
あなたのご家庭は、トイレットペーパーはシングル派、ダブル派どちらでしょうか?
ダブルはシングルの紙を2枚重ねたもので、長さは1ロール当たりシングルの半分です。また、通常、同じブランドであればシングルもダブルも値段も同じですよね。
私は長年トイレットペーパーはダブル派でしたが、シングルの方が「コスト」「保管場所」の両面からメリットが大きいと気づき、シングルに切り替えました。また、2020年3月に発生した新型コロナウイルス問題に絡むトイレットペーパー騒動で、トイレットペーパーは重要な防災品と、認識を新たにしました。
今回は、トイレットペーパーのシングル・ダブルがどっちが得といった経済性にとどまらず、トイレットペーパーの使用実態(シングル派/ダブル派の割合、1回使用料、年間使用量/料金等)、防災グッズとしてのトイレットペーパーについても解説します。
私が選んだベストトイレットペーパーは
目次
トイレットペーパー、シングル派・ダブル派?利用割合は?利用長さは?
一般的に、同じブランドなら、シングルもダブルも同じ価格のトイレットペーパー。ダブルはパッケージに書かれている長さは半分になりますが2枚重ねなので、その分を考慮すると長さ当たり単価は同じです。ではどちらを使っている人が多いでしょうか?
トイレットペーパーは「ダブル派:が多い
では、実際にどちらを使っている人が多いかと言えば、「トイレットペーパー、シングル派?ダブル派?」アンケート調査によると、利用者の割合はダブルの勝利。
シングル:ダブル = 44.9%:55.1%
ただ、関西圏では倹約を美徳と考えているため、シングル派とダブル派の割合が逆転し、シングル派の人が多くなります。
ダブル派の選択理由は、「トイレットペーパーの肌触りがいいから」につきます。
紙にはかならず表と裏があり、表面はつるつる、裏面はざらざらしていて肌触りに大きな違いがあります。ダブルのトイレットペーパーの場合、内側にざらざら面を合わせることで、つるつるした柔らかい肌触りとなります。また、紙と紙の間に空気が入るのでふわっとします。
シングルVSダブル 1回あたりの消費の長さが異なる
シングルとダブル、1ロールのトータルの紙の長さは同じでも、1回当たりに使う長さが異なります。
トイレットペーパーの使用実験結果から、ダブルよりシングルの方が1.6倍ぐらい長持ちすることが分かっています。
調査1:日本テレビの「所さんの目がテン!」
ショッピングセンターのトイレに、シングルとダブルのトイレットペーパーをセット。それぞれ40人が使用した後の残りの長さから使われた長さを測る実験が行われました。その結果は以下の通り。
シングル :2.2メートル 3.6/2.2=1.63倍長持ち!
ダブル :1.8メートル(シングル相当で3.6m)
調査2:全国家庭用薄葉紙工業組合連合会
トイレ1回の平均使用量(大の場合)が調査されました。結果は以下の通りです。
シングル(60m):1.77m 約33回分 1.6倍長持ち!
ダブル (30m):1.45m 約21回分
日本人が毎月&生涯に使うトイレットペーパー代は?
それでは、日本人は生涯にトイレットペーパー代はいくらになるのでしょうか?
【年間】トイレットペーパー購入代金
著書「大人の博識雑学1000」、日本人が平均して1年間に使うトイレットペーパーは、全国平均で約50ロール。1カ月で4ロールです。
最近は1.5倍巻き、2倍巻きといったトイレットペーパーが増えましたが、従来、最も平均的なトイレットペーパーは12ロール入り。(シングルで50m×12ロール)で、価格は350~450円です。
【生涯】トイレットペーパー購入代金
では、生涯でトイレットペーパーに使用する費用はいくらになるでしょうか。
厚生労働省発表の「令和2年簡易生命表の概況」よると、男の平均寿命は 81.64歳、女の平均寿命は 87.74歳。単純に割り算で日本人の平均寿命を計算するなら84.69歳となります。
そこで、単純に平均寿命=85歳、トイレットペーパーの12ロールの価格を400円(消費税込)として「生涯に使うトイレットペーパー代」を求めると以下の結果になります。
生涯に使うトイレットペーパー代:85年×400円/12×50ロール=141,666円
もちろん、物価が上がればトイレットペーパー代も上がるので、これよりも高くなると思っておいた方がよいでしょう。
2018年12月に放送のNHKの「ちこちゃんに叱られる」の調査によると、実はシングルの方が製造コストが高いのだとか。
ダブルの方が2枚に巻き上げる製造コストがかかりそうですが、実はシングルの方が巻く長さが長く、乾燥させる長さも長いため電気代などがかかり、また、シングルの方が1枚の紙の厚さが厚いため原材料費がかかります。ちょっと意外な事実ですね。
だから、業者さんとしては、製造コスト、および、消費量の観点双方から、「すべてのトイレットペーパーをダブルにしたい」。そうすれば、製造装置・製造ライン・流通に至るまで1種類で済むので、安くすみます。しかし、実際は、シングルの根強いファンが多く、シングルの販売をやめることはできないそうです。
最新トイレットペーパー事情
2021年以降、トイレットペーパー売り場の陳列棚の状況が随分変わったことは皆さんお気づきのはず。長尺の「2倍・3倍長持ちタイプのトイレットペーパー」が主流となりました。
従来は12ロールが最も一般的でしたが、1ロールの長さが増えた分、1パッケージのロール数が減っています。以下のAmazonで売れ筋のトイレットペーパーランキングからも明らかです。
長尺ロールが増えた理由は、「商品保管場所の節約」。コンパクトになった分、流通(配送)や店頭面積が少なくて済みます。店頭では、小さくなった分、数が積めるので補充の回数も減っているのだとか。消費者にとっても保管スペース、購入回数が減って、ありがたいです。
ダブル⇒シングル(超ロング×芯なし)への切替がおすすめベスト解!
私はかつてはダブル派でした。しかし、現在はシングルを使用。しかも業務用などで使われる「超ロング」×「芯なし」のトイレットペーパーに切り替えました。以下の通り、様々な無駄が省けて大満足です。
①コスパがいい
②1ロールが長持ちするので、トイレットペーパーの取り付け作業回数が減る
③芯がないのでゴミ捨ての手間がない
④ストック場所がコンパクトで済む
⑤購入回数が減る
コスパ&コンパクトさ抜群!おすすめトイレットペーパー



現在の私のオススメはペンギンの「なが~く使える5倍巻き超ロング」。多分、コスパ最強。めちゃくちゃトイレットペーパーを購入する頻度が減りました。防災用の常備を考えても保管場所がコンパクトで済むのが嬉しいです。
なお、6倍巻きという商品もあります。こちらは、防災バックの中に入れておくと、重宝すること間違いなし。コスパはやや高くなりますが、このコンパクトさは十分価値ありです。
コロナ感染の初期に発生した「トイレットペーパー騒動」。陳列棚からトイレットペーパーがなくなり、多くの人が生活不安を覚えました。私は、この時、すでに長尺ロールを使っており、大変助かりました。
トイレットペーパーは食料・水と同じで「食」に関わるもの。緊急時だからといって「我慢できる対象物」にはなりません。トイレに自由に行けないことは不安につながります。かつてはオイルショックでも同様な騒動がありましたが、今後も、地震大国日本ではパニックに襲われるリスクに備えて生きざるを得ません。防災品としての長尺トイレットペーパーの備えをお勧めします。
やっぱり、ダブルがいいという方は、以下がおすすめです。
トイレットペーパーは「ふるさと納税」でもらうもオススメ
トイレットペーパーは、ふるさと納税の返礼品としても人気。寄付額10,000~20,000円が相場です。
お肉・お魚などの返礼品は、「ちょっとした贅沢品」ですが、トイレットペーパー・ティッシュペーパーの類は、生活必需品であり、ストックもできます。返礼品の一部をトイレットペーパー・ティッシュペーパーにするのは賢いふるさと納税の選び方だと思います。
楽天ふるさと納税:日用品ランキング
ふるなび:トイレットペーパー
最後に
今回は、トイレットペーパー シングルvsダブル コスパ対決について解説しました。シングルが圧倒的に経済的なことがお分かりいただけたと思います。
小さなことですが、こんなところから節約の意識改革をしてみてはいかがでしょうか、
チリ積節約術
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