水星逆行に不安定になりやすい株式・FX相場。影響は株価・為替チャートにどう現れるか

相場に注意が必要と言われる「水星の逆行」。
水星は、1年間に約3回、約3週間にわたって逆行します。

水星は「コミュニケーション」をつかさどる天体で、逆行期間は、自分自身ではしっかり伝えたつもりでも、意思伝達が不足になり、不安定になりやすい時期とされ、金融相場においては、方向感がはっきりせず、不安定な傾向があります。そのため、短期売買に徹して、有利な方向に相場が動いている場合はすぐに手仕舞いをした方がいいとされています。

では、過去の実績はどうだったのか、チャートで確認してみます。
また、合わせて、現在の私の株式予測とポジションの状況について紹介します。

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水星逆行が与える影響

水星の逆行は、地球から見て水星が通常の逆向きに動いているように見える期間。実際に逆向きに動くわけではありません。

水星は「コミュニケーション」をつかさどる天体ですが、逆行期間は、自分自身ではしっかり伝えたつもりでも、意思伝達が不足になり、不安定になりやすい時期です。結果、世界情勢も不安定になりやすくなります。

・集中力が落ち、ミスをしやすい
・計画が思い通りに進まない
・電話、メールなど通信系のトラブルが起こりやすい
・電子機器・システムなどに障害が起きやすい
・交通機関のダイヤが乱れやすい 等

上記の通り、経済に与えるマイナスも大きいのが水星逆行です。

相場においては、方向感がはっきりせず、不安定な傾向があります。短期売買に徹して、有利な方向に相場が動いている場合はすぐに手仕舞いをした方がいいとされています。

ちなみに日経平均のメリマン重要変化日は日経平均3月1~4日。まさに今が重要変化日。注意をするに越したことはありません。

2021年の水星逆行期間

2021年 水星の逆行期 スケジュール

1回目:2021年1月31日~2021年2月21日 間もなく到来
2回目:2021年5月30日~2021年6月23日
3回目:2021年9月27日~2021年10月19日
※前後3日間も注意が必要

特に、水星の逆行の初期は「ウィップソー」と呼ばれる「だまし」の動きが起きやすい時間帯でもあります。故、急騰・急落によって往復売買で損失を被りやすい要注意な時間帯なのです。
より詳細な情報は以下にまとめているので合わせてご確認ください。

株価と水星の逆行

S&P500と水星の逆行

上記は、米S&P500の日足チャートに水色枠で「水星の逆行期」青色で米国の暴落予兆サイン「ヒンデンブルグオーメン発生日」(※後述補足)をプロットしたものです。

2020年については、水星の逆行のスタートと同時期に株価が下落しはじめていますね。

2021年の現時点では、米国株式は、バイデン新政権の大規模経済対策やコロナ感染の経済停滞からの回復を背景に株高が予想されていますが、最高値圏にあるため、何かをきっかけに大きな利益確定などにより相場が高値圏で上下動する動きが想定されないとも限りません。注意をするに越したことはないでしょう。

【参考】ヒンデンブルグオーメンとは

ヒンデンブルグオーメンは、米株暴落の予兆とされるサインです。詳細は以下にてご確認ください。

日経平均と水星の逆行

また、上記は日経平均日足チャートに水色枠で「水星の逆行期」を描画した結果です。
日経平均についても、S&P500と同様の傾向があります。こちらも最高値圏にあることもあり注意必須です。

ちなみに、以下のチャートは金星逆行(2018年10月6日~11月16日)に連続して、水星逆行(2018年11月17日~12月7日)となったときのチャートです。この時は、長期にわたって相場が不安定な時期が続きました。

水星逆行の影響をチャートで確認

青色が金星逆行期間、紫色が水星逆行期間です。
アストロジーにおいては、重要日の前後±3日間ぐらいは注意が必要と言いますが、水星逆行お数日前、最高値をつけた日経平均の下落がスタート。10月月初より激しく下落し、約24日間で3500円も一気に急落。その後、水星逆行期間は、行って来いの相場で、正に、利益が出たらすぐに手じまいしておいた方がいい状況となりました。

このように、大きな下落が見込まれそうなとき、
長期積立投資(株式の現物)の株価下落に伴うヘッジとして、CFDで株式指数売り、または、VIX売買を考えます。
 
米国と日本の株式指数が上がったら売る
 
急落で吹き上げた恐怖VIX指数売り

chami
chami

これから株価はどう動くか

上記、水星の逆行と株価の関係だけを見るなら、一旦、株式は手放した方がいいということになりますが、安易に、株式を手放すことができないのも現在の相場です。

このように考える大きな理由が以下の2点です。
①バイデン新政権での大規模景気対策
②米国のコロナ感染拡大にピークアウトが見られる

個人的にはより大事だと考えているのが②です。これについて、データをもとに確認してきましょう。

米国のコロナ感染はピークアウト?

米国 コロナ感染状況

上記は、米国の感染状況を示すグラフです。
新規感染者、入院者数、死亡数ともピークアウトを示す結果が見て取れます。

私は医療の専門家でも何でもなく、今後、どのような感染リスクがあるか正確なところはわかりません。しかし、一投資家として上記グラフを見る限り、日本より早くワクチン接種が進む米国では、コロナ感染拡大はピークアウトした、つまり、今後、経済は回復に向かう期待を株式市場は織り込み上昇し始めたと言えるのではないでしょうか。

株価の上昇にbet。CFDで株式買いを実施

ここは、株式の上昇にbetするときではないだろうか。
そんな考えで、1月21日時点で、再びCFDでナスダックや日経平均の指数を再び買い始めました

※前回は2020年10月末米大統領選挙前の暴落からの反発を狙って株式指数を購入
 2020年12月上旬に上昇一服したのでポジションを利益確定(売買結果))

確率が高い方に賭ける(bet)するというアクション(実際に投資を実施する)は
投資家にとって非常に大事なことだと思っています。

大きすぎるリスクは取ってはいけない。
しかし、リスクを取らない限りリターンはありません。

リスクを押さえつつ投資するために、日々、勉強です。

chami
chami

 
本来なら、株式が上昇するならインデックス投信やETF或いは個別銘柄を買ってじっくり保有すべきところと思います(その方が、安心して銘柄保有できる)が、残念ながら、私には株式を購入する潤沢な資金がないため、少ない資産で投資が行えるCFDで指数買いを始めています。

先週金曜日は、IBMやインテルの低調な決算を受けて米ダウは下落しましたが、マイクロソフトやアップルといった銘柄は好調でナスダックは上昇しました。

ちなみに、現在、CFDで保有している銘柄は、先週1/21につぶやきましたが\以下のような銘柄です。

現在保有のCFD銘柄

❶上値追い
ナスダック指数、日経平均指数

❷底からの復活狙い戦略
アリババ、ボーイング、Twitter、金、銀

今後、株式相場の状況に応じて、銘柄は変化するかもしれませんが、上記保有銘柄については、3点補足しておきます。

ナスダック指数

基本米国株買いとの考えですが、ダウ、S&P500、ナスダックの中からナスダック指数を選んだのは、なんだかんだ言って、他指数よりも業績期待が高いと考えたからです。

ただし、「今後、コロナ収束にベットする」とう投資姿勢に立ち戻るなら、「これまで売られていたものが買われる相場への転換」への対策が必須。今後、収益を伸ばすには、別の策もとらないとだめかなと考えます。

アリババについて

アリババについては、バイデン政権になり、米中関係次第で上下動が予想されるものの、①前トランプ大統領よりバイデン大統領の方が関係が緩和するだろうとの期待、②コロナ独り勝ちの中国の経済パワーを期待に保有しています。

ただ、本日25日、中国の習近平国家主席は世界経済フォーラム(WEF)のオンライン会合で、バイデン米大統領の就任後初めての演説を行います。今後4年の米中関係を方向付ける可能性もあり、どのような演説を行うか(けん制?協調?)で、揺れるかもなぁ…とちょっと心配ではあります。

金・銀について

金・銀については、株式相場のセオリーに従うなら、今の時期、金・銀を持つより、株式を保有する方が銘柄を選べば上昇余力が大きいだろうとの考えもあり、保有をどうすべきか、考え中です。

最後に

今回は、水星の逆行期間にS&P500と日経平均がどのように動いたかをチャートで確認しました。
また、現在の株式・経済の状況から、私の株式先行き予測と現在保有のCFD銘柄について紹介しました。

株式市場では何が起きるかわかりません。しかし、確率が高い方にbetする(ちゃんとリスクをとってアクションを起こす)ことは非常に大切だと考えています。
時には失敗もあるでしょうか、損切りを実施しつつ、リスクを取ってきたいと思います。

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ブログ管理人:Chami(チャミ)
chami(チャミ)好奇心旺盛に楽しく生きるをモットーとする、長期投資家
積立投資を軸に、株/FX/CFD/仮想通貨なども売買
税・節約なども意識し、資産を増やす方法を探求中
【モットー】脳が喜ぶ生き方。毎日が自由で幸せ。生きていることに感謝!
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