iPhone15、4キャリアの買い替えプログラムを利用すると、どこが安い?利用すべきか、私の考え

iPhone 15への機種変更。端末価格が高くの大きな乗り換えコストが発生します。

これら初期コストを軽減するために、4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)は、、端末を一定の期間(基本2年)使用後、翌月に機種を返却して買い替えることを前提とした「スマホ買い替えプログラム」を用意しています。

これらを利用すると、確かにiPhone購入費用は抑えられます。これらを利用すると、どのキャリアが安いでしょうか?

そして、それ以前に、そもそも「乗り換えプログラム」を利用すべきでしょうか。私の考えをまとめます。

[スポンサーリンク]
Audible 2か月体験無料
聴き放題対象本:おすすめビジネス書・自己啓発書  おすすめ小説

【比較】iPhone15の本体価格&価格差

iPhone 15のApple+キャリア・Amazonの販売価格
iPhone 15シリーズはを取り扱う、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアの本体単体価格とSIMフリー(Apple、Amazon)との価格差は以下の通りです。

容量SIMフリー
Apple
Amazon
ドコモauソフトバンク楽天モバイル
iPhone 15本体価格
128GB124,800円149,490円145,640円145,440円140,800円
256GB139,800円172,040円166,780円166,320円161,800円
512GB169,800円212,300円206,930円206,640円199,800円
iPhone 15本体価格のAppleとの価格差
128GB+24,690円+20,840円+20,640円+16,000円
256GB+32,240円+26,980円+26,520円+22,000円
512GB+42,500円+37,130円+36,840円+30,000円

4キャリアでは「楽天モバイル」が最安。Amazonは1%ポイント還元付

上記の結果の通り、4キャリアの中では、iPhone 15の全モデルで「楽天モバイル」が最安です。

また、Amazonは、Appleと価格が同額ですが、Amazonの場合は1%の還元ポイントがつきます。(現在は、売り切れで確認できませんが)。

4キャリアの「買い替えプログラム」

4キャリアの「買い替えプログラム」

では、4キャリアの「買い替えプログラム」はどのような仕組みでしょうか。
比較しやすいように簡潔にポイントのみまとめました。

ドコモ

ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」で、24回払いで支払い、25カ月目までに返却すると、端末ごとに設定された24回目の「残価」の支払いが免除されます。また、プログラム早期利用料を支払って13カ月目までに返却する選択肢も用意されています。この場合、13カ月目~23カ月目の支払いが免除され、1年でお得に機種変更が可能になります。

au

auの「スマホトクするプログラム」では、24回払いで支払い、25カ月目までに返却すると、端末ごとに設定された24回目の「残価」の支払いが免除されます。
また、11月30日までに購入すると、分割払いの最終回分の支払いから、免除額を5,060円増額しています。

ソフトバンク

ソフトバンクの「新トクするサポート」では、48回払いで支払い、25カ月目に端末を返却すると、残りの支払免除されます。つまり、シンプルに実質半額で利用できることになります。

楽天モバイル

楽天モバイルの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」では、48回払いで支払い、25カ月目に端末を返却すると、残りの支払免除されます。つまり、シンプルに実質半額で利用できることになります。

【まとめ】最終端末価格

価格は各社とも、キャリア乗り換え(MNP)の場合が最も安くなります。また、au、ソフトバンク、楽天モバイルはオンラインショップでは、契約種別によって異なる割引施策を実施しており、これによってもお得度合いは変わってきます。

ただ、キャリアのモデルケースで比較すると、最も安いキャリアは以下のようになります。

容量最安キャリア価格
iPhone 15
128GBau49,760円
256GBau60,570円
512GBドコモ79,211円
iPhone 15 Plus
128GBau58,730円
256GBau69,770円
512GBドコモ84,095円
iPhone 15 Pro
128GB楽天モバイル70,880円
256GB楽天モバイル83,888円
512GBドコモ93,379円
1TBドコモ102,905円
iPhone 15 Pro Max
256GBドコモ88,737円
512GBドコモ98,263円
1TBドコモ106,810円

ただし、私個人としては「買い替えプログラム」は勧めません。

キャリアの「買い替えプログラム」を勧めない理由

キャリアの「買い替えプログラム」を勧めない理由

ここまで、キャリアの買い替えプログラムを利用した場合の最安結果を紹介しましたが、端末価格だけで比較しても意味はありません。

もし、端末を一括購入できる余力があるなら、私は「買い替えプログラム」を勧めません。理由は2つあります。

❶「2年縛り」は厄介
❷端末価格+通信費をトータルで費用を安くしないと意味がない

以下で、それぞれ解説します。

「2年縛り」は厄介

そもそも、「2年縛り」は厄介です。

かつては、2年使用するとバッテリ消耗が激しかったり、本体落下などで故障・傷もつきやすく、2年ぐらいたつと買い替えたくなりました。しかし、iPhoneの堅牢性は高くなり、バッテリーは寿命も良く、また、破損・キズもつきにくくなりました。普通に使用していれば、2年経過しても十分使えます。コストを抑えたい方にとっては不向きです。

逆に、新iPhone発表の度に、端末を買い換えていきたい方にも不向きです。

端末価格+通信費をトータルで費用を安くしないと意味がない

端末価格と通信費を合わせて、全体で料金を抑えることが重要だからです。さらにいうと、万一に備えるスマホ補償も加味してトータルで安くする必要があります。

個人的には、以下の方法がベターだと考えます。

端末・通信費を安くする、私の基本方針

端末    :SIMフリー版を単体購入、旧機は下取りに出すAppleAmazonで買う
通信・通話料:データ通信料・通話料トータルで安いキャリアを選ぶ楽天モバイル
スマホ補償 :AppleCare+は利用しない。代替策で補完する

具体的な方法は以下の記事で紹介しています。

端末+通信費まとめてキャリアを選ぶなら「楽天モバイル」

端末+通信費まとめてなら「楽天モバイル」

上記方法の問題点は、端末購入先とキャリアを分けると個別の手続きも増える点です。また、人によって、初期にiPhoneの端末代金を一括で支払うのが困難という方もいるでしょう。

これらの問題を回避したいなら、端末とキャリアを一緒にまとめて、端末購入+通信費を維持するなら最も、最もリーズナブルなのは「楽天モバイル

通信費

通信料は、以下利用で安くなります。WiFi環境で利用すれば、毎月の支払いを1,078円を抑えることも不可能ではありません(過去実績あり)。

項目ポイント還元内容
データ通信Rakuten最強プラン3GBまでは月額1,078円(税込)
20GB超過後は月額3,278円(税込)
パートナー回線(au回線 800MHz)の高速通信も無制限利用
通話Rakuten Linkアプリで無料通話

貯まったポイントで支払が可能

楽天モバイルなら、貯まったポイントで楽天モバイルの支払いができます。また、楽天モバイル契約者なら、楽天市場のポイントが最大+3倍となり、ポイントも貯めやすくなります。1,000円程度なら、楽天ポイント払いで支払うことが可能な月もあるはずです。楽天ふるさと納税で税金の先払い(実際には、控除ですが、同等の価値あり)すれば、無駄な消費にもなりません。

楽天モバイル
楽天モバイル✕楽天ふるさと納税

キャンペーンを利用

楽天モバイルの「最大19,000ポイント還元」キャンペーンで安くすることもできます。

項目ポイント還元
iPhone購入&初めて楽天モバイル契約9,000円
楽天モバイル買い替え超トクプログラムでiPhoneを購入
&iPhoneの下取り成立
5,000円
対象iPhone購入+iPhone7~8世代、Xを下取り5,000円
合計19,000円

iPhoneを一括購入をした方が支払いがすっきりし、毎月の支払いは通信費だけで済みますが、一方で、iPhoneの一括購入が難しい場合、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用すれば、48回払いで初期購入コストを減らすことができます。

この場合、本体代の支払いは、「48回払い」となり、24回分払ったら、いつでも最新の製品に機種変更可能となります。25カ月目以降は、最新機種に乗り換えるために下取りすれば、最大残りの支払いは不要。そのまま、25カ月目以降も継続して利用することもできます。

25か月目以降は、新機種で搭載される機能の魅力やお財布などと相談しながら決める感じでしょうか。

申し込みはオンラインがリーズナブル

申込に当たっては、店頭に行くより、オンラインでの申し込みがリーズナブルです。
オンラインなら、店頭に行く必要もなく、不要な売り込みを受けることがありません。時間というコストを安くできます。

また、自分で設定することで、様々な気づきがあります。スマホを便利に使いこなすためにも、自分で設定してみることは重要です。最初は不安かもしれませんが、実際はさほど難しくありませんので!