SBI証券のポイント投資と言えば、Tポイントでしたが、2021年11月から「Pontaポイント」での投資が可能になります(Tポイントも継続)。

同じ買い物をしてポイントを貯めるなら、TポイントよりPontaポイントの方が有利にポイントを貯められるので、サービスが開始したら「Pontaポイントを選択予定」です。

ポイントはお買い物に使う人が多いと思いますが、ポイントでの買い物はポイントがつかない、或いはポイント還元率が低いというデメリットがあります。そのため、私は、選択肢があるならポイント投資」に回すようにしています。

今回は、SBI証券で導入予定のPontaポイント投資の詳細、及び、私の今後のPontaポイント戦略について紹介します。

[スポンサーリンク]
Audible 2か月体験無料
聴き放題対象本:おすすめビジネス書・自己啓発書  おすすめ小説

SBI証券、Tポイントに加え、Pontaポイントでも投資が可能に

来る11月からSBI証券でPontaポイントが導入されます。これにより、既導入のTポイントとPontaポイントで、どちらを利用するか選択できるようになります。

共通ポイント導入による投資家メリット:既存

証券会社が共通ポイントを導入することで生まれるユーザメリットは以下の2つです。

共通ポイント利用のメリット

❶取引に応じてポイントが貯まる
❷たまったポイントで投資が可能

共通ポイント導入による投資家メリット:追加

かつては、金融系サービスのポイントプログラムと言えば、「1サービス1共通ポイントプログラム」でした。しかし、最近、2つの共通ポイントが利用になる金融系サービスが増えています。

これにより、これまで、自分が注力していないポイントプログラムのポイントがたまり、いまいち使えないということがありました。しかし、選択できるポイントプログラムが増えることで、自分にとって貯まりやすいポイントを選択して利用することが可能になります。

私の場合、Tポイントはなかなかたまらないポイントの代表。故、Pontaポイントの導入は嬉しいです。

取引に応じてポイントが貯まる

ポイントがたまる方法は以下の通り。

❶国内株式現物取引スタンダードプラン及び現物 PTS 取引の月間手数料の 1.1%相当のポイント
❷投資信託取引対象投資信託月間平均保有額 1,000 万円未満:年率 0.1%相当のポイント
対象投資信託月間平均保有額 1,000 万円以上:年率 0.2%相当のポイント
※一部のファンドは 0.1%未満の加算率
❸金・プラチナ取引スポット取引及び積立買付の月間合計手数料の 1.0%相当のポイント

私は個別株の売買を頻繁に行う個人投資家ではありません。株式投資と言えば、「積立投資」が主流です。

故、私にとっての一番のメリットは、❷の投信の保有で貯まるポイントです。

仮に500万円分の投資信託を持っているなら年間で5,000ポイント、1000万円以上保有なら10,000ポイント貯まります。
但し、私がクレカ積立でお得に買い付けているような、低コストなインデックス株式の投資信託は信託報酬が0.1%以下となるのでご注意を。

たまったポイントで投資が可能

たまったポイントは、投資信託の買付代金に Ponta ポイントが利用できるようになります。
1ポイント=1円相当で、買い付け代金の全額、或いは一部に充当することが可能になります。

なお、11月のサービス開始時はおそらく、キャンペーンが開催されるので、Pontaポイントを既にお持ちなら、使わずに貯めておくといいことがあるかもしれません。

Pontaポイント戦略を再考

Pontaポイント戦略を見直してみる

現在のメインクレカとポイント投資

私は、既に申込が終了している2%還元のリクルートプラスカード(年会費必要)の所有者です。かつては最強の還元率を誇ったクレカです。

しかし、2020年に年会費無料×還元率3%で登場した「LINEクレカ」の登場でリクルートプラスカードの利用頻度は激減。2021年5月からは年会費無料×還元率2%となりましたが、未だ最強クレジットカードであることは変わらず、メインクレカとしています。
そして、貯めたポイントは、LINE証券でのLINEポイント投資に利用してきました。

メインカードを見直しした方がよいかも

リクルートプラスカードは年会費2200円が必要なので解約するという選択肢もありますが、LINEクレカの還元率の行方が??(還元率が減ることを恐れている)なので、年会費を払ってクレカを維持しています。

しかし、SBI証券でPontaポイントが導入されるなら、私の場合、リクルートカードプラスをメインクレカにした方がメリットが大きいかもしれません。SBI証券で投信を買付け、保有残高増加でポイントを積み増した方が、ポイントを貯めるうえでも有利になるからです。

なお、私が利用しているリクルートカードプラスは申し込みはできませんが、年会費無料のリクルートカードもお得なカード。ポイント還元率1.2%!Pontaポイントが最も貯まるクレカです。

もし、Pontaポイントをリクルートカード以外で貯めている方は、即リクルートカードに切り替えましょう。【週末に申し込んだ方が新規口座開設特典が大きくなることが多く】ておすすめです。

SBI証券

最後に

今回ばSBI証券のPontaポイント導入(予定)について紹介したうえで、見直しが必要になりそうな私のクレジットカード戦略について紹介しました。

私は今年になって、何度かメイン・純メインのクレジットカードを見直しています。これはつまり、キャッシュレス決済業界が激しく動いているということです。業界が動けば、利用者も利用を見直していかなければなりません。

特に、クレカ、キャッシュレス系サービスの「特典」は最初が一番大きいので、新しいものが出たらすぐに乗ってみると得しやすいからです。
※ちなみに、最も直近、飛び乗ってみたのは以下のカードです。

一方で、改悪も頻繁にあります。利用者側の改悪ではありませんが、2021年10月以降、PayPay加盟店の決済システム利用料が上がってしまうというのもその一つです。

お得だと思って利用を開始し始めたサービスも、1年、2年と経つとお得と言えない状況が頻繁に発生しているのが今のキャッシュレス決済界隈です。賢い消費者となるべく、初動についてきましょう!