ビットコインの理論値と実際の価格推移
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MosaicやNetscapeといったインターネット黎明期のブラウザに触れに当時と同様のワクワク感を感じてしまったことがきっかけで興味を持った「仮想通貨」。

私が初めて仮想通貨を購入したのはビットコインが10万円前後の頃。それが、2021年、年が明けて3日間で300万円から一時350万円に到達する価格まで急騰する動きを見せています。

私はこれまでビットコインは、インターネットと同じように社会に必須のものになる、或いは、GAFAの株価のように成長すると考え、長期投資対象、つまり、ガチホで投資を行ってきました。そして今後も中長期的に価格が上昇すると考えています。

そこで、2021年年初に、全4回で以下についてまとめます。

ビットコイン投資戦略2021 全4回

1回目:2020年、ビットコインを取り巻く状況の変化 と 過去サイクルと価格形成
2回目:時価総額から考えるビットコイン価格
3回目:ビットコインの運気
4回目:ビットコインの投資戦略2021年

今回1回目は、「2020年、ビットコインを取り巻く状況の変化」と「過去サイクルと価格形成」の2つのテーマを見て行きましょう。

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2020年、ビットコインを取り巻く状況の変化

2020年、ビットコインを取り巻く環境は大きく変わりました。 最も大きな変化の一つが、ビットコインを売買する投資家が、個人投資家から大企業・金融機関になったことです。これにより、大量のマネーがビットコインに流入し、価格を押し上げました。

中でも、ビットコインの価格形成に大きく寄与したニュースが以下の3つです。

ビットコインの価格上昇に大きく寄与した3大ニュース

①米ナスダック上場企業MicroStrategy社が複数回にわたってビットコインを大量購入
②PayPalが仮想通貨売買サービスを提供開始
③仮想通貨投資ファンドGrayscaleへの機関投資家の資金流入が加速

MicroStrategy社の大量BTC保有

MicroStrategy社は、資金調達をしてビットコインを購入。ビットコインの大量保有を知名度向上と財務戦略としています。内部留保が大きい企業の中には同じような戦略をとる企業が出てきてもおかしくはありません。

PayPalが仮想通貨売買サービス

PayPalは仮想通貨の売買サービスですが、サービスを行うには一定の仮想通貨保有が必要です。そのため、本ニュースがきっかけでビットコインは大きく上昇しました。
今後、他の大手金融機関がペイパルの後を追い、同種のサービスを開始すれば、さらにビットコインの買い需要が生まれ、価格上昇に寄与することになります。

仮想通貨投資ファンドGrayscale

Grayscaleのビットコイン投信(Grayscale Bitcoin Trust:GBTC)はビットコインの直接投資がしにくい機関投資家なども、比較的購入がしやすい銘柄です。そのため、2020年12月31日時点の資産総額が、174.76億USドルまで増加してきています。
今後も、リアルゴールドである「金」のETFや投信と同じように、Grayscaleを含め、ビットコインを投資対象とする投信やETFは、時価総額を拡大していくことが見込まれます。

Grayscale時価総額

ビットコインの上昇を後押しする環境が整う

上記のニュースは、いずれのニュースも2020年後半の動きです。これらと同調するように、ビットコインの価格は上昇してきました。

2021年のビットコインは、短期的に価格がどう動くかは誰にもわかりません。しかし、長期で考えればさらなる上昇が見込めるものと、多くの投資家が考えていることは間違いないでしょう。

ビットコインの過去サイクルと価格形成

それでは次に、今後のビットコインを考えるにあたって、過去、ビットコインがどのような値動きをしてきたか見ておきましょう。

実は、ビットコインは、過去、半減期が絡んだ4年サイクルの中で価格を形成しています。
なぜ、半減期が価格形成に影響を与えるかは、「需要と供給」が大きく絡んでいます。

S2Fモデルからみるビットコイン価格とサイクル

2020年、新型コロナウィルスの感染拡大で世界の中央銀行は世界の中央銀行は世界にドル、円といった通貨をばらまきました。結果、(皆さんが生活の中で実感しているかは別問題として、)通貨の本来の価値は下がっています。これは、八百屋さんの野菜と同じく、「豊作の時や安くなる」「不作だと値が上がる」という「需要と供給の関係」に基づく値動きです。

ここで、ビットコインの供給の仕組みからビットコインの理論価格を求める「S2Fモデルというものがあります。

S2Fモデルとは、貴金属(金や銀)などの希少性と価値を測るモデルで、「S2F=市場に存在する量(ストック)/年間生産量(フロー)=ストック・フロー比率」で算出されます。採掘量が有限である貴金属と同様、発行上限がシステム的に決められているビットコインではこのモデルを当てはめた価格予想が盛んに行われています。

以下では、このモデルから算出されるビットコインの理論値と実価格について詳しく見て行きましょう。

ビットコインの理論価格「S2Fモデル」とは

ビットコインの理論値と実際の価格推移
ビットコインの理論値と実際の価格推移
最新データ:Bitcoin stock to flow model live chart

上図は、ビットコインが生まれた2010年から2026年までのビットコインの価格推移を、縦軸 対数表示(円:JPY)で示した価格推移チャートです。

このチャートには、

❶「S2Fモデル」によるビットコインの理論価格(細い水色線)
❷実際のビットコイン価格(太めの虹色線)

が重ねて表示されています。
❷の虹色線は、オレンジ黄色への色の変化で「次の半減期までの日数」を示しています。

さて、このグラフを見ると大きく2点の重要ポイントが見えてきます。

S2Fモデルチャート図からわかること

価格 :❶理論値は、2021年半ばには1000万円、2026年には1億円に到達
値動き:❷実ビットコイン価格は、上下にぶれながらも、再び❶理論値に回帰する動きをしながら推移

実ビットコイン価格が、2021年に1000万円、2026年には1億円に到達する可能性があることを示唆

2026年の1億円は、私には想像ができません…

1BTC=1億円になると、BTC時価総額は2100万枚×1億円=2100兆円
現在の「金」の時価総額900兆円の2倍以上となり、大きすぎる感じがします。

そこまでの買い需要があるかはちょっと疑問。
当然、需要が途絶えれば、ビットコインの価格の上昇は頭打ちとなります。

chami
chami

過去2回のビットコインバブルとその崩壊

S2Fモデルのグラフは対数表示です。そのため、❷実ビットコイン価格が❶の理論値より上振れすれば、グラフの見た目の変動以上に激しく暴騰(バブル)し、下振れすれば大暴落することになります。

過去2回のビットコインバブルとその崩壊
過去2回のビットコインバブルとその崩壊

その結果、2013年11月、2017年12月の過去2回のビットコインバブルでは、いずれもバブルピーク後の大暴落により、約1年後に8割引き水準まで値下がりしています。

しかし、2013年バブル崩壊後、ビットコインは底値から77倍まで上昇
一方、2017年バブル崩壊の底値から2020年12月31日時点までの上昇率は8.6倍までの上昇にとどまります。
S2Fモデルを考慮せずとも、2021年、ビットコイン価格がさらに上昇する余地は十分あると言えるのではないでしょうか。

この、爆発的な値上がりが仮想通貨の魅力♪
(その逆の、暴落も然りですが…)
chami
chami

S2Fグラフをさらにじっくり見るわかること

もう一度、上記で示したS2Fモデルのグラフをよく見てみましょう。

過去2回のビットコインバブルとその崩壊
過去2回のビットコインバブルとその崩壊

このグラフを見ると、過去2回のバブルサイクルにおいて、以下の共通点が見えてきます。

過去2回のバブルサイクルの共通点

・半減期前後(~)の期間は❶理論値に近い水準で価格が形成
~オレンジ~黄色の期間に上に❶理論値より上方にオーバーシュート(1年~1年半)
黄色~の期間に激しく暴落し、その後、底ねり(2年強)

なお、前回の半減期(3回目)は、2020年5月12日4時23分でした。

このことを考慮すると、現在2021年1月以降、約半年~1年の間は、小~中規模の下落をしながらも、上昇していくと予測できます。
ただし、その後に8割引きまでの暴落が待っている可能性があるので、相場に変調を感じた場合、全部、或いは一部を売却するなどの対応が必要となりますね。

【ビットコイン、300万円越えでもはや高くて買えないと思っている方】
最小取引単位は、0.001BTC なので3000円強から購入可能

私と同様、今後のBTCはまだまだ上昇すると考えるなら、
まずは、現在の高値からでも買っても、値動きにガクガクブルブルしない程度の資金で投資を始めてみよう

chami
chami