ビールや清涼飲料も…食品値上げ、10月 今年最大の「値上げラッシュ第三波」が家計を襲う。家計負担は食品だけで"年間7万円増加" 

2022年は値上げラッシュ。スーパー・コンビニ・ドラッグストアに行くたびに、食料品・生活日用品の値段が上がる現状に、気持ちが荒む人は私だけではないはず。

2022年に続いた食品の値上げラッシュは10月が山場。

帝国データバンクの調査によると、今年に値上げとなる累計2万品目超のうち約3分の1が10月に集中。10月は「値上げラッシュ」の第三波が家計を襲い、年内最多の 6500品目で値上げが予定されていると報告されています。
帝国データバンク 特別企画:「食品主要 105 社」価格改定動向調査(9 月)

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10月の値上げラッシュの第三波のインパクト

これまでも十分、値上げラッシュを実感してきた我々の生活。では、今年最高の値上げラッシュとなる「10月の値上げラッシュの第三波」は、どのぐらい、家計にインパクトがあるものなのでしょうか。
帝国データバンクの報告をより詳細に見ています。

年内最多の6500 品目で値上げ予定

10月 今年最大の「値上げラッシュ第三波」:年内最多の6500 品目で値上げ予定

年内の様々なモノ・サービスで値上がりの中でも、何とか踏みとどまってきた食品各社
❶原材料価格高騰、❷円安、❸原油高 の「三段構え」のコスト増で、長年価格を据え置いてきた食品なども価格改定を余儀なくなっています。続く値上げで、今のタイミングなら、値上げも実施しやすいという雰囲気の醸成も相まって、値上げ・再値上げを行う企業・品目が続出します。

上のグラフは、月間の食品値上げの品目数の推移。10月は突出して値上品目が多いことが一目瞭然です。

上場する主要飲食料品メーカー105 社の、2022年以降の価格改定計画(値上げ、実施済み含む)は、8 月末までに累計2万品目を超えています。そこに、10月は約6500点の値上げが実施予定となっています。これは、年内値上げの1/3に当たります。

10月は、ビール・飲料の値上げ相次ぐ

10月 今年最大の「値上げラッシュ第三波」:10月は、ビール・飲料の値上げ相次ぐ

10月は既に値上げが実施されているマヨネーズやハム・ソーセージなどに加え、ビールや清涼飲料の値上げが特徴です。

以下は、その一例にすぎません。

画像引用:産経新聞

食品の値上げによる家計負担は年間7万円増加

帝国データは、食品の値上げによる1世帯当たりの家計負担額は、食品だけで年間で7万円近く増えると試算しています。あくまで「食品だけ」での負担増であることに注意が必要です(その他、日用品、エネルギー代などは別です)。

■食品の値上げによる1世帯当たりの家計負担額
1カ月当たり:平均5730円
年間    :68,760円増加

なお、値上げの中でも値上げが激しいのは「加工食品」。値上げ率も平均で16%に達しています。しかも、年後半にかけて大幅に値上がりする食品が多いことが特徴です。

最後に:低所得世帯ほど厳しくなる

エンゲルの法則 ——— 所得が上昇するにつれて、エンゲル係数は低下する

エンゲル係数とは、家計の消費支出に対し、食費がどれくらいの割合を占めているかを表す数値です。上記言葉を裏返せば、「低所得世帯ほど、エンゲル係数は高くなる」ということであり、10月に家計を襲う今年最大の「値上げラッシュ第三波」のインパクトは大きくなります。

値上げの波は10月でピークアウトとなりますが、現状を鑑みるに、しばらくは値上がった価格はしばらく維持され、さらに、遅れて値上対応した企業の品々がそれに加算されていくことになります。

これを覚悟しておくことが、各世帯に求められます。

保存が可能な食品・飲料は値上げ前に購入を

値上げ前に購入を

上記の通り、10月はこれまで以上に値上げの衝撃が私たちの家計を襲います。
これに対抗するには、節約も必要ですが、食品・飲料は節約にも限度があるので、値上がる前に買っておくことが先決です。

Amazon:飲料・食品・アルコール

保存が効く商品と言えば、「防災用の保存食」がありますが、これらも軒並み値上げとなります。
防災用食品というと仰々しいですが、普通に食べるようなもの、レトルトカレー、缶詰、カップスープ、健康食品、菓子、フリーズドライ商品など全般に値上げの影響が及びます。まずは、ご自身の目で確かめてみるといいでしょう。

Amazon:防災対策にもなる食料品(カップ麺、カップスープ 他、いろいろ)

詳細は以下の記事で解説しているので、記事に記載した食品(メーカー品)などは値上げ前に買っておくことをおすすめします。