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私は死んだらどうなるんだろうか・・・
私は死んだら天国に行けるだろうか・・・

多かれ少なかれ、自分の死後の世界を考えたことがあるでしょう。先日養老孟子先生の「死の壁」を読んで以降、死に関する本に興味を持っています。そこで読んでみたのが著書「人は死んだらどうなるのか」です。

仏教における「死」

仏教における「死」

本書「人は死んだらどうなるのか」は仏教における「死」の世界をわかりやすくイラストで教えてくれる本です。

仏教における因果応報・輪廻転生

仏教には、因果応報輪廻転生という考えがあります。悪いことをしたら地獄へ、正しく生きれば天国へという、子供のころに親やおじいちゃん・おばあちゃんに言われたあれです。

仏教では、この因果応報・輪廻転生には、「6つの世界」の世界があるとして、現世の行いに応じて、地獄道/餓鬼道/畜生道/修羅道/人道/天道のどれかに生まれ変わるとされます。
六道輪廻というやつですね。

【余談】福岡「東長寺」の「地獄極楽めぐり」は超お薦め

私は、コロナ以降、海外旅行ができなくなったので、国内の神社仏閣・パワースポット巡りが趣味に加わったのですが、いろんなお寺を回ると、この輪廻転生の「六道輪廻」「地獄・極楽」の世界を体験できるところが、ときどきあります。

このようなお寺の中で、特に面白かったのが、福岡にある「東長寺」の「地獄極楽めぐりです。

このお寺には、福岡大仏という大仏様がいらっしゃるのですが、この大仏の台座内の横にある入り口を入ると、真っ暗闇の中に、恐ろしい地獄絵と極楽の世界が広がっています。仏教の六道輪廻の地獄(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界)の絵が描かれ、音声で、それぞれがどんな世界なのかを音声で解説してくれます。

以下詳細は、以下の記事にてご確認頂きたいのですが、とにかく、驚かされたのが、「真っ暗さ」。こんなに真っ暗な世界を体験したのは初めてでした。仏教に興味を持ついい機会にもなるので、是非、足を運んでみてください。

108つの煩悩のなかでも根強い煩悩とは?

さて、話を本書に戻します。

もうすぐ年末。最後を締めくくる除夜の鐘と言えば、108つ。人の煩悩の数だけ鐘を鳴らしますよね。

では、この108つの煩悩うち、特に根強い煩悩は何でしょうか?

それは、三毒とも言われる、「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」の三つです。これが強すぎる人は、人は、一生、苦しみ続けることになります。

三毒:貪・瞋・癡(とん・じん・ち)

貪欲:やみくもにむさぼり求める心
瞋恚:怒り、憎しみの心
愚痴:道理をわきまえない、おろかな心

「欲」をコントロールするには

アルボムッレ・スマナサーラさんの「三毒シリーズ」完結編「欲ばらないこと」は、この中の「貪欲」について書かれた本です。

・ なぜ、「欲」は生まれるのか
・「欲」をコントロールするにはどうしたらいいか
・「欲」の改善策
など、人生をよりよく生きるうえで、知っていたほうがいいことが非常にわかりやすくまとまっている本なので、幸せに生きるためにも、読んでみられることをお勧めします。

仏教用語もイラストれわかりやすく

本書では、「四苦八苦」「冥途」「初七日」「三途の川」「業」「如来」「菩薩」「極楽浄土」など、どこかで耳にしたことのある言葉が、簡潔な説明文と親しみ深いイラストで描かれています。細部まで描かれた仏教の世界を描いたイラストは見ていて楽しくなります。

仏教の世界、死後の世界が身近に感じられると思います。
普通、人は死んだらどうなるのだろうかと考えると、暗い気持ちになりそうですが、本書は、「死後の世界」を描いているのになぜか楽しめる本なのは不思議です。

最後に

今回は、さとう 有作さんの「人は死んだらどうなるのか」を紹介しました。
死について考えて暗くなるという心配なく、死についての理解を深められる本です。是非、イラストとその解説文を楽しんでみてください。