「万一の備え方」

ウイルス・大雨・地震・台風など、テレビで毎日のように「命を守る行動を!」という時代を経験した現代人

我々はどうしたら平穏な生活を維持できるのか?と、そう思わざるを得ないほど、万一のリスクがそばにあることを思い知らされました。

テレビで見る不幸は今日は他人事でも、明日はどうかはわからない。

だからこそ、「生きていること自体がリスク」と考え、リスク時に最も致命的となる「パニック」を起こさない備えをしておくことが大切と考えます。

「貧すれば鈍する」という言葉がありますが、我々ば、お金がないこと⇒生きていけない⇒「生存の危機」と考える思考がDNAに刻まれているため、お金がないと頭が心配事でいっぱいになり、頭の動きが鈍くなり、誤った行動をしやすくなります。

今回は、「生きていること自体がリスク」の考えのもと、❶「万一の備え」と❷「命を守る情報・知識」について改めて考えてみたいと思います。

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万一の備えの第一は【お金】

万一の備えの第一は【お金】

冒頭で説明した、名言「貧すれば鈍する」の通り、「お金」の備えがないと、人は精神が不安になり判断を誤りやすくなります。

故、日ごろからの「お金の備え」に励むことは非常に大事です。「お金」そのものを蓄えることが難しい場合も、万一の備えとなる国の制度を知るなどすることで、生活に対する不安を和らげることは可能です。

万一に陥ると人はどうなるか?いくら備えておけばいいか

万一の状態になると人は非常にもろくなります。では一体どうなってしまうのか?
また、そうならないために、どうしておけばいいのか?

以下の記事にまとめているのでご確認を。

給付について知る

2020年に新型コロナ対策として国民一人一人に10万円が給付されましたが、コロナに関わらず、政府は国民的な生活が維持できない問題を抱える人々に対し様々な給付を用意しています。
ただし、ここで強く認識しなければならないのは、給付金制度は情弱に非常に冷たい!ということです。

日本の国・自治体の給付金制度は非常に充実しています。しかし、給付金を受取るには自分で行動し届出する必要があります。しかし、テレビCMのようにわかりやすくメディアで周知されるわけではありませんので、知らなければせっかく制度があっても使えません。つまり、情報弱者は給付の制度を知らずに、ますます、金銭的・精神的に窮する(損する)ようになっています。

年代別利用できる給付金をまとめています。利用できる給付金がないか、確認してみてください。

税優遇制度を利用してお金を増やす

必要な貯え額を知り、支出を抑えたとしても、銀行の預金口座に置いたままではお金は増えません。
時間と税優遇を味方につけた投資を行うことが極めて大切です。

私は、毎月貯える余裕があり、マイホームローン、子供の学費の心配がない人であれば、
❶iDeCo
❷つみたてNISA
❸ポイントをもらってクレカ投資
の順で積立投資を始めるべき
だと思っています。

関連情報は以下にまとめています。

【防災グッズ】事前準備しておいてよかったと必ずなる

【防災グッズ】事前準備しておいてよかったと必ずなる

防災グッズの準備は大丈夫ですか?あるとないとでは安心感が違います。危機に対する意識の差がリスクに直面したときの強さに直結します。

備えておきたい防災グッズ

2022年9月6日に放送されたマツコの知らない世界「防災グッズの世界」では、防災アドバイザー高荷智也さんが、その道のプロならではの情報を紹介しており、非常に参考になりました。
番組で紹介されていた、【プロ厳選】備えておきたい防災グッズ「令和三種の神器」、非常食、防災アプリ、ハザードマップなどを以下の記事で紹介しています。

災害時に高まるスマホバッテリーの重要性

災害時の災害情報・安否確認に重要性が増しているスマホ。しかし、バッテリーがなくなってしまっては全くの役立たずアイテムと化しています。

スマホの生命線ともいえるバッテリーの備えはでできていますか?
大容量モバイルバッテリー(20000mAh以上)なら、スマホ4回程度充電が可能になります。
以下のページでおすすめ品を紹介しています。

ふるさと納税でもらえるポータブル電源を確保するのも一つの方法です。

トイレットペーパーは万一で騒動になりやすい、常備の備え

防災グッズとしての認識が薄いですが、何かあったときに騒動になりやすいのがトイレットペーパーです。
オイルショック時、新しいところでは、2020年3月新型コロナウィルスに伴うトイレットペーパー騒動など、世界的な事件が起きると、騒動になり、店頭から姿を消します。

トイレットペーパーは食料・水と同じで「食」に関わるもの。緊急時だからといって「我慢できる対象物」にはなりません。「排泄」は、有名な「マズローの5段階欲求」の最も低位な「生理的欲求」です。自己生存のためにも確保に走っておかしくない商品なのです。

そのため、突然やってくるパンデミック・災害などのために、トイレットペーパーも防災グッズの一つとして、日ごろから一定量の備蓄をしておいた方がいいと思います。私は経済的な安さの理由以外に、保管場所、購入などの手間などを考慮し、シングルの超ロングタイプのトイレットペーパーのストックを備えるようにしています。

おススメの商品は以下の記事にて紹介しているのでご興味があればご確認を。

【知識・情報】命を守る情報源を知る

【知識・情報】命を守る情報源を知る

ここからは、ご自身の身を守るために、知ってきたい情報源です。ウイルス、災害情報や、災害時に役立つアプリ・本などを紹介します。

地震・停電情報

地震情報は以下にて確認できます。

◆地震情報
・気象庁:地震情報

◆停電情報
北海道電力エリア 東北電力エリア 東京電力エリア 中部電力エリア
北陸電力エリア 関西電力エリア 中国電力エリア 四国電力エリア 九州電力エリア 

新型コロナウイルス情報

新型コロナウイルス対策に関する情報は以下にて確認できます。
・内閣官房 :新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言(最新情報)
・厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について ※日々の感染数情報含む

東京都民なら「東京防災アプリ」

上記で紹介した内閣官房ホームページの情報は、新型コロナウイルスに関する様々な情報が取得できます。しかし、文字や説明書きが多く、正直見やすくありません。

見やすくわかりやすく、防災・コロナの両面からまとめられているのが東京都のアプリ「東京都防災」です。
避難場所情報などは東京都民のみに役立つ情報かもしれませんが、そのようにウイルスや災害から身を守るかといった情報は日本国民誰でも有益な情報です。各地域のアプリと併用してインストールしてくといざというときに非常に役立つと思います。

東京防災アプリ

「あそぶ」「まなぶ」「つかう」をコンセプトに、楽しみながら防災の基礎知識を得られたり、災害時に役立つコンテンツが搭載されています。

東京防災アプリは以下からダウンロードできます。

iOS用QRコード
東京防災アプリ QRコード
Android用QRコード
東京防災アプリ QRコード

防災に役立つKindle本

防災ブックといわれても、自分や身近な人が災害・危険に見舞われないとあまり手に取ることがない防災ブック。わざわざお金を使って防災本を入手している人は、正直少ないのではないでしょうか。

でも大丈夫、Amazon Kindleには無料でスマホやキンドルにダウンロードできる防災ブックが複数あります。
以下、無料でダウンロードできる防災kindle本を紹介します。

東京防災

東京防災は、首都直下地震などの大規模災害に備えられるよう、2015年9月から都民に配布された冊子。日頃から用意しておくべくことや物、いざ災害に遭った場合の対処方法、復旧や復興のために必要な知識などが約300ページのボリュームでまとめられています。東京用にはまとめられていますが、東京に限らず役立つ情報が十分な量、掲載されています。

 行政窓口でも配布「東京くらし防災」

特に東京に特化した内容ではないので、都民でなくても、日本全域で役立つ防災情報冊子。女性ならではの視点で今すぐ家庭でできる防災対策がまとめられています。ほんのちょっとの気遣いが防災に役立つことを認識させられます。

すぐにできる防災対策(例)

・カーテンは閉めて寝る(ガラスの破損対策)
・食器の重ね方を変えて安定感をUPさせる
・部屋を片付ける(これだけでも、危険防止に役立つ)
・ベットで寝転んで危険を探す
・トイレが使えないときのために準備しておくもの
・簡易トイレの作り方 等

 その他、防災関連本

上記以外にもAmazonでは無料のKindle防災本が複数ダウンロード可能です。
特に、現在、私を含め、おひとりさまが増えていますが、家族のいないおひとりさまは万一の時に頼る相手がおらず、大変不安な気持ちになるはずです。だからこそ、事前の情報収集が欠かせません。

ありがたいことに以下はすべて無料で目を通せるので、是非、参考にしましょう。

最後に

今回は、万一の備えとして「知識・情報」、「貯え(お金、防災グッズ)」の2つの面から、万一に備える準備について解説しました。

なお、災害時に安否が確認できた後、最も心配になるのは「備え」、中でも「お金」は重要です。万一のために、日ごろ、どのぐらいの貯金は用意をしておきたいかまとめました。合わせてご確認を!