【書評/要約】人生やらなくていいリスト(四角大輔 著)(★5)
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やらなければならないタスクに、日々、押しつぶされそうになっているビジネスマンが多い現代社会。
しかし、時間は有限。優先度が高いをやり始めても、全てもことに力を注ごうと刷れば、すべてが中途半端で終わってしまいます。

あなたが本当にやりたいと思う心の声に耳を傾けず、周りの目や動向ばかり気してふるまっていたら、あなたは振り回されるばかり決して、あなたの生きたい人生を歩むことはできません。

今、求められているのは「他人と同じ」や「従順」ではなく「オリジナリティ」。「まんべんなくバランスよく」ではなく、「一点突破」。常識や周りの目から自由になり、あなたの本当の夢を実現するには、「やらないこと」を決めて、「やりたいこと」をするのが大事です。

本書「人生やらなくていいリスト」は、「こうしなければならない/やらなければいけない」といった、自分がやりたいことをする時間を奪う事柄40を教えてくれる一冊。「冷静に自分の1日、1週間をみつめて、自分のために使った時間がほとんどない!と思った人に、今すぐ読むことをおススメしたい良書です。きっと自分の時間の使い方、人生を見直すキッカケになると確信します。

私は既に会社員を卒業し、自分のやりたいように生きていますが、そんな私が読んでも、心が軽くなると同時に、前向きになる良書でした。

今回は、本書「人生やらなくていいリスト」から、特に、心にとどめておきたいと思った項目を紹介します。


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「To Doリスト」はなくていい

一般的に、ビジネスにおいて超大事とされる「To Doリスト」。仕事に関わらず、あなたもやりたい/やらなければと思っているTo Doリストはたくさんあるはずです。

著者の四角さんは、上智大学で非常勤講師を務めているそうですが、自分がやりたいことが分からないという学生であっても、「じゃあ来週までに、To Doリストを全部書き出してみて」というと、みんな、ものすごい数のリストを持ってくるそうです。

そんな学生に対し、四角さんは次のように問うそうです。

「このなかで、やらないと人生が終わることっていくつある?」

多くの人は、「忙しい」「やることがたくさんある」とただ頭の中でパニックになっているだけ。しかし、それらを書き出して冷静に眺めてみると「絶対のTo Do」はほとんどないことに気づきます。

「やらないといけないこと」と思っていたことは、外部から与えられたものがほとんど。「やりたくないこと」だらけで、「自分自身が心からやりたいこと=絶対のTo Do」はほとんどありません。

そんな、「To Doリスト」を中心に生きることほど、つらいことはなくありませんか?「やりたくないこと」に人生のほとんどが費やされているとしたら、怖くありませんか?

To Do リスト改善の処方箋

To Do リスト改善の処方箋

では、外部から与えられた「やりたくないこと」を減らし、「自分が心からやりたいこと」を増やすにはどうしたらいいでしょうか?

まずは、感動・衝動をメモる

何かを見たり、聞いたり、体験したりして、「震えるほどやりたい!」と思うことがないでしょうか。

しかし、その場を立ち去ると、すっかり忘れていて、或る時、ふと、「私、●●、凄くやりたいと思ってたのに…」と忘れてしまっていたことに唖然とした経験はないでしょうか。

「自分が心からやりたい」と思った大切な感情を忘れてしまうなんて、自分自身を失ってしまうような恐怖がありませんか?そのぐらい、私たちは日々、外部からやりたくないけどやらなければならないと思っていることに時間を追われてしまっているのです。

だから、必要なのは「やりたいことが浮かんだら、すぐにメモること」。

これを習慣化することにより、「自分にとって本当に大切なもの」、あるいは「その傾向」が分かるようになります。

やりたいことをまとめて「ドリーム・リスト」にする

日常生活で書き留めた1つ1つの「やりたいことメモ」を、カテゴリー分類された「ドリーム・リスト」にしてみましょう。

やりたいことメモを、「行きたい所」「ほしい物」「会いたい人」など、内容ごとに分類。カテゴリー分けしてノートに貼っていく。さらに、各カテゴリーのメモを「やりたい順」に並べ替え、上から順に行動に移していく。すると、やりたくないことに時間を減らさなくてはという意識が働き、その時間はどんどん減っています。

この「ドリーム・リスト」は、「自分軸」を浮彫にしてくれます。自分の得意、不得意も見えてきます。そしたら、不得意な事はやめて、得意に集中すればいいのです。

自分の内側から生まれる「やりたいことリスト」は、自分そのもの。
大事に思うことはなにか。興味をもつ方向性はどっちか。
ワクワクすること、心地いいと感じることはどういうことか。

ボンヤリとしか見えていなかった「自分の根幹=ルーツ」を、客観的に見ることができるようになり、やがてそれに確信を持てるようになります。

やりたいことは自分の中からしか出てこない

やりたいことが分からない、という人はたくさんいます。
無駄なTo Doに埋もれて、人生を見失ってしまう人もたくさんいます。
若い時の私も、その一人です。

一方で、激務をこなしながらも、しっかり自分の時間を確保し、自分軸に沿って人生を謳歌しているビジネスパーソンもいます。この違いはどこから生まれるのでしょうか?

あわただしく毎日は過ぎ、気付けば長い年月が消滅し、人生は終わります。
一方、「To Do」は、自分の外側で勝手に増えていきます。
でも、「やりたいこと」は、自分の内側からしか出てこない。

上手に人生を自分のものとして生きている人は、この真実に気付いている。

だから、優先度は「やりたいこと」>「To Do リスト」。或いは、「To Do リスト」が「やりたいこと」と連鎖するように工夫しているのです。
時間はあなたのモノ。時間は優先度の付け方で、ゼロから無限大まで形を変えます。

やりたいことを軸に過ごせば、表情も変わる

では、「心からやりたいこと」を軸に毎日を過ごしていると、どんな変化が起きてくるでしょうか?

まず、あなた自身のオーラが変わり、目つきや表情が豊かになってきます。さらに、自身の内側とつながり、自分らしさを取り戻すと、周りから見ても、毎日が楽しく、キラキラ輝く魅力的な人になります。

「前向きな心の逃げ道=ポジティブ・エスケープ」をつくろう

「前向きな心の逃げ道=ポジティブ・エスケープ」をつくろう

ポジティブに、自分にやりたいことを貫きたいと思っても、実際には、目の前にある「To Do リスト」から逃れることはできません。
毎日辛いと心が疲弊しない容易、「逃げ道」を用意しておくことは非常に大事。

ポジティブ・エスケープは現代人に必須なサバイバルツール

いざとなったら、会社なんて辞めてやる💢

この言葉は「前向きな心の逃げ道=ポジティブ・エスケープ」。自分自身が完全に壊れることを避けるために重要な言葉です。
ビジネスパーソンに限らず、学生や主婦、どんな立場でも関係なく、現代人にとっての、必須のサバイバルツールです。

私も経験がありますが、心が折れそうになっても、この言葉を呪文のようにつぶやくだけで気持ちがラクになりました。そして、この言葉は、自分のやりたいことを見つけ、その準備(副業)が整うほどに最強になっていきました。

「断る」より「お願い」する

嫌なことは「外部」からやってきます。それらを断ることができずに、受け止め疲弊します。

さて、ここで発想の転換。「断る」のではなく「お願い」してみてはどうでしょうか?

多くの人は、人に「断ること」「お願いこと」、どちらも苦手です。でも、相手の受け入れやすさを考えると「お願い」の方が「断る」よりも受け入れられやすい。「断る」は、相手に「感情面と理論面」の両方で納得してもらう必要があるため、多大なる労力と知力を要します。

だから、「お願いする」

不得意なことは誰かに頼ることで自分の時間を作りませんか?人は断るのが苦手なので、受け入れてもらえる可能性は結構高いです。むしろ、頼られたと喜んでもらえることもあります。

「自分らしく生きる人生」とは

「自分らしく生きる人生」とは

「自分らしく生きる人生」とは、「周りと比べてこうしたほうがいい」「いまはこっちのほうが重宝がられる」といった、「外部との比較」や「市場リサーチの結果」みたいなことからは、絶対に生まれません。

それは、「外」ではなく、常にあなたの「内側」にあります。

あなたの内部にある「好き」「楽しい」といった感情は、あなたにも周囲にも負荷をかけない「持続可能な自然エネルギー」のようなものです。
体と心を蝕み、周りも不健康にする「根性や気合」「競争心や野心」といった動機から生まれたエネルギーとは全く異なります。

また、人付き合いに置いても、好きな人との時間が長く、苦手な人との時間を短くすることができれば、過度な緊張時間が減り、隠れていた「自分らしさ」が表に出てくるようになります。それは、まず、「目つきと表情」に表れ、次は「声と口調」に出てきます。そして、これは、確実に周りに伝わり、自然に相手の反応もいい方向に変わってきます。

つまり、「自分らしさ」を取り戻し、自分らしく生れば、人間関係も勝手に好転していきます。

「変わる」ではなく、「本来の自分に還る」努力を

あなたが 目指すべきは進化ではなく「深化」。変身や成長でもなく「自分自身に還る」こと。

自分自身から逃げず、自分自身と真摯に向き合い、「本来の自分」を取り戻す努力を続けましょう。
そのためには、「できることをやればいい」「無理をしなくていい」「心に噓をついたり、魂を売らなくていい」のです。

そのためにも、自分にとってどういう状態が心地よくて、何をやることが苦痛なのかを理解しよう。決して、見栄をはって自分をオーバープロデュースせず、ダメなところは認め、自分を許す。そして、不純物ゼロの「好き」「楽しい」「やりたい」といった、純粋で熱い気持ちから生まれたものを大切にする。人生は勝手に好転し始めます。

「自分らしく生きる」

これこそ、真の成功と言えるではないでしょうか。

最後に

今回は、四角大輔の著書「人生やらなくていいリスト」を紹介しました。

上記で紹介した内容は、ごく一部にすぎません。1冊の本を読んでも、人それぞれ、最も心に深く残ることは異なります。

是非、毎日疲弊しているビジネスパーソン、人生つまらないと思っている方に読んでほしいです!