女優の石原さとみ(31)さんとの熱愛が『週刊文春』で報じられたIT企業「SHOWROOM」の代表取締役社長・前田裕二さん。

風貌は失礼ながらホストのようではありますが、ライブ配信サービス「SHOWROOM」を立ち上げた気鋭の起業家。見た目とギャップがありビジネスに情熱のある方です。

8歳で両親を亡くし、貧乏だった小学生の頃に路上ライブで生活費を稼いだ貴重な体験をヒントに、仮想空間でアイドルやアーティストへの“投げ銭“ビジネスを確立された方です。

只今、Amazonベストセラー。Amazonプライム会員なら無料で読めるので、さっそく読んでみました。

【書評】人生の勝算(前田 裕二 著)(★3)

上述の通り、ビジネス立ち上げのきっかけは、学生の頃に路上ライブで生活費を稼いだ貴重な経験があります。

自分の歌がうまくなったわけではないのに、通りすがりの観客が常連さんになってくれる過程があるという。

それは、お客さんと「絆」がつながるとき。

通りすがりのお客さんが、会話のキャッチボールが成立するコミニケーション可能範囲に入ってきてくれて、その後、リクエストをくれ、次第に大事なお客さんに代わっていく。

それを実現するべくして立ち上げたのが、「SHOWROOM」。

「SHOWROOM」が目指すのは、お客さんとの「絆」。本書では、それを以下にして立ち上げたか、熱い努力が語られています。

Chamiが最も本書でうなづいたこと

さて、私が最も本書でうなずいたのは、彼が好きだというどこにでもあるスナックの話。

どんな町にも、外からみるとお客さんはいるのかな~と見えるスナックがありますが、なぜ、スナックはつぶれないのでしょう。

それは、なぜか生まれる狭い店内で強いコミュニティが生まれるから。

スナックにいくとわかりますが、出てくるのは、アルコール以外は、簡単なお通し、乾き物。しかも、とびっきりの美人ママが経営しているわけでもなく、どこにでもいそうなおばさんが、ちょっと厚化粧し、数人の女の子(といってもおばさん)と店を切り盛りしているだけ。

おいしい食事も、きれいな女性がいるわけではありません。

でも、男性は、狭い空間の中で自然と行われるママや女の子と会話を求めてやってくるんです。

お客さんはママに「このババぁ~」などと汚い言葉を浴びせながらも、「今月、お店が苦しそうだからボトルを1本多く入れてあげようとか」とか、「女の子にビール御馳走してあげようか」とか「お客さん紹介してあげようか」などと、支えてくれるんですよね。

普通のファミレスだったら絶対にありえないことですが、お店の空間を大事に思い、お店目線で手助けしてくれるんです。

こんな空間、スナックという形でなく、自分でも作り出せたら素敵だなぁ。そう、思ったのでした。

人生の勝算

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