2010年10月末の米国大統領選挙の暴落から驚きの急騰を見せた株式市場。
日経平均は29年ぶりの高値、米国株式指数のダウ、S&P、ナスダックに至っては過去最高値を更新。結果、投資家の心理を表す恐怖指数VIXは、コロナショック後の最低水準まで低下してきています。

2021年は、バイデン政権誕生、新型コロナワクチンの接種により、株価はさらに上昇を続けると考えていますが、この年末を控え、短期売買用の株式指数CFDのポジションを解消、一方で、少額ながらVIX指数の買いポジション、日経平均の売りポジションを持ちました。

どうしてそう考えるに至ったか、記しておきます。

年末前のポジション解消の経緯

私は、iDeCoやつみたてNISAなどを含む「超長期投資口座」と利益増やヘッジ用の「短期投資口座」を分離し、それぞれ別の戦略で投資を行っています。今回お話しするのは「短期投資」についてです。

米大統領選挙暴落からの反発相場ポジションをすべて解消

私が短期投資として用いているのが「【CFD】。10月末の米国大統領選挙の暴落からの反発においては、
・日経平均、米ダウ、米S&P500、米ナスダックの指数の反発狙い
・出遅れ米国個別株(航空株、銀行株、エネルギー株)の循環物色狙い

で仕込んだポジション保有していましたが、今週12月7日(月)にすべてのポジションを解消しました。

保有期間は長いもので1ヵ月ちょっとですが、今回は戦略がマーケットと合致し、合計利益は【3,977,964円】になりました。

CFD取引の損益

ポジション解消の理由

では、なぜ、2021年も世界の株式指数は上昇すると考えているのに、ポジションを解消したのか?

年末前のポジション解消の理由は主に7つです。

年末前のポジション解消の理由

❶日経平均が27,000円目前
 ⇒一旦、利益確定が入ってもおかしくない
❷SQ日を目前に控える
 ⇒同様に、利益確定が入ってもおかしくない
❸日経平均のMACDがデッドクロス
❹日米ともに上昇は一部の銘柄にとどまる
 ⇒税金対策で、利益株と含み損株の調整売りが出る
❺今後、取引量は減っていく
 ⇒クリスマスを前にディーラーが休暇入り
  取引量が減る中で、トリッキーな仕掛けが入る可能性
❻VIX指数がコロナショック後の最安値圏
❼日中の株価の動きを見ていて、心がざわついた🥺から

正直、❼が最終的な利確のボタンを押させました。

以下は補足解説です。

❸日経平均のMACDがデッドクロス

日経平均チャートとMACDのグラフです。MACDがデッドクロスしています。
日経平均日足チャート

❹日米ともに上昇は一部の銘柄にとどまる

以下は、「❶S&P5 VS S&P495」と「❷日経平均5※と日経220」の株価推移グラフ📈です。
S&P5:GAFAM = Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft
日経5:ファースリテイリング、ソフトバンク、ダイキン、東京エレクトロン、エムスリー

nikkei5 vs nikkei220 チャート

日米とも上昇は一部の銘柄にとどまっていることは歴然! コロナ禍で上昇を続ける株と、底に沈んだまま復帰できない株の二極化が激しすぎます。
これだけ差があると、税金対策売り(利益株と含み損株の調整売り)がでてもおかしくないとの考えに至りました。

コロナショック後&現在のVIX指数について

恐怖指数 VIX指数

上記はVIX指数の日足チャートです。

かつて、平時は$10~15、不安が高まると15を突破し20へ向かう値動きをしていたVIX指数はコロナショックをきっかけに様相が大きく変貌。
コロナショックは最高値が80越え。米国大統領選挙に対する不安が走った10月末には$40まで少々しました。その後、下落傾向にありますが、今年は1年前の高値水準目安であった「$20」が最安値水準。未だ、投資家心理は1年前のようには戻っておらず、警戒感があることを示しています。

VIX指数の過去の最高値などの詳細は以下にてご確認を。

VIXを「$21」で買い購入

VIX指数は2019年以前の状況には戻っていませんが、2020年12月現在、世界の株式指数は絶好調。その結果を受け、VIX指数も最安値圏の$20付近で底値俳諧中です。
しかし、$20近辺で上昇したそうな動きをし始めたことから、数日前から「$21」で買い注文を仕掛けておいたところ、昨日12月19日の23:30の米国市場開始早々に買いが入りました。

「あぁ、今日も米国株式は好調ですかぁ…」と、既に株式指数ポジションをもたない私はつまらない思いを感じてしまいましたが、日経平均CFDは26900円を付けて上値が重く、徐々にですが下落してきたので、日経平均も26,750円付近で売りを入れました。

明日の朝、米国株式市場クローズ時点でどうなっているかわかりませんが…
なお、うまく利が乗った場合も、2021年は株式相場は上昇するとみているので、長く持つつもりはありません。

最低必要資金シミュレーション(GMOクリック証券CFD:米国VI)

私が売買に用いている、GMOクリック証券CFDの場合、VIX指数は「米国VI」で売買できます。
VIX指数そのものではなく先物のCFDですので、値動きには違いがありますが値動きはほぼ同じです。

ではどのぐらいの資金で始められるか確認するために、VIX指数=$20、ドル円レート¥104 時の、最小取引単位での裁定取引額(証拠金)を計算してみましょう。

GMOクリック証券「米国VI」:最小取引額

GMOクリック証券「米国VI」の場合、
VIX指数=$20、ドル円レート¥104 時、
上記比較表より最小取引単位=CFD価格の10倍 で計算すると…
最小取引額:$20 × 10倍 × レート¥104 = ¥20,800

VIX指数はボラティリティが高いリスクのある銘柄ですが、GMOクリック証券の場合、小さな証拠金で投資が始められます。また、VIXは株式指数よりもかなりパターン化された値動きをするので、現在$20が底値のVIXが$18.5まで下落したら相場付がかわったと判断してロスカットといった風に、ロスカットを徹底しておけば、初心者でも投資がしやすい商品と思います。

\投資戦略が広がる/
GMOクリック証券【CFD】

「短期/長期の口座分離」と「CFDの活用」で投資戦略は広がる

短期投資と長期投資の口座は分離して持つべきです。
理由は管理がしやすいのと、長期保有口座に頻繁にアクセスすると、保有株を売りたい衝動に駆られてしまうからです。

また、短期投資用の口座としてCFDを活用すると、世界の株式指数はもちろんのこと、重要度の高い「金」「オイル」「VIX」、そして、米中の主要個別株が売買できるので、投資戦略が圧倒的に広がります。レバレッジ取引ができるので、少ない資金で大きな投資を行うこともできます。

株式の場合、「信用取引」でレバレッジをかける方法がありますが、この場合、最悪「追証」というリスクを抱えます。

もちろん、CFDにも相場が反対に動きロスカットとなることがありますが、GMOクリック証券のCFDの場合、ポジションを取るのと同時に、ロスカットレートが設定されるため、ロスカットレートを変更しない限り、無限にマイナスが膨らむことはなく、結果、追証にはなりません。

まずは、口座を準備し、少額ロット&低レバレッジで練習をしてくと、いざというとき、チャンスをつかめるかもしれませんよ。

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ブログ管理人:Chami(チャミ)
chami(チャミ)好奇心旺盛に楽しく生きるをモットーとする、長期投資家
積立投資を軸に、株/FX/CFD/仮想通貨なども売買
税・節約なども意識し、資産を増やす方法を探求中
【モットー】脳が喜ぶ生き方。毎日が自由で幸せ。生きていることに感謝!
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