【書評/要約】やりきる力(堀江貴文 著)(★4)  君は本当にそれでいいのか? 叱咤激励に、心が躍り、行動が促される本
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しつこくやれ!

堀江貴文さんことホリエモンの本を複数読んでいると、よく目にするのが「やれ!」というフレーズ。ただやるだけでなく、「しつこく・粘り強く・最後の最後まで・泥臭くやる!」。世の中に圧倒的に努力が足りない人が多いことを嘆くと同時に、鼓舞する熱い言葉をストレートに投げかけます。今回紹介する著書「やりきる力」もそんな本の1つです。

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聞こえが良くて、体のいいご都合優先のポジティブワード【潔さ】なんてクソくらえ!
そんな言葉で自分を取り繕って、いったい何が生まれるというのか?
しつこくしつこく、粘り強く、目の前のことをやりきれ!

君は本当にそれでいいのか?という堀江さんの叱咤激励に、心が躍り、行動が促される本です。

今回は 堀江貴文さんの著書「やりきる力」からの学びを書評として紹介します。

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潔さなんてクソくらえ!

「勇気ある撤退」という言葉に見られるように、ビジネスではその合理性を「潔さ」をよしとする傾向があります。確かに、潔さはリスクを最小限に抑えられる処世術として有効な時もあります。しかし、多くの人はこの言葉に甘えています。

実力・努力不足から目をそらすな

潔さ・合理性を盾に、実力や努力が足りなかっただけの事実から目をそらしているだけではないのか

多くの凡人は「勇気ある撤退」の言葉をはき違えています。
実際に、実績を上げている人は、あきらめが悪い。または、他人からは失敗に見えてしまうことも失敗だとは思わず、とにかく、やりきれるところまでやりきり、その踏ん張った先に「道」を開いています。

そこには、コツもなければ、正解も、近道もありません。ありとあらゆる手を打ち、障害があっても真摯に受け止め努力し、追い詰められてもやりきったからこそ、彼らには道が開かれました。

責められて、バカにされて、苦しんでいる自分から決して逃げない。 折れたり、逃げたりせずに、踏ん張ったからこそ、新しい道が切り開かれ、夢が叶うのです。

行動力は、才能や努力をも圧倒します。

やりたいことに、いますぐ飛び込め!

書評/要約】やりきる力(堀江貴文 著):やりたいことに、いますぐ飛び込め!

「自分のやりたいこと」のために生きろ

世の中の多くの人は打算で人生を生きています。そして、安定を求め、自分のこころからの満足よりも、他人の評価を意識して生きています。だから、愚痴も多く、ストレスも多い。人は、他者を気にし、他者に時間を奪われて生きるのではなく、自分の幸福のため、自分のやりたいことのために生きていくべきです。

すると、出てくる質問は「やりたいことが見つからない――

そう思っているなら、自分の心に大ウソをついているか、これまでの行動不足が災いし、本当にやりたいことにまだ巡り合っていないだけのことです。原因は、ビビッて行動しなかったから。今が”充実”していないのも立ち止まっていたからです。

やりたいことは、見つかるものではなく、動き回っているうちに、向こうから手の中に飛び込んでくるもの。まずは、適性や損得ばかり考えて動きの足りない自分の現状を客観視し、とにかく、ビビらず、一歩踏み出さなければ何も始まりはしません。

成功できるのは異常行動者

多くの人は、自分は将来のことを考えていると思っています。しかし、それは「考え」ているのではなく、「悩んでいる」だけ。行動は伴っていません。動かないので、生活が慢性化し、「人生はつまらない」と決めつけています。

堀江さんは、そんな人は昔話「桃太郎」のおばあさんに見習い、「川を流れてくる桃を拾え!」と言います。

人は、毎日の生活の中で、チャンスを目にしています。しかし、多くの人は、目の前を通り過ぎるチャンスをただ怪しむばかりで、拾おうとしません。異常行動を取れる人だけが、桃を持ち帰り、怖じ気づいた人たちが羨むほどの成果を手にします。

ビジネス、学問、スポーツ、どんな分野でも、成功している人のほとんどは、チャンスという桃を拾う異常行動をした人たちです。彼らはさらに、ある既存のゲームのルールを破壊。、1プレイヤーから、ルールメイカーに転身=ゲームチェンジャーとなって、さらなる成功を納めます。

ビジネスとは、「情報と戦略を駆使したゲーム」です。そこで大勝するには、やりたいことに人を巻き込むセンスと情熱を頼りに、ふらふらになるまで頭を使って、没頭することが求められます。

成功に、コツも才能も要らない

GAFAの創業者たちに、成功のコツ、最短コース・最短距離は最初からあったでしょうか。彼ら成功者にあったのは、行動と挑戦。思いつく限りのことを、失敗も〝込み〟で、次々とやった「トライアンドエラー」です。

圧倒的大多数の人は、「すぐに成功者にやり方」に飛びつきます。しかし、ビジネスは最初からうまくいくことなどありません。どんな成功者であっても、愚直に、泥くさく、熱量をもって努力するしかありません。そうすれば、それが「信用」となり、お金も集まってきます。お金がないことを言い訳にしてはいけません。

その道をただ進め! 一生懸命を楽しめ!

書評/要約】やりきる力(堀江貴文 著):

堀江さんは、いつも「一生懸命」。だから、遊びも仕事も、必死です。

必死を邪魔するのは「プライド」と「でも…」

何事にも必死になれない・ならない人が大勢います。このような人たちの「必至」を邪魔しているのは「プライド」と「でも…(いいわけ)」です。

変なプライドを持っていると、わからないことを素直に人に聞くことができないし、失敗回避のために行動も起こしません。やり切ったときに見える極上の景色もしらないので頑張ることもできません。

もう一つは、「でも…(いいわけ)」です。「やりきらない」人たちがもつ確かな才能は〝できないこと探し〟の才能。わざわざ自分の行動に常識の枠をつくり、できない理由を仕立てて、くよくよし続ける能力です。こんな能力はない方がいい。失敗の積み重ねこそ大事。それが、成長につながります。

「即行動」と「狂気に満ちた集中」を身につけろ

ビジネスの成功者たちが行動力とともに持っている能力が「没頭力」です。

ビジネスはスピードが勝敗を決めます。「アイデア」だけでは無価値。すぐに行動し形にすることが大事「誰よりも優れたアイディア」ではなく、「誰よりも早くやってしまう者」が、成功をつかみます。そのためには、「即行動」と「狂気に満ちた集中」が必要です。

ふらふらになるまで、頭を使え!

ビジネスは、1回で成功すると思ってはいけません。数をこなすことが大事です。しかし、思考停止のままチャレンジの数を稼げばよいわけではありません。考えのない失敗から得られるものはありません

まず行動し、上手くいかなかったらその原因についての仮説を立て、問題を克服していく――。この繰り返しがあってこそ、数をこなす=経験を重ねる本当の意味が生まれます。

失敗したら、なぜ失敗したのかをとことん考えろ!
思考停止に陥るな。ふらふらになるまで頭を使って、考えて、考え抜け!

未経験者がわざわざ過当競争に飛び込んでも撃沈します。有名な戦略「ブルーオーシャン戦略」の基本は、差別化です。万策を尽くし、他にはない「レアな価値」をいかにマーケットに提供できるかが肝です。レッドオーシャンに飛び込む場合も、従来の仕組みを再定義することで新しい価値を考えて、考え抜いて見つけることが大事です。

後悔せずに生きろ! 誰よりも速く走れ

書評/要約】やりきる力(堀江貴文 著):

動かない人・動けない人は、常にストレスを抱えていて、時間もないと思っています。しかし、時間がなくてストレスを抱えている原因は、「悩んでいるから」です。

人生における最大の無駄、それは「悩み」の時間

悩んでいるだけででは、何の解決にもなりません。他人に時間を搾取される人生が待っています。ここでも考えて行動することが大事です。

悩んだら、「自分の本音」にシンプルに従い、動け! いますぐプライドを捨てて、ネガティブから脱しろ!動き始めれば、悩みなんて〝秒〟で消え去る!

人は自分が思うほど他人のことなど気にしていない

プライドばかり強く悩みがちな人は、考えの改めが必要です。人は、自分のことで精いっぱい。自分が気にするほど、他人はあなたのことを気にしていません。髪の毛が跳ねていると一日中気になりますが、他人はそれをどこまで気にするか?「ハネねてるね」と一瞬終わっておしまいです。

自意識過剰は無駄です。自意識が描き出す世間は幻想です。自分の思うまま本音で行動しても、最初は不審がられるかもしれませんが、それだけです。「そういう人だ」と認識されれば、後はらくちんです。「無駄」を減らせば、人生という時間は飛躍的に快適になります。つまらないことに執着して、「熱中の機会」を見逃してはいけません。

最後に

今回は、堀江貴文さんの著書「やりきる力」からの学びを紹介しました。上記で紹介した教えは、本書の一部に過ぎません。心が揺さぶられるので、本書を読んで堀江さんの言葉に触れることをおすすめします。

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Kindle Unlimited 対象本

ちなみに、以下の本は、具体的に自分を変えるための方法が学べます。合わせて読んでみるといいと思います。

最後にもう一つ。私は「やりきる力」を読んで驚いたのは、堀江さんが離婚後に「心の底まで冷えるような孤独を経験したこと」、そして、「その孤独と徹底的に対峙し、乗り越えた先に貴重なものを手に入れた」と語っていた点です。徹底的に孤独に対峙し、孤独の恐怖を克服したからこそ強くなれ、自分にとって最も大切な「時間」を手に入れたと。堀江さんの人間関係をはじめとする様々なことに執着・固執せず、やりたいことに突き進む強さの一つはここにあったのかと納得しました。

どん底・逆境を乗り越えるには、コツやテクニックは通用しません。ひたすら真剣に向き合い、あがき、もがいて、やれることをやり尽くし、這い上がるしかありません。

私も離婚で絶望的孤独を味わいました。しかし、それを克服したとき、価値観が大きく転換。「自由に自分らしく生きる生き方」に転じて、日々幸せを感じられる今があります。離婚自体は不幸なことですが、それは通過点。「孤独との対峙の向こう側」にたどり着けたことを感謝しています。

人生、やりたいことをして生きるのが最も幸せです!