7月高値からの株式暴落。オルカンなど主要ファンドは何%下落したか。株価調整局面では落ち着いた対応・リスクの見直しを

日本の長期休暇といえば、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始が定番です。
年末年始は投資もお休みでのんびり、と行きたいところですが、世界の金融市場は休みとは限らない。日本株式に最も影響を与える米国株式市場は通常営業ですし、仮想通貨市場には365日お休みはありません。

そこで、年末年始の各金融市場の取引時間や、年末年始にも金融市場が激しく動くことがある事例を紹介。
また、眠らない金融市場でリスクを減らす(リスクヘッジ)ために備えておきたいこともあわせて紹介します。

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2021年~2022年 年末年始の金融市場の取引時間

2021年~2022年 年末年始の金融市場の取引時間

日本の株式市場は、
2021年を締めくくる大納会が12/30(木)
2021年の初取引 大発会が1/4(火)
です。しかし、米国市場や中国市場、FX・仮想通貨は休場日が異なるので注意が必要です。

取引年末年始の取引停止時間
国内株式
投資信託
12/31(金) ~ 1/3(月)
国内先物
オプション
1/1(土)6:00 ~ 1/3(月)
米国株式12/31(金) ~ 1/3(月)
香港株式12/31(金)13:10 ~ 1/3(月)
FX1/1(土)~ 1/2(日) ※通常の土日休業
CFD12/31(金) ヨーロッパ・中国関連銘柄はお休み、米国関連は営業
1/1(土) ~ 1/2(日) ※通常の土日休業
仮想通貨なし

上記の通り、日本の国内株式の休みが最も長いため、米国株式・FXなどに急変があれば、大発会1/4(火)の取引は大きく影響を受けることになります。

年末年始は「相場急変はない」は間違い

年末年始はみんなお休みモードで相場も動かないと考える人は多いかもしれません。
しかし、その考えは間違いです。

2019年FX:ドル円でフラッシュクラッシュ発生

私は2019年の年末年始は、タイ(バンコク・パタヤ)に海外旅行に出かけたのですが、2019年1月2日、ドル円がフラッシュクラッシュを起こし、大暴落。海外旅行中に現地通貨で困ることはありませんでしたが、ネットでは、年末年始に買いポジションを保有の口座破綻などのツイート・ブログが散見されました。

2019年株式:大発会は一時700円超の下落

もちろん、株式も甚大な影響が。2019年の大発会は、日経平均株価は、452円81銭(2.26%)安の1万9561円96銭引け。
米株急落や円高嫌気し、幅広い銘柄に売られ、一時700円超の下落となる大波乱の年明け。戦後最悪の大発会とも報じられました。

止まらない金融市場に必要なリスクヘッジ

年末年始も、世界の市場が完全に止まるわけではありません。
日本市場が休みの間、自分の資産を守るため、或いは積極投資をするために、投資家はどのように備えたらよいのでしょうか?

私はリスクヘッジにCFD口座を活用

投資家にとって、最もリスクヘッジが必要なのは、投資金額も大きい傾向にある「株式取引」でしょう。私も、基本は株式の長期投資家(インデックス積立投資派)で、株価下落局面に極めて弱いので、リスクヘッジに利用しているのが、日本の祝日も海外株式市場がオープンなら取引が可能な「CFD口座です。

CFDは、FXと同じ差金決済で、国の株式指数、金、原油などの主要なコモディティをレバレッジをかけて売買できます。買いだけでなく、売りもできるので、投資チャンスも広いです。また、株価暴落時のリスクヘッジとしてだけでなく、暴落直後など、株価上昇に自信が持てるときは、少ない資金で積極投資する手段としてもCFD口座を活用しています。

私は、日本株式指数、米国株式指数、および、一部の米国個別株をメインの取引としていますが、株式相場の暴落狙いで恐怖指数VIX指数売買、金・銀などの売買など、1口座で投資チャンスが大きく広がります。

CFDのメリット、CFDを使った取引などについては、以下の記事で詳細解説しているのでご確認を。

GMOクリック証券CFDのレバレッジ

初心者にもおススメはCFD取引口座

CFDは複数の証券会社で取り扱いが、初心者にもやさしい取引口座は、GMOクリック証券【CFD】DMM CFDぐらいしかありません。(玄人向け

私がおすすめするのは断然、GMOクリック証券CFD。 CFD取扱量・シェアもGMOクリック証券CFDがNo.1で、取引ツールも使いやすいです。

トレード方針や資金管理方法を変えて管理するなら、2口座利用もよいかもしれません。以下、重要ポイントを簡易比較した結果です。

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重要主力銘柄は十分そろう
取引時間※8:30~翌7:008:30~15:30, 16:30~翌4:50
スプレッド2~5円原則固定7円
レバレッジ株価指数CFD:10倍
商品CFD:20倍
外国株CFD・バラエティCFD:5倍
株式指数CFD:10倍
商品CFD:20倍
取引ツールPC:
はっちゅう君CFD、プラチナチャート他
スマホ:
Androidアプリ/iPhoneアプリ
PC:
スタンダード/ベーシック/プレミアチャート
スマホ:
なし
申込口座開設 口座開設

※銘柄ごとに取引時間がことなるため、日経225で比較。冬時間の場合。

最後に

今回は、年末年始の金融市場の取引時間について紹介するとともに、長い休みのリスクヘッジの方法として、私が利用しているCFD取引について紹介しました。

2022年は、2021年と比べて、株式投資の難易度は格段に上がると考えおり、そのためにも、株価下落に備えるリスクヘッジ方法は準備しておくべきと思います。参考まで、このように考える理由をまとめた記事を以下で紹介しておきます。

今、口座をお持ちでない方は、休みを利用して準備をされることをお勧めします。