内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正による、証券会社各社のクレカ積立の5万円⇒10万円の引上げ対応。
早々にクレカ積立の還元率を発表するところもあれば、遅出しじゃんけんで、還元率発表をしたところありで、還元率は各社それぞれとなりました。
クレカ積立の付与率対応もひと段落着いたと思ったところで、PayPay証券が付与率の引き上げを発表しました。
結果、大手証券会社で毎月10万円投資した場合、クレカ投資の還元率はどうなったか?表にまとめてみました。
カードで10万円積み立てれば0.7%還元
従来の発表(2024年4月30日までの適用)では、クレカでの5万円投資で上限350ポイント/月、PayPay残高・ポイントでの5万円投資で上限250ポイント/月⇒合計上限600ポイント/月でした。
これが、5月1日以降は。それぞれの支払い方法での利用金額に対する付与ポイント数を合計し、毎月最大700ポイントを1カ月のポイント付与上限(0.7%還元)となります。
ポイント還元率は、クレカとPayPay残高・PayPayポイントでは差があり、クレカは0.7%還元で、PayPay残高・PayPayポイントは0.5%還元。
PayPay証券で投資をするなら、シンプルにクレカを利用した方がよくなります。
【比較】大手証券会社:クレカ投資還元率(月10万円投資)
毎月10万円をクレジットカードで投資した場合、クレカ積立の還元率はどうなるか?
表にまとめてみました。
※SBI証券はのキャンペーンでの6カ月間特別上乗せは排除して計算しています。
証券会社 | カード | 還元率 | 獲得P(月) | 獲得P(年) | 年会費 | 年会費考量済み獲得P |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友NL※1 | 0.5% | 500 | 6,000 | 6,000 | 三井住友ゴールドNL※2 | 1.0% | 1,000 | 12,000 | 三井住友プラチナプリファード※3 | 3.% | 3,000 | 33,000 | 3,000 |
楽天証券 | 楽天カード | 0.5% | 500 | 6,000 | 楽天ゴールドカード | 0.75% | 750 | 2,200 | 6,800 | 楽天プレミアムカード | 1.0% | 1,000 | 11,000 | 1,000 |
マネックス証券 | マネックスカード | 0.72% | 720 | 8,640 | ||
auカブコム証券 | au PAYカード | 1.0% | 1,000 | 12,000 | ||
PayPay証券 | PayPayカード | 0.7% | 700 | 8,400 |
※1 年10万円以上決済
※2 100万円修行済み、年100万円以上決済
※3 特別キャンペーン終了後、年500万円以上決済
※Oliveカードは三井住友カードと同等
還元率が高い証券会社は?
上記を見ると、還元率が高いのは、以下となります。
・auカブコム証券:1%還元
・SBI証券での 三井住友ゴールドNL ※100万円修行済み、年100万円以上決済
なお、主に多くの方はNISA積立をされていると思いますが、結果的には、総合的な使い勝手&投じたい金融商品があるかです。還元率だけに惑わされないようにしましょう。
より詳細は、個別記事で
楽天証券には、楽天キャッシュ積立があり、また、SBI証券のクレカ積立の付与には複雑な条件があります。
詳細は以下の記事にてご確認ください。