投資の教科書では必ず目にする「投資をするなら長期積立投資」との教え。

私もこの意見には大賛成で、長期積立投資をコアな投資戦略として実施中。以下の記事では、私が考える積立投資のメリットと、出口戦略も考慮した価格推移のベストシナリオなどをまとめました。

上記記事で、積立投資の強み・弱み、および、最も積立投資がワークするベストシナリオ(どんな株価を形成したとき、爆発的な利益が得られるか)について考えをまとめて改めて感じてることは、意外に感じられるかもしれませんが、値動きが激しい仮想通貨は、非常に積立投資向きだということです。
その理由を、以下でまとめてみます。

【復習】賢い積立投資のポイント

積立投資は淡々と実施するものですが、出口戦略を知らないと、その効果を最大限活かした投資を行うことはできません。

長く積立投資をしていてもうまくいかない人は、「ベストな積立シナリオ」と「最後の出口戦略」を知らずに、ただ何も考えずに積立を行った結果、老後の資金を確保しようと、最後の最後に間違った判断をしてしまうからです。

ここで、これらを意識した積立投資を賢い積立投資と名づけて、そのポイントを上記紹介の記事から抜粋しまとめます。

賢い積立投資:積立の4つの効果

積立投資の強みは以下の4点で説明できます。

積立の4つの効果

❶下がっても安心できる(その分、購入口数が増える)「値下がり安心効果」
❷損から素早く回復する「スピード回復効果」
❸下がってから上昇する時のリターンの大きさ「リバウンド効果」
❹始めるタイミングを悩まなくていい「タイミング・フリー効果」

 ⇒結論:積立投資は、投資初心者にもやさしく、投資に失敗しにくい

毎回投資タイミングを見極めたり、いくら投資をするかを考えずに、安い時ほどたくさん仕込める。その後、下落・横這い相場から、上昇相場に転じれば、比較的早い期間で利益が爆発的に増える!
chami
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積立投資のベストシナリオ

通常の取引においては、ずーっと右肩上がりで上昇する相場が最も理想です。しかし、積立投資は、これがベストな価格推移ではありません。
積立投資を解約するまでの間、どのように値が動くとリターンが大きくなるのか知っていると、下落しても安心して投資が継続できますし、リターンも増えます。

積立投資のベストシナリオ(最も利益を出しやすい価格変動シナリオ)

長らく暴落後の価格低迷が続き、最終局面で一気に価格が上昇したとき、最もリスク少なく爆発的なリターンが得られる

資産は「価格×量」で決まります。
長期間の停滞相場で「量」を仕込んだところで最後の最後に一気に価格が上昇🚀価格するのが、積立投資にとって最もおいしい価格推移です。

だから、価格が下がったからと積立投資をやめてはいけない!暴落~低迷時こそ、「量」を増やすチャンスです!

株式相場では不動産バブル後の相場を「失われた30年」と言いますが、積立投資にはまさにおいしい価格推移だったわけです。

chami
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ビットコインと積立投資の相性

積立投資というと一般的には「株式投資」が主流ですが、ビットコイン(仮想通貨)も実に積立投資と相性のいい投資対象と考えます。

ビットコインと積立投資の相性が悪くないと考える理由

理由は大きく以下の2点です。

ビットコインが積立投資に向くと考える理由

・株式は「世界経済が成長する限り、時価総額は増加し、価格も上昇する」ように、ビットコインも発行枚数が決まっているという希少性を価値として、時価総額が長期的に増えていく性質を持つ。
・ビットコインは株式相場よりも相場のサイクルが早く大暴落も4年サイクルでやってくる(過去実績)。暴落後も多く、リスク少なく積み立てるチャンスも多い。

現在、最高値圏にあるNASDAQ指数。
しかし、この指数は、2000年代初頭、明確なサービスがない中、先行投資で盛り上がり沸き起こったバブル「.COMバブル」からの大暴落で崩壊。もはやバブル後最高値を更新することはないだろうと思われるほどの壮絶な下落を経験しました。しかし、NASDAQ指数はリーマンショック以降、右肩上がりに上昇。GAFAMなどの企業の成長と共に、驚くべき上昇を見せました。

これと同じような相場の上下動サイクルを、短期間で何度も経験できるのがビットコインです。暴落も多いけれど、チャンスも多いと言えるのではないでしょうか。

投資戦略:例

積立投資する場合も少しでも安いところで仕込みたいのは、通常の投資と変わりません。
例えば、毎週1万円といった積立投資をすることで、暴落したタイミングでの投資もしっかり行うことができます。

ただし、このような頻度の高い売買を敵的に自分で行うのは非現実的です。coincheckやbitFlyerなどの自動積立投資機能を使えば簡単に実現できます。設定方法などの詳細は以下記事にて解説しています。

まとめ:総悲観時こそもっともおいしい投資タイミング

相場格言

・相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく
・人の行く裏に道あり、花の山

以下は有名な株式相場格言です。投資で成功するためには、皆が怖がっているときに投資してこそ投資妙味があります。

仮想通貨市場はしばらくは何度となく急激な暴落に見舞われます。しかし、それが投資チャンスとなることはよくあります。自分では相場が下落しているとなかなか買えないものですが、自動積立なら淡々と毎日買ってくれるので、気が付いたときに利益が出ていた!という環境を簡単に作り出せます。

是非、怖くて自分ではビットコインが買えないという方は、ビットコインの自動積立投資を検討してみてはいかがでしょうか。