モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux レビュー、急速充電✕最軽量クラスでコンパクト。価格も手頃でおすすめ

外出先でスマホを充電するのに欠かせない「モバイルバッテリー」。
スマホ、タブレット、ワイヤレスイヤホン 等、モバイルデバイスを持ち歩く機会の多い方にとっては、外出時の必須アイテムです。

今回、おすすめモバイルバッテリーとして紹介するのは、「Anker PowerCore 10000」。iPhone14が2回以上フル充電可能。急速充電が可能、かつ、コンパクトで非常に使い勝手の良いモバイルバッテリー。どれを買おうか迷ったら、これを買っておけば間違いのないモデルです。

先日、モバイルバッテリーを忘れてしまい、立ち寄ったコンビニで10,000mAhのモバイルバッテリーを購入・利用してみて、改めて、Anker PowerCore 10000の軽さ・使い勝手の良さを実感しました。

今回は、モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux」を徹底レビューします。

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モバイルバッテリー選びのポイント

モバイルバッテリー選びのポイント

モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux レビューの前に、まずは、「モバイルバッテリー選びのポイント」を押さえることが大事ですね。
私が、モバイルバッテリーを選ぶ際に大事にしている点は以下の3点です。

持ち運びに便利なモバイルバッテリー選びの3つのポイント

❶1日、複数のモバイルデバイスが充電できる容量 10,000mAh
❷持ち歩きに適した軽量さ(できるだけ軽い)
急速充電規格USB Power Delivery(USB PD)に対応

❷については言うまでもないので、以下では❶と❸について追加補足します。

バッテリー容量

現在、販売されているモバイルバッテリーの主流は、5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhの3タイプ。1日に1回、スマホを充電する程度なら5,000mAhでも問題ありません。

しかし、1日の間に、複数のモバイルデバイスを充電したり、出張・旅行などカメラや地図情報の利用時間が増える、動画視聴やSNSをよく使う、スマホで音楽を長時間聴く なら、10,000mAh以上のものを選びたい。10,000mAh以上あれば、スマホ2回程度の充電は十分可能。複数のモバイルデバイスの充電が必要でも、バッテリー切れで困ることはありません。

さらに容量の大きなものもありますが、容量が大きくなると、サイズ・重量も大きくなるので、1日の持ち歩きなら10,000mAhが適切サイズと考えています。

急速充電規格USB Power Delivery(USB PD)に対応

スマホをはじめとするモバイルデバイスのバッテリー切れは様々な問題を引き起こします。素早い充電が可能な急速充電規格USB Power Delivery(USB PD)に対応しているかは、モバイルバッテリー選びの重要なポイントです。

USB PDとは、USB-C機器を最大100Wの高出力で充電できる最新の急速充電規格のこと。メーカー独自規格のケーブルでない「USB Type-C」のケーブルが使える点がポイントです。

Anker PowerCore 10000 PD Redux:基本スペック

Anker PowerCore 10000 PD Redux:基本スペック

Ankerは、モバイルバッテリーで人気のブランド。ロングセラーモデル「Anker PowerCore 10000」を中心に、サイズやデザイン、最大出力などが異なる豊富なラインアップが揃っています。

その中で、私がおすすめしたいのが、「Anker PowerCore 10000 PD Redux」です。

上述した「モバイルバッテリー選びの3つのポイント」をもちろん満たし、最大18Wの入出力が可能なUSB PD対応USB-Cポートを備え、スマホやタブレットを短時間でフル充電が可能。さらに、携帯性、機能性、使い勝手などのバランスが抜群

バッテリー容量が大きくなるとその分、モバイルバッテリーも大きく&重くなる傾向がありますが、Anker PowerCore 10000 PD Reduxは最軽量クラスで、コンパクトで握りやすいので、とても使いやすいです。

モデル名Anker PowerCore 10000 PD Redux
容量10000mAh
サイズ約106(幅)×52(奥行)×25(高さ)mm
重量194g
出力ポート(最大出力)USB-A(12W)、USB-C(18W) 計2つ
対応USB PD、PowerIQに対応
最大入力18W

Anker PowerCore 10000 PD Redux:モバイルバッテリー レビュー

ここからは、以下の2点について、さらに詳しく Anker PowerCore 10000 PD Reduxの特徴を見ていきます。

・出力ポート(急速充電 USB Power Delivery 他)
・携帯性(サイズ、形などボディデザイン)

まずは、2つの出力ポートから説明します。

急速充電規格 USB Power Deliveryに対応

モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux :急速充電規格 USB Power Deliveryに対応
右側:USB Type-Cポート 左側:USB-Aポート

モバイルバッテリーにとって大事な機能、入出力ポートがともに急速充電規格 USB Power Delivery(USB PD)に対応し、最大18Wで短時間充電が可能です。

先に解説した通り、USB PDで「USB Type-C」のケーブルが使えます。基本、スマホメーカーによらずUSB Type-Cが使えますが、現時点では、Apple製品は独自にLightningでUSB PD準拠の高速充電を可能にしているため、iPhoneなどの場合は「Lightning – USB Type-C」のケーブルでの充電となります。

以下は、iPhone接続用の対応ケーブルです。いろんなデバイスを充電したいなら、Lightningだけでなく、USB-C、Micro USB端子も接続可能な「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル」がおすすめです。

最大12Wの出力が可能なUSB-Aポートを搭載

最大18WのUSB-Cポートに加え、最大12Wの出力が可能なUSB-Aポートを搭載。このポートは、接続デバイスに合わせて最適な電流を供給するAnkerの独自技術「PowerIQ」にも対応。接続された機器を自動的に検知し、その機器に適した最大のスピードで急速充電を行うことができます。

USB-CポートとUSB-Aポートでデバイス2台を同時充電することも可能。例えば、iPhoneとワイヤレスイヤホンを同時充電することが可能です。最大18Wの出力を2つに振り分けて充電するため、充電スピードは落ちますが、私の場合、ジムのお風呂・サウナに入っている間に2台同時に充電できるので重宝しています。

世界最小&最軽量クラス!使い勝手の良いボディ

モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux :世界最小&最軽量クラス!使い勝手の良いボディ
左:Anker PowerCore 1000 右:iPhone

「Anker PowerCore 10000 PD Redux」の大きな特徴と言えば、ボディデザインです。モバイルバッテリーは平たい板状の製品が主流ですが、本モデルは、約106(幅)×約52(奥行)×約25(高さ)mmで角が丸い曲線デザインなので、手で握りやすい形状。ポケットにもすっぽり収まり、持ち運びがしやすいです。表面はメッシュ仕上げで指紋や傷が目立ちにくいのも特徴です。

重さは約194gで、バッテリー容量10000mAh以上のモバイルバッテリーとしては世界最小&最軽量クラスです。

参考まで以下は、iPhoneとの重さと大きさ比較表です。

モデル画面高さ厚さ重量
Anker PowerCore 10000106 mm52 mm25 mm194 g
iPhone 146.1インチ146.7 mm71.5 mm7.8 mm172 g
iPhone 136.1インチ146.7 mm71.5 mm7.65 mm173 g
iPhone 126.1インチ146.7 mm71.5 mm7.4 mm162 g

汎用モバイルバッテリーと比較

モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux :他のモバイルバッテリーと比較

旅行に出かけた際、モバイルバッテリーを忘れてしまい、急遽、大手コンビニで購入した同等機能を持つ汎用モバイルバッテリーと比較してみます。

あえて、メーカーなどは記載しませんが、価格は3000円台後半。コンビニで取り扱う商品ですから極めて汎用的な商品に当たります。

コンパクトさは一目瞭然

上記写真を見てもらえばわかる通り、 Anker PowerCore 10000 PD Redux のコンパクトさが際立ちます。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxは女性の手でも難なく握れるサイズですが、もう一方のモバイルバッテリーは、テノヒラサイズで結構大きいです。それ以上に違いがあったのは、重量。同等スペック品で50g以上、重さが違いました。大きくで重量もあるので、持ったときの感覚はかなり重たく感じます。

入出力ポートは多い方がいい?

白色のモバイルバッテリーは、入出力ポートが、左から、USB-A(出力)、USB-Cポート(入力、出力)、MicroUSB(入力)の順で並んでいます。しかし、実際は3つを同時に使う頻度はどうかを考えると、少なくとも私の場合はさほど重要ではありません。

むしろ、コンパクトで軽くて持ち運びしやすい方が、私にとってはモバイルバッテリーとしての利便性が高いです。皆さんにとってはいかがでしょうか。

モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux :他のモバイルバッテリーと比較

Anker PowerCore売れ筋品比較

Anker PowerCoreの中から、Amazonのレビュー数が多い商品をピックアップして、スペック比較を行ったのが以下の比較です。

Ankerのモバイルバッテリーは信頼性には定評があり、どれも商品も信頼性が高いです。

ご自身のモバイルデバイスの充電の目的(どのぐらいの頻度で、どのデバイスをチャージしたいか、チャージの早さと価格のバランスは 等)に合ったものを選ぶのが一番です。充電の主目的を軸に、容量、サイズ、重さなどを参考にしてください。


Anker PowerCore
10000 PD Redux 25W

Anker PowerCore
10000

Anker PowerCore
III 10000 Wireless

Anker PowerCore
Fusion 10000

Anker PowerCore
Essential 20000 PD 20W
本記事紹介品最も売れ筋👑ワイヤレス充電⚡が可能コンセント一体型🔌容量が2倍🔋
10000mAh10000mAh10000mAh9700mAh20000mAh
107×52×27mm92x60x22mm152x68x19mm82x82x35mm158x74x19mm
194g180g243g278g346g
25W12Wワイヤレス充電
10W
20W20W

ノートPCはUSB PD対応充電器がおすすめ

ノートPCはUSB PD対応充電器がおすすめ

ノートPCに標準搭載されているACアダプタの多くは大きく&重い。ノートPC自体が1kgを切っていても、ACアダプタが重ければ台無しです。では、モバイルバッテリーは利用できないか?と思っても、ノートPCが充電できる最大出力が大きなモバイルバッテリーとなると価格も高いばかりか、重さもACアダプターを持ち歩くのと同じになってしまうこともあります。

そこで、利用したいのが、USB Power Delivery(PD)対応充電器

現在発売されているノートPCの多くは、Thunderbolt 4やUSB Type-C端子での給電に対応しているので、ACアダプタ⇒USB PD対応充電器に切り変えれば、大幅に荷物の量を減らせます。

購入時のポイントは、最大出力です。お手持ちのノートPCの出力を確認の上、購入を。

Anker Nano II 65W:WindowsノートPCに65W対応品

最大出力65Wでありながら、約44×42×36mmのコンパクトUSB充電器。重さは112g。65WのACアダプターが必要なWindows搭載ノートPC用に。これ1で、スマホもタブレットも充電できます。

PowerPort III 3-Port 65W Pod:3つまで同時給電

複数のデバイスを同時に充電したいなら、「PowerPort III 3-Port 65W Pod」。最大65W出力で、USB Type-C×2、USB Type-A×1の端子を備えています。WindowsノートPCの充電時は、他の端子は使えませんが、最大出力が小さいスマホ・タブレット等なら同時充電が可能です。重さは130g。

最後に

今回は、モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 PD Redux」を徹底レビューしました。

容量が10,000mAhで軽くてコンパクトなモバイルバッテリーとして、秀逸な商品であることがご理解いただけたでしょうか。

本記事が、モバイルバッテリー選びの参考になれば、幸いです。

ケーブルや、同時に合わせて買いたい商品も紹介しておきます。

モバイルバッテリー✕ワイヤレスイヤホンで運動しながら読書のススメ

私は、普段はモバイルバッテリーをジム用バックに入れっぱなしにしています。理由は、ワイヤレスイヤホンでジョギングしながら読書(耳で読書)をするためです。

これで、「運動」しながら「読書」するという、「健康」にも「脳に」もいい習慣を同時に実行することができます。しかし、ワイヤレスイヤホンがバッテリー切れを起こすと、途端に走る気が失せてしまう…

故、基本、モバイルバッテリーを忘れないようにジム用バッグに入れっぱなしにしています。ワイヤレスイヤホン程度の充電なら1週間、バックに入れっぱなしでも全く問題なしです。もちろん、スマホ充電にも使用しています。