
ノートパソコン使用で、肩こりや首の痛み、腰の痛みを経験したことはありませんか?
オフィス・自宅では外付けモニターを使用していても、外出先ではそれもできず、外出先でのノートパソコンのぞき込みで肩こり。その結果、仕事のパフォーマンスが落ちた経験がある方も少なくないはず。
そんな方にご紹介したいのが「貼り付け型のノートPCスタンド」。スタンド=置き台といっても、超薄型&超軽量な粘着貼り付け&折りたたみ式なので、外出が多い方、フリーアドレスオフィスで働く方、毎日自宅にノートパソコンを持ち帰る方には非常にオススメ。腕や首の負担が圧倒的に軽くなります。
肩こり防止に効く!おすすめの「貼り付け型 ノートPCスタンド」を紹介します。
目次
ノートPC利用で肩こりになる理由
さて、商品を紹介する前に、なぜ、ノートPCを使うと肩こりになってしまうのか。まずは原因を知ることが大事ですね。
猫背によるストレートネックに問題
ノートパソコンは持ち運びがしやすく便利な反面、姿勢が前傾姿勢(猫背)になりがち。
仕事やネットサーフィンなどに集中すると、前傾姿勢が長時間続くため、ボーリングの球ほどの重さのある頭の荷重がダイレクトに首や肩への負荷となることに。こうなると、通常、前を見ているときに、首の骨は30~40度程の湾曲をもって頭を支えていますが、前傾姿勢にあると、この湾曲がストレートになってしまう、いわゆる「ストレートネック」(下図:左)と言われる状態です。
スマホの長期利用も注意が必要
このストレートネック状態が長くなると、最初は軽い肩こりだったものが、腰痛、眼精疲労、頭痛、吐き気といった様々な症状を引き起こすことになります。「スマホ首」という言葉をよく聞くようになりましたが、スマホの長時間使用も、ストレートネック状態をさらに加速させ、ますます、肩こりに悩む人が増えているのです。
前傾姿勢(猫背)対策は、心構えだけでは治らない
ストレートネックは一度なってしまうと、なかなか元に戻すことが難しくなります。だからこそ、ひどくならない前に、姿勢を正すことが大事。
しかし、「姿勢を正す」といっても、ノートPCを使ってると、知らぬ間に前傾姿勢になってしまうもの。だからこそ、単に「正しい姿勢を保つ心構え」に頼るのではなく、姿勢が前傾しない環境を構築してしまうことが大事です。
ノートPCによる肩こり予防に薄くて軽い「貼るノートPCスタンド」
ノートパソコン使用時に姿勢を前傾にしないためには、頭を下げない→液晶画面の高さを高くできればいい。そんな問題解決に役立つのが「ノートPCスタンド」。中でもシールで張り付けるタイプは、スタンド(置き台)といっても、折りたたみ式で、軽くて場所も取らないので非常に便利です。
貼るノートPCスタンドの特徴・使い方
とにかく使い方は簡単。商品到着時はこんな感じで平べったい板状で、これが置き台として機能するのかと鬼門に思ってしまうほどですが、これが驚きの安定感。しかも、板状の台をノートPCの裏面に両面テープで張り付ければ完成です。
スタンドの構造はメーカーによって異なりますが、以下のモデル「Newanna ノートPCスタンド」の場合は、磁石式の折り畳みになっており、折り目に沿って折り込むとスタンドになります。



「貼るノートPCスタンド」を使った感想
何でもっと早く買わなかったの!
これが私は初めて使った時の感想です。
私も貼るノートPCスタンドの利用者ですが、外出時など持ち運ぶときは、スタンドを折りたためばそのまま一緒に持ち運べるのでとにかく便利。重さも全く気になりませんし、見た目以上にスタンド台は安定しており、キーボード操作時に不安定感を感じることはありません(耐荷重50kg)。むしろ、スタンドで角度ができたことで、ノートPCのキーボード自体も打ちやすくなります。
肩こりで体の不調を訴えるのは、損!自分の健康のためと思い、数千円、投資しましょう!
おすすめ「貼るノートPCスタンド」6選
それでは、ランキング形式でおすすめの「貼るノートPCスタンド」を紹介です!
1位:Tesmo Kickstand:ノートパソコン スタンド



わずか17g/2個の最軽量のノートPCスタンド。特別な粘着技術と特別な材料を採用。一度貼り付けたら落ちにくいのに、何度も貼り直せます。きれいにはがれるので、貼る位置も自在に変更可能。デスク・椅子によって変わる猫背になりやすいスクリーンの高さ調整も「貼る場所」を調整することで簡単に猫背防止が実現できます。
セパレートタイプなので、タブレットやスマホにも貼り付け可能です。
2位:MOFTノートパソコンスタンド


ノートPC用ではありませんが、上の商品はスマホ用の貼り付けスタンド。掛け立ちモード、横置きモード、縦置きモードの3つのスタンドモードで使用できます。
3位:Bluelpoungeフリップスタンド15インチ
4位:Newanna ノートPCスタンド
5位:Mini Dragon ノートパソコンスタンド
6位:MOFT ノートパソコンスタンド 兼 持ち運び用バック


ノートPCを使うときはPCスタンドとして、持ち運ぶときは、持ち運びバックにもなる優れもの。
ケースサイズは、12~13インチ用、13.3~14インチ用、15~16インチ用と、ノートPCのサイズに応じて選べます。
自宅・オフィスの利用には、外付けモニターの導入も検討しよう
さて、上記で紹介したような、ノートPCスタンドを利用すると、ノートPC1台でも肩こりはかなり軽減します。
しかし、もし、オフィスや自宅で長時間ノートPCを利用するなら、外部ディスプレイを1台or2台導入されることをお勧めします。理由は、外部ディスプレイの方が、断然、前傾姿勢にならずに済むからです。
ディスプレイ自体はフルHDでも1万円ちょっとで購入が可能。さらに欲張って複数のモニターをつないでマルチモニター化すれば、画面が広くなることで仕事効率がアップするという利点もあります。肩こりでマッサージや接骨院などに通う時間と費用を考えるなら、安い投資と言えるのはないでしょうか。
おすすめフルHDコスパ抜群デイスプレイ
以下は、フルHD(1920×1080)、23インチ以上でありながら、コスパ抜群のモニターをセレクトしました。
この価格なら、2画面以上のマルチディスプレイをして仕事の効率アップをしたいとお考えなら、以下の記事に、ノートパソコンでも簡単にマルチモニター化を実現する方法を紹介しています。
また、フルHDより4k画面モニターがいいという方は、以下の記事をご参考に。
最後に
さて、今回は、肩こり予防になるおすすめの「貼るノートPCスタンド」を紹介しました。
いくら収入UPのために仕事を頑張り資料作成等に励んでも、その分をマッサージや医療費に使ってしまうようでは何のために仕事を頑張ってるのかわからなくなります。
健康を守るのはご自身です。仕事の合間のストレッチに努めると同時に、健康を害さなくても済む環境を整えるように配慮をしましょう。