投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が5年連続1位。結果を考察し、今後の投資に活かす

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」の結果が、2023年1月21日に発表されました。

Fund of the Yearは、2007年から開催されている投資信託に詳しい「目利きの個人」が年に1度、優れた投資信託を選ぶファンド投票。投信ブロガーたちは、証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、利用者・運用者にとって本当によいと思えるファンドに投票しているので、結果には信頼性があります。

Fund of the Year 2022の結果は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJ国際投信)が4年連続でNo.1👑の栄冠に輝きました!

今回はこの結果を私なりに考察し、今後の投資に活かすべく、気づきをまとめます。

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Fund of the Year 2022ランキング結果

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」10位までのランキング結果です。

順位ファンド名カテゴリ前年比
1位eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)世界株式
2位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド先進国株式
3位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国株式4位から↑
4位バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)世界株式3位から↓
5位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス先進国株式6位から↑
6位セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドバランス7位から↑
7位ひふみ投信アクティブ11位以下から↑
8位楽天・全米株式インデックス・ファンド先進国株式7位から↓
9位結い2021アクティブ11位以下から↑
10位農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねアクティブ11位以下から↑
前年TOP10からの落選ファンド
12位たわらノーロード先進国株式米国株式8位から↓
13位SBI・V・全米株式インデックス・ファンド米国株式10位から↓
iFree レバレッジ NASDAQ100米国株式・レバ5位から↓

参考:投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year:結果発表

ランキング結果:考察

ランキング結果:考察

Fund of the Year 2021、および、過去のランキングから、個人的に思ったことをまとめておきます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)強し!

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称 オルカン、強し。今年で4年連続1位受賞です。

これ1本に投資すれば、全世界の株式にまるっと手間なく投資できるインデックスファンドでありながら、ノーロード、かつ、運用コスト(信託報酬)は年率0.1144%(税込)と格安。分配金も再投資されます。純資産残高の増加とともに信託報酬が下がる「受益者還元型信託報酬率」のしくみを持っている点も評価が高い理由です。

さらに、4位のVTは海外籍のインデックスファンドであるのに対して、eMAXIS Slim 全世界株式は日本国籍のインデックスファンドで、投資初心者🔰でも投資がしやすい。4連続1位もうなづけます。

また、eMAXISシリーズが強い。トップ10内に3本もランキング入りする強さは、昨年と変わらずです。

国内3つのアクティブファンドがトップ10入り

今年の特徴は、3本の国内アクティブファンドのトップ10入りです。昨年は、1~10位まで、長期積立投資の基本である「インデックスファンド」がほぼ独占していました。

7位:ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)
9位:結い2101(鎌倉投信)
10位:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(農林中金全共連アセットマネジメント)

2021年はトップ10ランク外でしたが、2020年のランキングでは「ひふみ投信」と「農林中金のおおぶね」がトップ10入りしていました。安定的に人気がありますね。

日経新聞では、これらアクティブファンドの今回の返り咲きに対し、これら返り咲きファンドの特徴を以下のように評されていました。

①運用の視点や株式投資の意義を、開示資料・セミナーや著書を通じて持続的に伝えている
②運用者の「顔」が見え、投資態度がブレない
③結果として、投資家が積み立て投資やリピート投資を通じて長く支持してファンドが成長してきた

アクティブファンドのクレカ積立戦略

コツコツ積立を考えるなら、クレカ積立でポイントをもらいながら積立をするのがお得でおすすめですが、積立投資全体で見たときに、安定感を増すための運用として、以下のような運用を考えてみたのですが、どうでしょう?
 
メインのクレカ積立口座:低コストインデックスファンド
サブのクレカ積立口座 :信頼感のあるアクティブファンド
 
例えば、以下のセゾンカード×大和証券系ネット証券CONNECTはサブのクレカ積立向き。上記アクティブファンドも扱っています。

レバレッジファンドが転落

2021年ランキングで、唯一、インデックスファンド以外でトップ10入りをしていたのは、レバレッジファンドの「iFree レバレッジ NASDAQ100」でした。通称、レバナスで知られるファンドですね。今年は(当然ですが)圏外落選です。

レバナスは、代表的な米国株指数であるナスダック100指数(NASDAQ100)の株価指数に連動を目指すレバレッジ型の投資信託です。2022年、米国の金利上昇に弱いナスダック株が大きく崩れたことで、レバナスで大損者が続出。「レバナス民」「レバナス難民」という言葉まで生まれたのは記憶に新しいところです。

株式は必ず上下動があります。レバレッジファンドで安定して儲けることがよくわかります。世界市場の大きな流れを知っている人しか、運用してはいけません(投資のセオリーを知っている人なら、リターンを得やすい商品であることは間違いなし)

人気のファンドが入れ替わることが意味すること

人気のファンドは、毎年入れ替わります。これが示すのは、投資にはサイクルがあり、今年はパフォーマンスに優れたよいファンドであっても、永続的によいファンドとはならないということです。

世界経済は長期的には右肩上がりで上昇しても、好景気時、不景気時の波は必ずあります。2022年も、2021年に引き続き、米国FRBの方針にも変調が見られ、これと共に、ベスト解となる投資先は変わっていくはずです。

「今、いいファンドだから!」と決めつけずに、世界情勢を考え見ながら、その年の運用法を考える必要があります。

何はともあれ、投資をするなら「金利の勉強」はしておいた方がいいです。

以下の本は、金利を学ぶおすすめ本。過去、金利は何度も景気減速示唆する警鐘を鳴らしていたことがわかる良書です。

私の積立投資

私は、基本、eMAXIS Slim シリーズのファンドで積立投資を行っています。

積立銘柄利用証券会社
新NISA
(2024年~)
eMAXIS Slim 全世界株式楽天証券
クレカ積立+楽天キャッシュ積立
つみたてNISA
(~2023年)
eMAXIS Slim 全世界株式楽天証券
制度上の満了が近づくまで放置して運用
iDeCo eMAXIS Slim 先進国株式SBI証券
一般課税口座
積立
eMAXIS Slim 全世界株式SBI証券他、ポイント付きで積立が可能なクレカで投信積立
※tsumiki証券のみ、eMAXIS Slimが選べないので例外

上記3つのファンドを1本に絞るなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」への投資が最も安心だと考えています。

積立投資は、将来、切り崩すために行うものです。つまり、「積立投資の出口戦略」なしに、積立投資の成功はありません。

以下の本は、積立投資の切り崩し方に対して、深い気づきを与えてくれました。一読の価値ありです。

インデックス/ETF投資のおすすめ本

インデックス/ETF投資のおすすめ本

低コストのインデックスファンドを利用し投資を始めるに当たって、おすすめの本を紹介します。
レベル・目的に合わせて、読んでみることをおすすめします。

インデックス投資(初心者)

投資初心者の方でも安心して読めるインデックス投資の入門書です。
楽天証券の山崎元さんの本やインデックス投資家の投資本は非常に参考になります。

インデックス投資(中級)

なぜ、インデックスファンドなのか、【確信】が欲しい方は、以下の本がオススメです。非常に勉強になります。

お金全般・ETFなど低コスト運用

お金に対する考え方・姿勢を教えてくれる本です。お金に対するベースとなる姿勢が間違っていると、何をやっても、ぐらつきやすくなります(失敗しやすくなります)。ベースとなる正しい姿勢を学びましょう。