年齢を重ねると、体力と同時に、体形・姿勢も徐々に衰えていくもの。
後ろ姿でおばさんかわかると言われますが、確かに猫背になったり、お肉がついて上半身が妙に丸みを帯びた体型・姿勢になるなど、悩みが多くなるものです。
そんな歳をとって背中や二の腕に年齢を感じているなら、今回紹介する「小指ダイエット」をやってみてもいいかもしれません。
キツイ運動はなし。日常生活にちょっとした「二の腕への意識」を高められるのが「小指ダイエット」。日常生活で小指への意識を向けることで、二の腕、姿勢を整えていこうというダイエットです。
今回は、田口 亮さんの著書「小指ダイエット」から、腕の筋肉を意識的に使って、二の腕引き締め&姿勢改善のポイントを学びます。
目次
簡単!小指ダイエットとは
女性の方、バックやグラスを持つとき、小指を使わずに持っていませんか?
マイクやフォークなどを小指を立てて持つ人は多いですが、それと同じようなことを日常生活でもしていないでしょうか?
著書によると、女性の多くは、日常生活において、親指を中心に物を握るクセがついていて、小指で握る癖がないそうです。
親指に力を入れると力こぶができる側に力が入りますが、二の腕側の筋肉は使いません。これが二の腕のたるみにつながっていくのです。しかも、小指を意識せず、親指に力を入れる生活は猫背にもつながり姿勢が悪くなっていきます。
日常生活の中で小指を意識して使うことで、二の腕の筋肉を使いましょうというのが「小指ダイエット」です。
小指ダイエットのメカニズム
親指が腕の力こぶ側や胸の筋肉など「体の表側」と連動しているのに対し、小指は二の腕や背中の筋肉など「体の裏側」の筋肉と連動しています。
つまり、だから二の腕や背中を引き締めたければ、「小指を使える」ようにして筋肉を動かしてあげればいいのです!
小指の使用で、二の腕・ウエスト・背中が引き締まり姿勢もよくなる
小指がしっかり使えるようになれば、二の腕の筋肉を通って体の背面へ刺激が伝わり、背筋が使われます。さらに、背筋が使えるようになれば、肩甲骨が正常な位置に戻り、猫背になっていた肩が本来の位置に戻り、姿勢が整う。すると、体のライン全体がきれいになっていきます。
この小指ダイエットのいいところは、日常生活に簡単に取り入れられること。
例えば朝の通勤時。
バックを持ち運ぶとき:
小指に力を入れてバックを握る
満員電車で:
親指と人差し指を伸ばして、小指を中心に小指、薬指、中指でしっかり持ち手を握る
簡単ですね。
簡単ダイエット法だけど、効果が出るには2週間~1ヵ月かかる
ゆるりと行うダイエットなので、即効性はありません。2週間から1ヵ月ぐらいは意識し続ける必要があります。
姿勢がよくなることで、肩こり改善などの効果も期待できます。
下記著作「小指ダイエット」の中には、効果的な運動方法も紹介されています。
日常生活のちょっとした動作改善で、ゆるりと気長にトライしてみては?
最後に
今回は、田口 亮さん提唱の「小指ダイエット」を紹介しました。
二の腕以上に姿勢を直したいという方は、PCやスマホ使用時の姿勢を正すことが大事。以下も参照ください。
また、私は、年齢を重ね、自分や身近な人の病気・入院を通じて、体の大切さを痛感。「人生100年時代」と言われますが、最も大事になっていくのが、「健康(健康寿命)」だと考え、只今、多くの健康本・ダイエット本を多読しています。
皆さんにも役立つ内容が多いと思います。是非、以下もご確認を!