米国債金利上昇は一服?FXポジションを大きく変更。今後の為替相場に対する考えをまとめておく(3/11)
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米国長期国債の金利上昇で波乱に見舞われた3月前半の株式市場。

金融市場は米長期金利相場一色となり、為替市場では、ドル高でドル円もスルスルと109.23円まで上昇しました。

債券市場は株式や為替に比べて個人には縁遠い存在ですが、改めて、金利の重要性と、金利変動の仕組みやその意味を理解することが、経済・投資の先行き判断に重要であるかを痛感した方も多いと思います。

さて、今週に入り、金利上昇に歯止めが見られたことで、株式市場は平穏を取り戻し上昇。為替市場でも、株式ほど変化はありませんが、円買い・ドル売りがやや優勢となっています。

そこで、2/17の記事に記載の通り、株式ポジションを減らす代わりに増やしたドル円の買いポジションを全決済。合わせて短期のFX投資方針も見直しました。

今回は、現時点における私の市場の先行きとFX投資方針、さらに、今週実施したポジション変更について、今の考えをまとめます。

【2021/3/19追記】
3/11にポジションを大きく変更した旨の記事を書きましたが、その後、なかなか米国債金利が下落せず、ドル円も高値どまりでしたが、ドル円のチャートは下落傾向になってきたように思います。
そこで、3/19にポジションを追加しました。
後半の方で、変更点を追記します。
chami
chami
2021/3/19追記】
米金利が上昇し始めてから、
株式投資・CFDが(私にとってはムズイ)!
無理する必要はないので、FXの取引をしています。
chami
chami

米国債10年物利回りはどう変化したか

米国債10年物利回り
クリックでチャート拡大

上図は1998年以降の米国債10年物利回りのチャート推移です。
長期チャートなのでわかりにくいですが、コロナショック前、1.5%以上で推移していた金利は、3月9日には最安値0.36%まで大きく下落。その後、8月6日の0.5%を2番底に緩やかに上昇を続けてきました。それが、今年に入り上昇ペースが加速。3/8に直近最高値1.62%をつける過程で、特に金利上昇に弱いナスダック市場は急落。金利上昇の与える影響力を誰しもが実感しました。

今現在は、チャート的には、一目均衡表の転換線付近で高止まりしています。。

今後の見通し:私の基本的な投資に対する姿勢

まず、私の長期的な今後の見通しについてです。

基本的な景気動向に関する考えは、変わりません。米国の動向が最も大事であり、直近1~2年間は「強気」との考えです。

今後の世界経済=米国の見通し

  • 世界景気はなんだかんだいって、米国に左右される。米国の景気の方向性を最重視。
  • 米国ののワクチン接種効果により、米国景気は回復。これまで抑えられていた消費が回復⇒実体経済が回復に向かう。
  • 消費が回復することにより、徐々にインフレが進む。
  • 株式市場は金利上昇をにらみながら、高値を目指すが、金利上昇する度に右往左往する。
  • 為替市場はドル高傾向
  • インフレが2%に超える、或いは一時的に超えると、2020年から続く大胆な金融緩和の終わりが意識される。しかし、FRBはこの状況を見越し、2%を超えて上昇しても、失業者が十分減るまで金融緩和を続けると宣言。
  • 2021年中に雇用が十分に回復する見込みは薄い。早くて2022年。

金利と投資サイクルから読む、投資の方向性

上記のような考えに立ち、大方針として以下のような考えで投資をしています。

米国の景気回復時の投資戦略と注意点

  • 積立投資はコツコツ継続。株式・ETFの個別投資もそのまま保有を継続。レバレッジ投資も継続
  • 米国株式は既にかなり高い。まだ投資をやめるべきではないが何を買ってもいいわけではない。
  • 上昇が見込みやすい投資分野は、コロナを理由に需要が弱かった分野「エネルギー」「防衛」、及び、金利上昇で恩恵を受ける「金融」などのセクターへの投資を中心とする
  • 新興国にもお金が回り始める
  • コモディティも上昇する
  • 米国景気の最も大事なターニングポイントはFRBの金利引き締め。関連して、以下の点にも注意。
    • 米国債の金利動向
    • FRBの金利政策への憶測で市場は何度も動揺する
    • 金利引き締めが始まっても、すぐに株価下落&景気後退入りするわけではない(半年~1年)
  • バブルは必ず破綻する。コロナ回復景気はリーマンショック後からの回復のように長くは続かない
    • ただし、バブルはいつでもラストダンスの上昇が大きい。なぜなら、機関投資家は危険とわかっていても安易にダンス会場を後にできない。運用成績で他に負けるわけにはいかないから。
    • 上記理由により、個人投資家も早すぎるダンス会場からの退出もはよくない。相場が上がっていく中、全くポジションを持っていないことが精神的な負担を助長し、最悪な判断を下す可能性を高めてしまうから(人は貪欲)。個人投資家は、最後まで一緒に踊らず、いかにポジションを減らしていくかが問われる。

直近のポジション見直し:見直し内容

FXについては、今後も長期的に「ドル高」の傾向は続くと考えています。
しかし、FXはレバレッジ投資なので、もう少し短い時間軸での投資方針が必要です(基本的に現物投資は超長期、或いは、長期で投資し、レバレッジ投資は時間軸短めで投資をしています)。

一旦、金利情緒は一服。また、ドル円は、テクニカル分析の観点から、次に打つ手を考えるべきチャートポイントに到達しました。そこで、今週、以下のようにポジションの変更を行いました。

現在のFXポジション

※3/19追記部分を「赤字」で記載します。

❶ドル高進行を狙った2月から保有のドル円買いポジション ⇒全決済

❷一気に進んだドル高の戻りを狙う新規ポジション
 ドル円(USDJPY)    :売り ちょっとだけ売り増し
 ユーロドル(EURUSD)  :買い 何度か売ったり買ったりで結局買い
 豪ドルドル(AUDUSD)  :買い 何度か売ったり買ったりで結局買い
 ポンドドルドル(GBPUSD):買い

上記はすべて、長期ドル高トレンドと逆行するエントリーでし。故に、いずれも小ロット。様子を見ながら欲張らず決済する予定です。

❸チャートポイント的に面白そうな投資
 ユーロ豪ドル(EURAUD)  :買い
 ユーロポンドドル(GBPUSD):売り  ※後半でも追記

❹高金利スワップ投資
 トルコリラ円(TRYJPY):買い ※長期継続

判断理由

上記❶❸❹について補足説明します。

❶ドル高進行を狙った2月から保有のドル円買いポジション

ドル円チャート

上記はドル円の週足チャートです。
ドル円が、強い支持線である200週移動平均線に到達したため、決済しました(その後、様子を見てドデン売りを実施)。以下は、おおよその利益確定額です。

❸チャートポイント的に面白そうな取引:ユーロ豪ドル

ユーロ豪ドルチャート

上図はユーロ豪ドルの月足チャートです。現在、長期トレンドライン と 200週移動平均線 という2つの支持線付近でとどまっています。下落から反転上昇すれば面白いポジションになると考え、エントリー。
但し、リスクオン相場時は、パワーバランスが 豪ドル > ユーロ となりやすいため、ちょっと微妙。この傾向が続くようなら損切りを実施。

【追記】❸チャートポイント的に面白そうな取引:ポンドユーロドル

ユーロポンド週足チャート

上記はユーロポンドの週足チャートです。
ここしばらく0.85-0.86で停滞中。この水準は、過去にももみ合った水準で、レジスタンスとなっています。
しかし、なんとなく、下に抜けたそうに見えます。
ポンドの値動きがいいのに対して、ユーロは値動きが小さいこともあり、ポンドドル買いと同時に、ポンドユーロ売り。ポンドユーロ売りについては、このラインが越えられないようなら撤退します。

❹高金利スワップ投資:トルコリラ円

トルコリラ円チャート

上図はトルコリラ円の日足チャートです。直近のリスクオフでトルコリラ円は下落しました…
しかし、オーバーシュートはしたものの、200日移動平均線と一目均衡表の雲に支えられ反発しました。

これから高金利通貨投資を始めたいと考えている方、或いは、ポジションを増やしたいと考えている方にはいい投資タイミングだと思います。このままある程度上昇して、あまり不安なく放置プレイ運用できるようになることを期待しています。以下の記事では、強制ロットを避ける必要資金とリターンシミュレーションを行っているので、是非、ご確認を。

トルコリラ円 おすすめ口座ランキング(2021年2月スワップ実績)

1万通貨のトルコリラ円を1ヵ月保有した場合の合計スワップポイントのランキング。
1月に対し、2月は各社スワップポイントが200㌽以上増加!
順位は、上位3位が入れ替わりIG証券が躍進!

IG証券

月間スワップ合計
1,399円
くりっく365

月間スワップ合計
1,272円
LINE FX券
LINE証券
月間スワップ合計
1,226円
トライオートFX
インヴァスト証券「トライオートFX」
スワップ合計
1,189円

最後に

今回は、3月半ば時点における私の市場の先行きと投資方針、および、今週実施したFXポジション変更についてまとめました。

今回の金利上昇に揺れる株式市場を見て、もっとしっかり金利の勉強をしなければと痛感した次第。こちらは本などを利用し勉強します。
また、株式の長期投資が基本の王道であるとは理解しながらも、もう少し、仮想通貨界隈の最新の動きをウォッチし、新しく生まれる金融サービスの中からいいものを選択&運用していく方が、将来的には、資産形成の道がスピードアップと改めて感じています(気づくの遅すぎ😥)

何に注力するか、パワー配分をコントロールしながら、日々、精進したいと思います。

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この記事を書いた人

chami(チャミ)

chami(チャミ)

好奇心旺盛に楽しく生きるをモットーとする、弱小個人投資家。
身銭を切って、株/FX/CFD/仮想通貨など取引。以下の2点を投資の基本方針に、税・節約なども意識し、賢く資産を増やす方法を探求中。

・税制優遇制度はしっかり利用し投資
・市場を問わず、底値買いして一定期間保有

趣味は、海外旅行読書ジムサウナ
ライフ:気軽なバツイチ、おひとりさま女

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