昨日、国民年金保険料のクレカ納付額通知書が届きました。

「令和4年度・令和5年度」分の2年前納で、支払額は「382,780円」。
納付日は通常4月末日ですが、4/30が土曜日のため、週明け5/2(月)が立替納付日となります。

現金・クレジットカードで支払う場合は、毎月払うよりも納付額が14,540円安くなります。
金額的には、口座振替を選んだ方が安くなりますが、クレジットカードのポイント分を加味すると、実質支払額はクレジットカード払いの方が得になります。
2年前も2年前納しましたが、当時の納付額は383,210円だったので、前回より430円、安くなっていますね。

クレカ払いで2年分前納でいくらお得になるかは、詳細は以下の記事にて解説しているので、ご存じない方はご確認を。

ただ、事前にわかっていることとは言え、2年分の一括納付の金額はインパクトがあります…

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国民年金保険料のクレカ払いするには

国民年金保険料のクレカ払いするには

この記事を読んで、国民年金保険料のクレカ払いについて知った方もいると思います。クレカ前納するにはどのようにしたらよいでしょうか?

今から申し込みが可能なのは今年後期分の6ヶ月前納

今から、前納払いにしたい!と思われた方もいるかもしれませんが、残念ながら申込期日は以下のようになっています。

クレカ払い申請:申込期日

2年前納、1年前納、6カ月前納(4月~9月分)前納 ⇒2月末までに申請
6カ月前納(10月~翌年3月分)⇒8月末までに申請

4月時点で申込可能なのは、6カ月前納(10月~翌年3月分)のみ。
合計納付額は98,730円で、毎月納付よりも810円安くなります。

申請期日は8月末までで余裕がありますが、忘れてしまうので、すぐに申請をしておく方が安心です。
手続き方法は、管轄の年金事務所に「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を郵送(事務所に直接持参も可)するのが最も簡単です。
申出書の様式をリンク先からダウンロードで入手できます。
国民年金関係届書・申請書

支払いクレカ払いには注意が必要

国民年金保険料をクレカ払いにするメリットは、ポイントが付くことです。しかし、クレジットカードによっては、税金・社保払いではポイントがつきません。

例えば、以下の年会費無料のカードでは次のようになっています

LINEクレカ、dカード、三井住友カード(NL)⇒ポイントがつかない
楽天カード⇒500円ご利用につき1ポイント=還元率0.02%と還元率が非常に低い

ちなみに、LINEクレカと楽天カードは今後さらなる還元改悪となります。メインカードにされている方は、もっとお得なカードに見直した方がいいかもしれません。

普段使いはもちろん、年金保険料払いで最もお得なカード

年会費無料で日常利用でも使いやすく、ポイント経済圏もしっかりしていて、かつ、国民年金払いでもお得なカードをお探しなら、還元率1.2%リクルートカードがおすすめです。

高還元率カードを持っていない方は、メインカードの見直しをされることをお勧めします。
コツコツですが、この積み重ねが大きな支払額の差につながります。

毎月の国民年金保険料を少しでも安くするには

前納が難しく、毎月払いをされる場合は、「バーコード付き納付書×nanaco払い」で、年金保険料・税金・公共料金などの支払いを若干安く支払えます。

私が実践しているnanaco払いによる税金・社保払い方法は以下の記事で紹介しています。

最後に

今回は、国民年金保険料のクレカ前納払いについて紹介しました。

将来は年金が減る可能性はありますが、それでも、自分の老後を支える老後の大切な収入になります。また、国民年金保険料は非課税で投資ができるiDeCoを始めるにあたっても、支払い必須です。
少しでも安く支払って、支出を押さえると同時に、現役世代の内から年金受取戦略を考えておくと、月々の年金受取額を増やすことにもつながり、老後に対する不安が減らせます。

私の年金出口戦略については以下にまとめているので、一つの考え方として参考になれば幸いです。