【書評/要約】コーヒーの科学 ~「おいしさ」はどこで生まれるのか(旦部 幸博 著)(★4)
▼シェア&フォローする▼

我々の日常生活に欠かすことのできないコーヒー

コーヒーはリラックス効果があるだけでなく、仕事の生産性向上やダイエットにも効果的。筋トレなど、運動の前にもコーヒー(カフェイン)を摂取するとよいとされています。
適量を正しく飲めば、健康に非常によい飲み物です。

私もコーヒー党で一日に3杯以上はコーヒーを飲んでいますが、同じコーヒー豆でも入れ方によって、味・風味も変わってしまうのがコーヒーの難しいところ。故、おいしく入れるコツ=コーヒーの科学を知ることで、よりコーヒーを楽しむことができます。

1000円の本を毎日読めば、1ヵ月で3万円分の自己投資ができる
自己研鑽の"神サービス"


対象者は2ヵ月199円での利用も可能!
※対象者にはアイコン↑クリックでキャンペーン価格が提示

コーヒーを科学する

本書の著者は、がんに関する遺伝子学、微生物学を専門とする大学講師。しかし、その傍らで、1996年よりコーヒーに関する研究などをまとめた「百珈苑」を主宰されるコーヒー好きです。

コーヒーに関する本と言えば、入れ方本、焙煎本、コーヒー豆の種類本、コーヒーの抽出器本なと、誌面掲載の写真割合が高く、しっかり読む本は少ない感じがしますが、本書はコーヒーの科学について徹底的にこだわって書かれた一冊。

研究者がまとめた本らしく、コーヒーをいろんな角度から科学し、「おいしさの感じ方」までもが数値を用いて分析的にまとめらえています。

本書で学べること

正直、コーヒー好きでも文系出身者には読みこなすのが難しい一冊ですが、それでも、コーヒーを読みながら、ゆっくりでも咀嚼して読みたいコーヒーの科学解説本です。

本書の構成
1.コーヒーってなんだろう?
2.コーヒーノキとコーヒー豆
3.コーヒーの歴史
4.コーヒーの「おいしさ」
5.おいしさを生み出すコーヒーの成分
6.焙煎の科学
7.コーヒーの抽出
8.コーヒーと健康

「おいしいコーヒー」と「よいコーヒー」は違う

コーヒーのおいしさにはいろんな要素が絡み合っていますが、最終的にそれを「おいしい」と感じるかどうかは人それぞれ。

深煎りが好きな人なら浅煎りは物足りないし、その逆もまた然りです。

だから、コーヒーのプロは、「おいしいコーヒー」と「よいコーヒー」を混同してはいけないと提言。

値段の高いコーヒーが「おいしい=コーヒー」と考えてしまいがちですが、その認識は間違い。値段が高いコーヒーも人によっては「おいしいコーヒー」とはなりません。

ちょっとわかりにくいので、違いをまとめると以下の様になります。

「おいしいコーヒー」「よいコーヒー」とは?

  1. 「よいコーヒー」「おいしいコーヒー」の定義
    よいコーヒー:品質
    欠点豆を除いた良質な生豆を適正に焙煎し、新鮮なうちにおいしく抽出されたコーヒー
    おいしいコーヒー:嗜好
    人それぞれで定義できない
  2. コーヒーの風味に対する「おいしい、まずい」という主観的な嗜好と、品質に対する「よい、悪い」という客観的な評価を混同してはいけない。
  3. 優先すべきは「よい、悪い」という客観的な評価
  4. 「よいコーヒー」であっても、実際に飲む人の嗜好によっては必ずしも「おいしいコーヒー」となるとは限らないが、「悪いコーヒー」は必ず「まずいコーヒー」になる。

自分のコーヒーの嗜好を知ろう

上記に示したよいコーヒーとおいしいコーヒーの違いは参考になりますね。

「品質」と「自分の嗜好」を理解しないと、おいしいコーヒーを飲もうとむやみに価格の高いコーヒーを買ってしまう結果になるので、まずは、自分の嗜好を知りましょう。

コーヒーは「苦味と酸味の強弱(コク・軽さ)」の軸でコーヒーをマッピングするとわかりやすいです。

コーヒーの味チャート(苦みと酸味)
コーヒーの味チャート(苦みと酸味)
参考:CAFE工房取扱いの豆の場合
chami
chami
「おいしいコーヒー」と「よいコーヒー」を分けて考える必要があるとは、
私にとって大きな気づき!
私は「苦味」と「コク」がある深煎りコーヒーが好き!
薄いコーヒーは物足りないし、
酸味のあるコーヒーは苦手です。
chami
chami

Chamiオススメのコーヒー本

本書ですが、非常にためになりますが、「専門的」であり「科学的」です。
そのため、コーヒーを片手にリラックスして読書を楽しみたいという方には、本書は硬派すぎな印象。

そこで、もっと気軽にコーヒーについて学びたい方のために、コーヒー本を16冊紹介しているのでご確認を。

上記記事でも紹介していますが、個人的に最もオススメなのは、こちらの本。

レストランで食後に出されたコーヒーがまずくて不満。「これならコンビニコーヒーの方がおいしい!」と思ったことがある人は多いと思いますが、その理由がよくわかります。

【余談】ふるさと納税で自宅カフェを充実させよう!

今年はコロナ対策で、カフェ・喫茶店で飲むコーヒーも減ってしまった人が多いのではないでしょうか。
自宅でコーヒーをよく飲むなら、自宅カフェグッズを充実させませんか?

全自動コーヒーメーカーなど、ふるさと納税でもらえるコーヒーグッズ・コーヒー豆、是非、ご活用を!