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数日前、楽天銀行から以下のようなメールを受け取りました。

特定の条件に該当するお客さまに限り、以下の優遇金利を適用させていただきます。
なお、本優遇金利は、2017年07月24日から2017年08月10日までのお預入れ分に適用されます。
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■外貨定期預金 豪ドル 預入期間 7日
 年25% (税引後 年19.92%)
 ※円普通預金からの預入時のみ。
 ※表示の金利は年利です。表示の金利は満期日まで適用いたします。
 ※ログイン後画面「外貨預金」→「外貨定期預金」メニューより
  『優遇金利』と表示されていることをご確認の上、お預入れください。
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1週間の外貨定期預金とは言え、年25%とはインパクトあります。
でも、なんで、こんな高額な金利がつけられるのでしょう?
高金利に飛びつく前に、100万円を貯金したらどうなるか考えてみます。

豪ドル金利25%定期(1週間)はお得?

金利計算に利用したのは、じぶん銀行の外貨定期預金シミュレーター
最低預入期間が1ヶ月までしか選べないので、金利25%で1ヶ月預入でどうなるか計算してみます。

 シミュレーションの前提
現在の為替レート水準をもとに、100万円を円貯金から豪ドル定期(金利25%)に1ヶ月預入、満期時の為替レートは預入時と同水準とします。
ただし、楽天銀行の場合、外貨貯金にかかるが為替コストが片道45銭。つまり、往復で90銭の為替差損が生じます。

よって、計算上は、現在の1豪ドル円=88.64円(2016年7月25日時点、TTS)に対し、87.74円で豪ドル→円に転換することにします。

 計算してみよう、その結果は・・・
計算入力値

計算結果

損益分岐点

1ヶ月定期なら、6500円ぐらいののプラスが出ます。しかも、今回の楽天銀行の預入期間は7日なので、7/31倍すると1468円となります。
つまり、豪ドルが下落すればあっという間に金利差益は吹き飛びます。

 個人的な結論
優遇金利なら多少の利益は出ますが、為替コストが90銭とは大きすぎます。超短期の優遇金利ではリスクに対するメリットが小さすぎるといえます。

優遇金利を宛にするぐらいなら、為替コスト(スプレッド)が安いFXを利用し、値上がりしたら売却すべきと考えます。

高金利通貨への投資を考えるなら、別の通貨も考慮しよう

以下は、2017年6月現在の高金利通貨国家の政策金利ランキングと金利推移です。
豪ドルは金利の高い通貨として認識されることが多いですが、現在、豪ドルは対して高金利とは言えません。
現在、金利が高いのは、ブラジル、トルコ、南アフリカ、メキシコなどの新興国通貨です。

各国政策金利
ブラジル 13.00%
トルコ  8.00%
南ア   7.00%
メキシコ 7.00%
NZ   1.75%
豪州   1.50%
日本   0.10%
政策金利の推移

高金利通貨にご興味があるなら、タイミングを計って以下の通貨への投資を考えてみてはいかがでしょうか?

高金利通貨 ブラジルレアルへの投資
高金利通貨 トルコリラへの投資 ←最初にはじめるならコレ
高金利通貨 メキシコペソへの投資